美しい赤とは
刀とかがあった昔っぽい雰囲気です。
ちょっとだけ血が飛んでるので苦手な方は注意して下さい。
「おっとすげぇ血しぶきだねぇ」
「ほんともうちょっとうまく斬れないの?」
「いや わざと わざと」
「・・・・・・なんで?」
「いやさ 綺麗だと思わねぇ?」
「・・・・・・なにが?」
「だから血の赤がさ」
「・・・・・・・」
「黙るな 黙るな」
「・・・・なんかキモイよ」
「言っとけ」
「でもさ こんな何だかよく分からん奴の血でも綺麗なんだからさ」
「・・・・・・・・・」
「愛する人 とかそんな奴のだったら もっとこうさ」
「キモイよ」
「かーーー! なんか興奮してきたねぇ」
「キモイよ」
「ってわけで 楓ちゃん 斬らせてくれない?」
「・・・・・・マジで最高にキモイよ」
「だめ?」
「・・・・・・っていうかうざいし僕が斬ってもいい?」
「・・・・・・・」
「なんで黙るの?」
「いや 斬られてみるのも 案外気持ち良さそうだなって」
「・・・・・・前向き」
「ってわけで さぁ楓ちゃん おれを斬ってみろ」
「・・・・・・」
「さぁ さぁ」
「なんか色々無理」
「来い 来い こぉい!」
「・・・僕 疲れたから帰る」
「ん そう?じゃあ俺もかえろ」
「またね」
「おう」
会話だけですみません。
こーゆーノリが好きです。