第50話 伊豆ダンジョンの大決戦(終)
「リオンのダンジョン配信、伊豆編クライマックス! チーム『スターライト』、ブルーファングと一緒に伊豆ダンジョン二階で武者修行! ミリアちゃんのブロンズ級、斎木さんの魂を胸に、大団円だ! 視聴者のみんな、応援よろしくね!」
ドローンが伊豆ダンジョン二階の海底洞窟を映す。
青白いヒカリゴケが輝き、サンゴと海藻が揺れる幻想的な戦場。
リオン、ミリア、マナミはアダマンタイトの軽鎧をまとい、マジック・バッグを肩に気合十分。
サキ率いるブルーファングのトオル、ルナも戦闘態勢。
『スターライト、ブルーファング、最強!』
『リオンちゃん、伊豆で炸裂!』
『ミリアちゃん、ブロンズ級の伝説!』
リオンが純魔銀のショートソードを構え、スカイブルーの瞳で仲間を鼓舞する。
「みんな、伊豆ダンジョン二階はシーモンスターの巣! スターライトとブルーファングで、新しい明日を切り開く!」
ミリアがミスリウム・ソードを握り、アンバーの瞳に決意を宿す。
「リオンさん、兄の魂、この海底で響かせる! ブロンズ級の私、全力でいくよ!」
サキがレッド・メタルのダガーを抜き、バイオレットの瞳でニヤリ。
「リオン、ミリア、ブルーファングも本気だ! 伊豆のモンスター、まとめて倒す!」
マナミがマジック・バッグを掲げ、エメラルドグリーンの瞳を輝かせる。
「お兄ちゃん、ミリアちゃん、ポーターのバッグ、ポーションと戦利品の分の空き、準備OK! 視聴者のみんな、ポーターの活躍見ててね!」
冒険者ギルド伊豆支部にいる山田マリコが通信で猫耳を揺らし任務を伝える。
「スターライト、ブルーファング、二階のボス級シーモンスター『アクア・リヴァイアサン』討伐任務よ! 素材回収と安全確保、頼んだ!」
「マリコさん、了解! 視聴者のみんな、スターライトとブルーファング、リヴァイアサンをぶっ倒すぜ!」
二階の深部に進むと、アクア・リヴァイアサンが姿を現す。
体長十五メートルの海竜型モンスターで、鋭い牙と水流を操る尾が襲いかかる。
リオンが剣技で水流を切り裂き、ミリアがサンダーボルトを剣に纏わせ突進。
「サンダーボルト、くらえ! 兄の剣技、海で炸裂!」
雷撃がリヴァイアサンの鱗を貫き、サキがダガーで急所を狙う。
トオルが盾で牙を防ぎ、ルナが風魔法で水流を乱す。
マナミが火炎瓶を投げ、鱗を焼き払う。
僕が剣に魔力を集中し、核を狙う。
「スターライトの剣、くらえ! リヴァイアサン、フィナーレだ!」
剣技が炸裂し、リヴァイアサンの核を突き刺す。
モンスターが海底に沈み、洞窟に静寂が戻る。
マナミが魔力結晶と鱗をマジック・バッグに詰める。
視聴者数が四万八千人に急上昇、コメントが『スターライト、ブルーファング、最高!』で埋まる。
「みんな、リヴァイアサン撃破! スターライトとブルーファング、伊豆で武者修行完結!」
冒険者ギルド伊豆支部に戻り、マリコが戦利品を評価する。
「スターライト、ブルーファング、ボス級討伐、完璧! リオンちゃん、配信もバッチリ!」
ミリアがミスリウム・ソードを握り、涙を浮かべる。
「リオンさん、マナミちゃん、サキさん、兄の魂、伊豆の海に届いた……! ブロンズ級、次はシルバーだ!」
サキがリオンに肩を叩く。
「リオン、スターライトとブルーファング、伊豆でも最強! 次は富士樹海だな!」
マナミがマジック・バッグを掲げ叫ぶ。
「お兄ちゃん、ミリアちゃん、ポーターのバッグ、戦利品満タン! 次もガンガンいくよ!」
リオンがカメラに向かい、シルバーホワイトの髪をなびかせ叫ぶ。
「視聴者のみんな、応援ありがとう! スターライト、ブルーファング、伊豆で大団円! TS病も斎木さんの魂も受け入れ、僕らは次の冒険へ!」
伊豆の海がスターライトの勝利を祝福する。
配信を締め、コメントが『スターライト、永遠に!』で溢れた……。
■エピローグ
静岡の春の夜、伊豆の海辺でスターライトとブルーファングはキャンプファイヤーを囲む。
波音と焚き火の音が響き合い、星空が彼らの冒険を優しく照らす。
リオンがシルバーホワイトの髪を風になびかせ、スカイブルーの瞳で仲間を見つめる。
「みんな、静岡から伊豆まで、めっちゃ濃い冒険だったね。斎木さんの名誉、ミリアちゃんのブロンズ級、TS病の真相……スターライト、ブルーファングで掴んだよ!」
ミリアがミスリウム・ソードを手に、貝殻を拾い上げる。
「兄の想い、みんなが繋いでくれた。ブロンズ級は始まりにすぎない。リオンさん、マナミちゃん、これからも一緒に!」
マナミがマジック・バッグを掲げ、エメラルドグリーンの瞳を輝かせる。
「お兄ちゃん、ミリアちゃん、ポーターのバッグ、いつでも準備OK! 次は富士樹海? 御殿場? どこでもいくよ!」
サキが金髪を揺らし、バイオレットの瞳で笑う。
「リオン、スターライトとブルーファング、これからも最強タッグだ。マギテックの闇を暴いた次は、もっとでかい伝説作ろう!」
「それは、この前も聞いたぞ」
みんな、どっと笑う。
トオルとルナが頷き、ルミナスの小野田さんが果実ジュースを掲げる。
「スターライト、ブルーファング、保守派の誇りだ。斎木直樹の魂、俺たちも忘れない」
リオンがドローンを操作し、キャンプファイヤーと仲間たちを映す。
視聴者数が五万人を突破し、コメントが『スターライト、最高の冒険!』で埋まる。
リオンがカメラに向かい、最後のメッセージ。
「視聴者のみんな、応援ありがとう! スターライトはTS病も、斎木さんの魂も受け入れて、自分らしく冒険する! 次のダンジョンで、また会おう!」
星空の下、スターライトとブルーファングの笑顔が輝く。
伊豆の海が、僕らの新たな旅立ちを静かに見守る。
スターライトの物語は、ここからまた新たな伝説へと続く。
■END




