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日常のツナ  作者: ツナのともだち
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遅延

 電車が止まってしまった。


 母親に遅刻の電話をするよう、頼んだ。あとは動くのを待つしかない。

 三十ほどで電車は動き出したが、激しく混んでいる。こんな混んでいたら、いくらかわいくないあたしでも危険だろう。何本も続けてくるのでしばらく待った。


 学校に着いたのは一限が終わった休み時間。

 教室に行く途中でたまたま奴にあった。


 今、登校?具合が悪かったのか、と聞くから、電車が止まったんだよ、と答えると、ならよかった、と行ってしまった。


 いいわけないだろ。たいへんだったんだよ。こいつ、ホントにデリカシーがないな。そんなん、付き合っている彼女に言ったら、激怒されるぞ、などと思いながら教室に入る。


 電車止まったんだって? たいへんだったねー、の声に、いやーまいったよ、と答えながら、これだよ、これ、これがほしかったのに。


 心の底からそう思った。

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