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日常のツナ  作者: ツナのともだち
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台風接近

 台風が接近している。


 線状降水帯が発生して、大雨が降っている。けれど、学校は休校にならなかった。登校時間には警報は出ていなかったからだ。


 足元ずぶ濡れで、教室に入ったら登校していたのは三分の一もいなかった。なんだ、休んでもよかったのか。それじゃあ、家でゆっくり寝てればよかった、そう思うけど、家にいてもなぁ。


 教室の後ろで靴を乾かし、体育館履きを履く。


 欠席者も多いので、授業もできず、雑談タイムだった。これはこれで、いいんじゃないか?


 生徒の数も少なくて、センセーも少なくて、午前中なのに放課後のよう。


 学校なのに、授業なのに、なんか自由に過ごしていい、不思議な一日。



 奴は休みやがった。


 午後、雨は止んだ。不思議な一日がもうすぐ終わる。




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