30万ヒットお礼 異世界召喚(女性)主人公に突撃内情調査!
だいぶ遅れましたが、30万ヒット感謝企画をお届けします。質問は立羽オリジナルです。ではでは、どぞっ。
Q. まず、自己紹介と飛ばされた世界の名前、そして大まかな時代背景を説明されたし。
「名前は宮永由那。性別は女です。家族構成は…まあいいです。
地球からリヴィルに突然呼ばれた? うーん、落とされた? まあ…、そんなようなものでしょうね。あの場合。
リヴィルの文化は、地球で言う15~16世紀辺り。ここ十数年で帆船の技術が格段に進歩し始めたところといった感じなので、現代の地球ほど科学文明は高くないです。
でも、この世界には巫術という魔法に近い術が存在するので、地球より便利な点は多々あるかもしれないですね」
Q. 2問目から突っ込んだこと聞くけど、月のモノってどうしてます?
「…………………(にっこり)。
……ええと、ああ。アレ、ですか? というか、序盤からそんなこと聞きますか、普通。
そう…、ですね。私は時の巫術が使えるので、体の中の時間をちょっといじったり、色々調節してます。心配無いですよ」
Q. のっけから失礼を。じゃあ、今度は普通の質問。お風呂とかどうしてます?
「上下水道はしっかり設備されてます。数日前まで滞在していたレハスの町では毎日お風呂に入ってました。
ちなみに、日本の温泉のような施設はありません。この世界の人たちは共同にお風呂に入るという意識はまったくないですね」
Q. それじゃあ、シャンプーなどは。
「さすがに現代のシャンプーやコンディショナーはなかったですけど、石鹸はありました。植物油を加工して、シャンプーやボディーソープの代わりとして使ってました。
科学文化が未発達だとはいえ、さすがにそれくらいは…ね。でもたぶん、最初は自然に固まったものを採取して、そこからヒントを得たんでしょうけど。
あと、コンディショナー…いえ、あれはどちらかと言うとトリートメントですね。それらしきものもありました。
木の樹液を塗りつけるようなタイプのもので、洗い流した後に少しベタベタと不快感が残るから、私はあまり好きではないです」
Q. 化粧水や乳液などは? でも、まだ女子高生だし、それほど肌の荒れは気にならないですかね。
「えっ。女性の必須アイテムでしょう? ありますよ。ちゃんと。
まあ、確かに私は若いからあまり気にはならないですけど(しれっ)」
Q. じゃあ、歯ブラシとか。ちなみに作者は山切りカット使ってます。
「そうですね。歯ブラシは山切りカットがいいですね。
……ええと。そういう歯ブラシは無いです。この世界では、木の棒の繊維を割いて糸ようじのように歯に当てて使う感じのものです。歯磨き粉もないので、磨いた後のあのスッキリ感は暫く味わってないです」
Q. 突っ込んだ質問第二弾! ずばり、トイレットペーパーとかは?
「ありますよ。形はティッシュに似たタイプのようなものです。ざらざらとしていて質は悪いですけど」
Q. んー。じゃあ、メイク道具とか。
「紅や白粉みたいなものなら。さすがにマスカラとかはないです」
Q. そろそろネタが切れて来たので、逆に、故郷から今の世界に持って来たい物を一つ。
「え? なんだろう…。それはちょっと考えたこと無かったかも。
う、ん。そう…ですね。明かりは光と炎の巫術で何とかなるし、ドライアーは風の巫術で代用できるし、この世界って時間にアバウトだから時計も特にいらないし。ちょっと暗光カーテンとか欲しいなって思う時もあるけど、それも結局は闇の巫術でなんとかなるし…。ケータイとかパソコン機器があったらいいかもしれないけど、一応ここファンタジーの世界だし、そんなオーパーツあったら明らかに変だし。いや、でもあれは、うーん………――(以下略)――……。
……えっと、ないですね。特に。あ、でも強いて言うなら、歯ブラシとか歯磨き粉…とか?」
Q. つまり、自身が充実してるってことデスカ。ソリャウラヤマシイデスネ。……はぁ。もういいや。特にないようだし、最後に今の世界のいい所を一つ。
「せっかく今日は真面目に受け答えしてるのに、あまり変なこと聞くならそれ相応の態度とらせてもらいますよ(にっこり)」
Q. すみません、ごめんなさい。申し訳ありません。なので、最後の質問に答えてください(土下座)。
「ふふ。そうですよ。はじめからそうして頂ければいいんです。余計な態度は取るだけ無駄なものでしょう? 私には、ね。
うーん、そうですね。この世界は空気が澄んでいておいしいです。自然の気が気持ちいい所ですよ」
Q. 長々ありがとうございましたー(平伏)。あ。あと、最後の最後にこの文章を代わりに読んでくださいませ。
「ええ、本当に。あまりくだらないことで呼び出さないでくださいね。
何ですか? ええと…、
『遅くなりましたが、30万ヒット感謝企画を無事にお届け…なんですが、皆さまに一つご報告があります。
もう到達してしまった40万ヒット、そしてそれ以降の企画についてですが、作者の一身上の都合により、しばらく10万ヒット毎のお礼は自粛させていただこうと思います。
作者の一存で、本当に勝手な決断であり、楽しみにしてくださっている方には申し訳なく思います。本当にごめんなさい。
いずれまた、作者の余力ができるその時まで。30万ヒット、そして40万ヒットありがとうございました』
…………………。
これ、私に読ませるんですか。本当に最低ですね。というより、ここまで来るともうなんか、いい度胸してますねって感じですよね。
もうすでに見捨てられてるんじゃないですか、これ。一度決めたことを守り通せない作者なんて、私だったらとっくに見限ってるでしょうし。まあでも、そんなこと言ってたら身も蓋もないですし。まったく、仕方ないですね。
はぁ…。ええと、作者じゃないですけど、どうか見捨てずにいてあげて下さいね。私としては本当に不本意で、この上なく迷惑ですけど、(出来れば)お願いします。
なんて、ね。ふふふっ」