episode1
ノリで書いた話
「うっ!」
そんな呻き声と共に、俺山口悠真の一日が始まった。
「あまり脅かすなよ.....」
今、目の前に居るのは丸いフォルムに兎のような耳、黒い見た目をした、明らかにこの世界の生物ではないものがいた。
「キュゥゥゥ!」
可愛らしい鳴き声共に、もう一度タックルしてくる。
「おはよう。キュウ」
それを俺は、片手で掴んで受け止める。その直後、掴んだことででタックルした時の衝撃が俺の後ろで弾けた。
「相変わらず、凄い威力だな」
それを受け止めた俺もどうかと思うが.....。
俺の後ろの壁は、先程の衝撃で吹き飛んでいた。
「待ってろ。今朝ご飯用意するから」
俺は、キュウを抱えて1階へ降りた。俺は、制服に着替え簡単な物を作る。
「ほれ、キュウ。朝ご飯だ」
俺は、栄養サプリメントを飲んで済ませた。
「それじゃ。行ってくるよ、キュウ」
キュウを家に置いて、鍵を閉める。
今日は、俺がこれから通うことになる学校の初登校日っであった。
学校に着き、周りからくる熱い視線に鬱陶しさを感じた。
何でこんなに、視線を自分に向けるのか分からなかった。
「えーと...、1-Cはここか」
なんとか教室室にたどり着き、扉を開ける。
ここでも驚きと羨望の入り混じった視線を向けられた。
その視線に慣れてしまった俺は、この学校に対して強い興味を持っていなかった。
少し眠いです