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回想

 エフという世界に携わり俺の生活は変わった。

 正直恐ろしい面もたくさん見た。

 でも助けられた部分もあった。


 空を仰ぐ。この空をどこまで続いているのだろうか?

 エフにアクセスしてもまだ暗闇の中を飛んでいる。

 己雪さんは青空が見えると言っていたが、俺にはまだ暗闇しか見えなかった。

 

 橘は三年生にして転校していった。

 あの時だけでなく、過去の所業が明るみになり、今まで以上に荒んでいった。

 そのせいで更に事件を起こしたらしい。

 今まで積み上げていったものも無くなり、居られなくなったようだ。

 でも橘も歩む道が違えば・・・・・・、そう思う。

 

 桃香のエフに触れたとき、複数の人がいた。

 桃香の抱えている問題は橘だけでは無いのかもしれない。

 桃香は何もしていないと信じている。それでも因縁をつけられる事があるのだろうか?

 そんな時は俺が守ろうと思っている。

 以前よりもはっきりと桃香の事は意識していた。


 桃香や望たちは前と変わらずの付き合いだ。

 望は相変わらず柚子ちゃんを追いかけている。

 またみんなで遊びに行こうと思う。


 今桃香の部屋に行けば海に行ったときの写真も増えているだろうか。

 今度は己雪さんも誘ってみようか。

 桃香と己雪さんはうまくやっていけるだろうか?


 いつも通る通りを歩く。

 いつもと同じ顔をした通りなのに、どこか新鮮で、昼間の雑音がすべてなくなったような澄んだ空気で満たされている。

 沿道の木々も、草も何でもないはずなのに、深々とした面影でこの空気をより一層きれいなものに引き立てているようにも見えた。

 エフを使いこなせるようになったらこの町を眺めながら飛んでみたい。そう思っている。


一先ず終了。ありがとうございました。

なんとなく書き直したい部分もあるので、「まだ続きます。」としておきます。

更新には時間がかかると思います。


追記

シリーズもので登録できると知ったので一度完結とします。

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