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いよいよ?!

さっさと準備を済ませてグオンと共にライルの仕事部屋に行く。


コンコン

「ライル様、アルフィ様をつれて参りました。」


グオンが扉を開けると、ちょうどライルは読書中だった、仕事はなかったようだ。


「ああ、おはようアルフィ。」


「……おはようございます、ライル氏──あ」

げっまたやっちゃったよ。

「ライル……()?まだ、寝ぼけているようだ。」

ヤバイと思った矢先ライルはニッコリと笑った。

「な、なんの事でしょうか。ライル叔父様。」


「まぁいい、又後で特訓を増やすか。」

やっぱり笑顔できついことを言う

「うっ……」


あの特訓を、あの特訓を増やすと言うのか。何て無慈悲な。


特に礼儀作法は慣れていない分きついのである


「さて、今日は例のお客陣が来ることになっている日だ。そろそろ来るだろう。グオン」


グオンがスッとライルの横にたつ

「はい。…………ええもちろんでございます。…………分かりました。」

何か最後の方はちょっと笑ってたな


「なんの話ですか?」

自分だけ聞けなくて仲間外れみたいだな。

て言うか気になる!

「ん?いずれ分かる。」


「グオン」

希望は薄いがグオンにも聞いてみる。

「すぐに分かりますよ。」


二人とも答えは一緒だったし、しかも面白そうに。まぁすぐに分かるのだったら、良くはないが良いとしよう。



そんなことを考えていると、外から馬車のおとが聞こえてきた。


「来たみたいだな。」


コンコンコン

誰かが扉を叩く音でライルが立ち上がる。

扉を開けると、執事の格好をした茶髪の爽やかな青年がいた。

「ライル殿ですか?」


「ええ、御待ちしておりましたよ。」


ライルがいることを確認した執事は、馬車に戻り馬車の扉を開けて頭を下げる。


「シーナお嬢様、着きました。」


すると、中から15才ほどの可愛らしい、金髪でビビットピンクの瞳を持った、いかにもお嬢様、みたいなドレスを着た女の子が出てきた。


「うん、ありがと、ルー。」

笑うと余計に可愛らしい。


お嬢様がテクテクとこちらに歩いてきてドレスの端をつまんで礼をする。彼女の金色の髪がさらりとゆれる。


「こんにちは。あなたがライル様ね?」

ただの確認だったようで、返事は聞かずに話を続ける。

「早速で申し訳ないのですけれど、話をしたいので、お邪魔しても宜しくて?」


「どうぞ。」


客室へ案内し、席につくとお嬢様の方から話を始めた。

「私は、シーナ・ビーナ・ルドマス。そして、横の執事は、ルーカルよ。」

ルーカルがぺこりとする。

「私は、ライル。そしてこっちが娘のアルフィ、それと執事のユーグオンです。」

それぞれぺこりとする。


「ほんとはしっかりとお話ししたいのだけど……本題に入るわね。」


勿論、結婚の事だろう。自分は、何をすればいいのだろうか。


そう考えて、ライルの方をみてみるが、ライルは、ずっと笑顔のままで余裕そうにしている。

グオンの方を見てみても、同じ感じだ。

何でなのだろうか。


「この話……無かったことにしてもらえないかしら。」


ん?──は?

「えぇ!?」


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