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男の子が女の子になっちゃった話。  作者: ふぁーれいす
プロローグ 春休み
6/6

第6話 親友と遊びに行く話。

一か月以上空いてしまって申し訳ないです...!

次の投稿頑張ります...

「ふあぁ~ぁ...」


今日も俺、高橋遥の一日が...って、俺、昨日、女に...


「付いてない。うん。」


男に戻ってなんてなかったね。うん。


「やっぱこれからは女として生きてくのかな...」



*****



「あら、遥ちゃん、おはよう。まだ女なのね。よかっ...な、何でもないわ。」


「いま絶対よかったって言おうとしたでしょ。」


「ま、まあそれは置いといて、今日は健吾くんと遊びに行くんだっけか?ちゃんとオシャレしていくのよ?遥ちゃんの可愛さなら男の一人や二人、簡単に落ちるわよ」


「二人落とすのはよくないと思うけど...」


「まぁまぁ、そこは気にせずに...」


「気にするよ!?」


「で、遥ちゃんの格好についてなんだけど...」


スルーかい!


「まぁ、一糸まとわぬ姿で行けば簡単に落ちるんだけど...」


「それただの変態じゃん!そもそも落とさなくていいし!」


「動きやすい方がいいわよね?」


「そりゃ、まぁ。」


「じゃあミニスカ履いていきましょうか。ちょっと着てみて。上は自分で合わせてね。あなたの美的センスを確認するから。」


「うん。」



*****



「あら可愛い。食べちゃおうかしら?」


「ちょ、え?」


「ふふ、いいわねぇ。白黒でそろえてきたのね?とってもロリータっぽくて可愛いわよ?」


今の俺の格好は上はニットの白黒ボーダー、下は黒ベースでちょっと白くなってるスカートだ。

自分で履いといてなんだけど、恥ずかしい。


「顔赤らめてる遥ちゃんすっごい可愛いわ。あぁ...ヤバ...」


「うるさいな!もう!」


「照れてる遥ちゃんもかわいいわ~」


もうだめだこの親。


「は、はやくご飯食べようよ!」


「ん、そうね。じゃあお父さん起こしてきてちょうだい。」


「やだ。」


「あら、昨日何かされたの?」


「お父さんも変態だった。」


「`も`って...まぁいいわ。じゃあお皿並べててね。」


「うん、わかった。」



*****





そろそろ健吾が来る時間かな...この姿見て、健吾、どう思うのかな

気持ち悪いとか思われたりしたら...

ピンポーン


「は、はーい。」


来た。もう外に出るしかないよね...

俺はおそるおそるドアを開ける。


「遥、おはよ...って...」


健吾が絶句する。やっぱ気持ち悪いのかな...


「可愛い...」


「え?」


「遥おまえ...めっちゃ可愛い...」


「は?いや、でも、俺、男だよ?」


「いや、見た目はもう今まで見たどんな女の子よりも可愛い。」


「そ、そりゃ、どうも?」


「こんなかわいい女の子と友達とか...俺もう思い残すことないわ...」


「え...」


どうしたのコイツ。


「で今日はどこにデートに行こうか?」


「ちょっと!?デ、デートって...」


「悪ィ、ただの冗談。ジャストキッディング。」


「もう、変なこと言わないでよね...」


「お前マジで可愛いな...ホテル行くか。」


「行かない。」


「まぁ、いつも通りゲーセン行くか。」


「うん、そうしよ。」


俺らは休みの日、よくゲーセンで遊んでいた。最近は受験で行けてなかったけどね。


「ほら、早く行こうぜ。」


「うん、ちょっと待っててね、自転車出すから。」


そういって俺は自転車を出して、跨ろうと...


「...高い。」


「まぁ、遥、見た感じ10cmくらい縮んでるからなぁ...」


「ちょっとサドル下げるね。」


サドルをかなり下げてやっと足がついた。26インチにしておいてよかった。


「よし、お待たせ。行こっか。」



*****



俺らは15分ほど自転車をこいでゲームセンターにやってきた。


「いいこみぐあいだな。」


「そうだね」


これならたいして並ばないで遊べそうだ。


「何からやろっか?」


「じゃあ、アレやろうぜ。あのレースゲーム。」


「ん、いいね。やろっか。」


アレとは、昔家庭用ゲームで大人気だったあのヒゲオジサンたちのレースゲームだ。


「ふっふっふ。俺、負けないよ?」


「お、言ったな?じゃあ負けた方が1プレイおごりな。」


「うん、いいよ?ぶっちぎって勝つからね?」


そういって俺はコインを筐体に入れる。

キャラは...キノコ頭でいいかな。小回りが利いていいんだよね。

健吾は...ラスボスさんか。

レースが始まる。3,2,1,Go!


「やった!」


スタートダッシュに成功した俺は1位でスタート。横からうめき声が聞こえたからきっと健吾は失敗したんだな。

しかし中盤。


「う、並ばれた...」


じわりじわりと詰められていた差がついに無くなった。速いな健吾。


「う、おぉぉぉぉお!!」


「抜かれた!?」


抜かれてしまった。そのままラストの直線へ...


「そうだ、えい!」


俺は持っていたカメを健吾に投げつけた。


「お願い...」


そんな祈りが届いたのか命中!そのままクラッシュした健吾を抜いて一位でゴールインした。


「やったぁ!」


「くっそぉ~勝てると思ったんだけどなぁ~」


「へへん!やっぱ俺は負けないよ?」


「次は勝ってやるからな~!」


「受けて立つよ。じゃぁ次何にしよっか?」

次のお話もゲーセンの話です。

ちなみに14話までノートに原稿出来てるんですけどなかなかPCで打ち込む時間を取れない...もっと頑張るべきですね。

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