第3話 男の子が女物を買う話。
さっきみたら10個くらいブックマークしていただいててうれしかったです!ありがとうございます!これからもがんばります!
よく分からんが女になってしまった俺は、女性用の服を買いに家から四十分の大きな服屋さんに来ている。「しまうま」でいいじゃん近いし...
「さ、まずは下着とか買いましょ!遥ちゃん!」
「やだ...」
俺がブラとか着けるの?男としてどうなのそれ...変態じゃん。
「あら、ブラ着けないで外出する恥女になるの?」
「う...」
恥女にはなりたくないです...
「それじゃ、かいましょか。」
「...」
*****
「ねえ、母さん...もっと地味なのでよくない?」
俺の手の中には色とりどりのオシャレなんだろう下着の山...俺の変態!
「ダメッ!ちゃんと可愛い下着着ないと間違えて試着室に入っちゃった人...そうね、たとえば私とかががっかりするでしょ?」
「絶対、入って、こないでよ?」
「~♪」
口笛吹いてごまかすなよ...
「まぁ、試着しなさい?サイズはきっと大丈夫だろうから。」
「あれ、測ってないよね?」
「私の神眼をなめちゃだめよ?」
「うわぁ...」
変態かよ。
*****
母さんの選んだ下着は全部サイズ合ってたから、全部買わされた。何も山ほど買うこと無いじゃん...
「服も母さんが選んじゃって良いわよね?」
「...いいよ。」
まぁ、自分から女物の服選ぶのもちょっとね...
「よし、可愛いのたくさん選ぶわよ~!」
「いいよ、地味なので...」
母さん耳ふさいでるし。俺の言動を予測したな?
*****
「母さん、スカート多くない?ズボンで良いんだけど」
「ふざけないで遥ちゃん。スカートだけは譲れないわ。」
「なんで?!」
「それはね...パンチラを見たいからよ...」
oh...
「変態...」
「そんなこと言う子にはおしおきよ?」
母さん、手をワキワキさせないで
「めくったりしたら一生スカート穿かないから。」
「!?」
母さんの顔が絶望に満ちている。
「めくらないよね?」
あれ、何で母さん内なる自分と葛藤してるの?
「め・く・ら・な・い・よ・ね・?」
「ささ、遥ちゃん、シチャクシマショ?」
めくられそうで怖いなぁ...
「...わかったよ。」
*****
とりあえずすかーと穿いてみたわけだけど...
「うわ、すごいスースーする。何でこんなのはいてるの女の人は...」
「可愛いわよ遥ちゃん可愛すぎるわよさぁ早くホテル行きましょハァハァ...」
「却下。」
「嗚呼、遥ちゃんが冷たいわ...」
泣かれた。
「スカート穿かされて泣きたいのはこっちなんだけど...」
「分かったわよ、少しズボンも買っていいわよ。」
やったぜ。
「ただししばらくはスカートね。」
「えぇ...」
*****
疲れた。
服買わされて着せ替えられまくって母さん暴走したらそりゃ疲れるよね...
てかお腹減ったなぁ...
ぐぅぅ~
「あっ、」
「あら遥ちゃんお腹すいたの?じゃあ、パンケーキでも食べてからかえりましょうか?」
「えっ、男が外でパンケーキってのはちょっと...」
「あら遥ちゃん女の子じゃない。」
そうでした。
「わかったよ。」
*****
そんなわけで俺の目の前にはふわふわのパンケーキが...そういえばパンケーキなんて食べるの初めてだよなぁ...まぁ、一口...
パクリ
「おいしい...」
「でしょ?おいしいでしょ?人生損してたと思うでしょ?」
「う、うん。」
「女の子になってよかったと思うでしょ?」
「思わない...けどこれはまた食べたいな...」
「ふふ...そうね、また来ましょ?」
女の子ってこんな美味しいものばっか食べてたのか...ずるい。
俺はもうしばらくパンケーキの美味しさに感動したあと家に帰ったのだった。
次回は、遥が女の子としていろいろやらされるお話です!なるべく早く次話投稿できるようにがんばります!