今までの登場人物(第1章までのネタバレ有り)
妖精騎士アイギス(♀)種族・神祖の妖精王
外見は13.4歳ほど。
この物語の主人公。〈鮮血妖精〉の二つ名を持つ凄腕の冒険者。
ベイグラム帝国の皇統貴族を殺害し全帝国中に指名手配された過去を持つ。現在はヴェルスタム王国北辺のヴェスタの街で"熟練"級の冒険者として活躍中。
元々はとあるゲームのプレイヤーキャラクター。
プレイヤーとしての記憶はないがゲーム世界と地球の21世紀の一般的な知識はある模様。
過去、10万年以上前に神祖の妖精王として異世界にやって来た。精霊や妖精という種族の根源。よって神祖と呼ばれる。配下に裏切られ星幽界の彼方に去ったとされるが、8年前に以前の人格に関わる記憶を全て無くして突然この異世界に戻ってきた。
シルフィ(♀)種族・人間?(アイギスの眷属)
アイギスの恋人。14歳。元々は村娘で出身地のカザス村が賊に襲われ森に逃げ延びた所をアイギスに助けられた。アイギスの眷属になっている為、魂がハイエルフ並みの存在になっているが本人にその自覚がない。
赤ん坊をあやす姿が、聖母の領域に至るという謎の特技を持つ。尚、性格はやや奥手の普通の女の子。
赤ん坊(♀)とアル君(♂)種族・人間
シルフィと一緒に助けられた生まれたばかりの赤ん坊と3歳児のアル君。シルフィがアイギスさんの恋人になったのでシルフィの親戚の二人もアイギスさん家に引き取られた。
セレスティナ・フィルド(♀)種族・混血妖精
アイギスの恋人。21歳(外見は金髪碧眼の14.5歳ほどのエルフの女の子)。
"鉄血聖女"の二つ名を持つハイエルフとハーフエルフの混血妖精。戦神に仕える司祭にして、練達級の冒険者。母親から何かされて喜怒哀楽の感情の怒哀の感情を自身では認識することができない障害を持つ。
ヴェルスタム王国内で悪党どもの頭を戦鎚でかち割り続けていたが、昔憧れてたアイギスと出会い、なんだかんだあって恋人になった。
謎の幼女の計画に従い、アイギスとシルフィの三角関係のぎくしゃくした関係を避ける為にアイギスの恋人シルフィと関係を持ち恋人になっている。
アイギスさんは色々あって考えるのを辞めた。
魔女王(♀)種族・???(悪魔達の女王)
執政として、聖魔帝国の事実上の国家元首として君臨する悪魔の女王。
悪魔達の女王にして絶対悪。汎ゆる生命の敵対者。
自身の都合で他者を踏みにじることを厭わない。
が、己の都合次第で心配りと配慮を欠かさないので知る人には以外にまともな人物と思われている。
が、やっぱり悪魔なので信用されてない。
元々はゲームの世界からプレイヤーキャラクターの姿と能力そのままで異世界に18年前にやって来た人物。元は男性。
天使王(?)種族・???(天使達の王)
聖魔帝国の絶対君主。
国家の運営は自身の伴侶たる魔女王に任せ、異世界の趨勢を見守る存在。
天使達の王にしてこの世全ての律法を司る絶対正義の天使王。汎ゆる生命に裁きを与える審判者。
聖魔帝国に於いては最高裁判官と司法長官を兼ねる熾天使アポリオンを自身の代理人として職務を遂行させている。尚、その姿は偶像崇拝を戒める為、国民含めて秘匿されている。
魔女王と同じく元々はとあるゲームのプレイヤーキャラクター能力、姿そのままで異世界に18年前にやって来た幼女。
ジール・ジェラルダイン(♀)種族・闇妖精
暗黒騎士。外見年齢は17歳ほど。黒髪褐色肌の麗人。アイギスさんの初恋の人。女性的な性格が一切垣間見られない人物。
聖魔帝国の冒険者ギルド所属。冒険者ランクは最高位のSSS。二つ名は〈最凶最悪〉
魔女王に神祖の妖精王の捜索の依頼を請け、アイギスと接触し聖魔帝国からアイギスの保護監督者として責任を負っている。……が正体は魔女王その人。
自身のプレイヤーとしての正体を隠しつつ、アイギスの好感度を上げ利用しようと画策中。
アリーシャ(♀)種族・幼女(自称)
外見年齢3歳児の謎の幼女。
赤ん坊をそのまま大きくして2足歩行させてちょっと天然パーマ当てた感じの金髪碧眼の容姿を持つ。
天使王の教えを信じる聖者。愛の伝道師にして最強のキューピット。正体は天使王その人。
セレスティナを引き込み、「真の百合ハーレム計画」によってアイギスさんに試練を課してくる。
例・NTR事件。ベッドに一緒に入ったシルフィとセレスティナを目撃させアイギスさんのメンタルをブレイクさせるなど。
ヴェスタの街の冒険者ギルドマスター(♂)種族・人間
アイギスが世話になってる冒険者ギルドのマスター。まだ40手前でなかなか男前。元冒険者。
アイギスの尋常ではない腕前を頼りにしているが、アイギスのやらかしで割りを食う人物。
アイギスが強すぎるのと、皇統貴族すら手に掛けた危険性から強くは出られない為、いつも頭を抱える。
ハーケルマイン(♂)種族・魔神将
蒼黒い全身鎧にテレビ番組の特撮戦隊物に出てくるような凝った仮面を付けている人物。
聖魔帝国から星幽界航行戦艦グングニールの司令官として戦艦ごと派遣され、神祖の妖精王たるアイギスの護衛名目でヴェスタの街上空の近接次元に駐留している。レベルの合計は丁度200。
が、アイギスさんの家にホームシッターよろしくいつも出入りしている。アイギスさん好感度上げ計画の一環。アイギスさん以外には魔神将だとはバレていない。3歳児のアル君に懐かれていつも面倒を見ている。赤ん坊の世話さえできる。
ルイン(♂)種族・祖小人妖精
身長100センチ程度のハイブラウニー族の男性。
聖魔帝国の外交を一手に引き受ける聖魔帝国外交特使。外務省のトップの長官は別に存在するが事実上、外交の全権を委ねられている。
元々は魔女王と天使王の二人だけのクランNPC。付与魔術師。
アスタロッテ(♀)種族・魔大公
人形のように整った容姿を持つ黒基調のドレスを着た12.3歳くらいの少女。聖魔帝国に所属する悪霊達を束ねる。元はクラン用の特殊NPC。
他のNPCと違い魔女王と天使王の娘と設定されている為、忠誠心は持たないが親子の情愛はある模様。
聖魔帝国が仕掛けている対外工作を一部引き受け、その過程でアイギスさんの事を知り興味がある。
過去に何度かアイギスにお遊びを仕掛けたらしい。スラムの子ども達を……(最重要機密指定により削除)
マスティマ(♀)種族・堕天使
外見は16.7歳の日本人的な雰囲気を持つ黒髪の女の子。赤い外套に大鎌装備がトレードマーク。
魔女王のNPCで盗賊と死霊術師系の職業に就いている。アンデッド好きの死体愛好家。
「なんかちょろっと出て出番ないんですけど、2章ではありますよね?」
天使王のみぞ知る。
ザフィキエル(?)種族・智天使の長
人間の頭サイズの大きな眼を皮膜で覆い天使の翼を生やした智天使の長。幼女の傍の宙に漂い常に見守り続ける。天使王のNPC。
常に姿を隠している為、発見は困難。
情報戦に特化した能力を持ち、因果律に干渉するレベルで情報収集するほど。
幼女の「真の百合ハーレム計画」の為、アイギスさんと、アイギスさんの恋人達の恋人候補に同時になり得る女の子を、因果律から探すという難易度の高い仕事をしている。
魔女王「気が狂いそうな仕事だが大丈夫か?」
マンセマット(♂)種族・大天使
名前だけ出てくる聖魔帝国NPCで一番「できる男」。NPCたちに絶大な信頼感を持たれている。
天使王の配下のNPC。
聖魔帝国の諜報担当。アイギスさんはマンセマットが構築した諜報ネットワークによって特定された。
尚、マスティマとは兄妹設定。
アーパ・アーバ翁(♂)種族・樹木妖精
齢10万年以上の樹木の姿をした妖精。
かつて神祖の妖精王に直接会ったことのある人物。
祖アルガトラスと共に神祖の妖精王が星幽界に去った事を悔やんでいた。物語序盤で、アイギスさんに介錯される。
尚、10万年の間に精神的にも疲弊していた模様。
光の神々と闇の神々の戦いやら、魔法文明国家同士の終末戦争やら闇の王含む神々の再出現やらに巻き込まれまくった結果である。
ミシェル・ハーヴェイ(♀)種族・祖森妖精
白髪で白い肌を持つ二十代くらいの見た目の女性エルフ。
実年齢は128歳。祖森妖精族とハイエルフのハーフだが、ドゥルイデス族はハイエルフの人種の一つ。
森陽王の治める妖精人の国からロルムンドに派遣されている監察官。森司祭としては超一流。
神祖の妖精王出現の一報の際は、独断で部隊を動かしジェラルダインを邪魔しに来た。尚、赤い奴ことアイギスに邪魔され泣きを見た人。
グリュプス上級評議員(♂)種族・人間
ロルムンド最高評議会に席を持ち、軍部と諜報組織を抑える魔導師。寿命を延長化してる為、齢122歳だが四十代くらいの容姿を維持している。元、軍人、最終階級は中将。
ジェラルダイン曰くグリュプスを抑えてしまえばロルムンドに対する諜報戦は大体決着が着く。
黒龍グランヴァン(♂)種族・黒龍族
世界条約会議に黒龍族側のメンバーとして毎回、出席していた一人。ジェラルダインへの私怨の為に戦いを挑んで来たが、アーパ・アーバ翁の遺体を粉砕した為にアイギスの怒りを買い倒される。
太古級の実力者であったが、黒龍族では若手の為、格下の長老級扱いであった。享年4000歳ほど。
記憶を司る番人にして語り手アイギス(♀)
アイギスさんの精神の深奥にて生まれた自我。
アイギスさんの記憶を復元中だが異世界に来た最初の復元は、その当時のアイギスさんを知る何かが必要らしく復元できないらしい。
尚、プレイヤー時代のアイギスさんの記憶を復元したらとんでもない爆弾が隠されていた。
「こんな記憶思い出したらメンタルブレイク所か精神崩壊しちゃうよぉ」
と、涙目である。序幕にて明かされるヤバい真実。
暗黒騎士ベイバロン(♂)種族・?
暗黒神殿のかつての最高指導者、魔教皇ヴェルサリウス・ノウス(故人)の懐刀として活躍していたらしい暗黒神に仕える騎士。即ち暗黒騎士である。
幕間にてちょろっと登場。多分2章で出てくる……かも。
不死の覚醒者グリューゲル(♂)種族・?
ベイバロンが言及していた邪神ロアに仕える信仰の徒。一部の神々は自らの教えを知らずして体現する者に恩寵を与える事があり、そう言った者たちを覚醒者と呼ぶ。邪神に仕える聖人と言った存在。
尚、邪神ロアは苦痛と快楽の中に真実があると説く邪な教義。まともな人物である筈がない。




