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神の下僕は世界を守りたい  作者: D沖信
新たな神の物語
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退魔士って?

「記憶が戻ったばかりの翔の為に世界の情勢を説明するわよ」

教鞭を握る神鳴の説明


倒した神螺の世界を引き継いだ新たな敵が定期的に敵を送り込んできている

その魔物を撃退するためにランダムに選んだ人が現在世界全体で退魔士(さっき命名)として頑張っている

退魔士になれば身体能力が飛躍的に上がり戦闘時には武器を呼び出せる


「なるほど、スポーツ選手涙目だな、銃刀法も回避してやがる…」

「じゅーとーほー?は知らないけど魔物と戦う時だけという便利システムよ」

「法律の勉強しとけ、しかしよくこんなにご都ご…」

「それ以上言ったら教鞭でしばくわよ?」


次に資金について、魔物の被害による危険度などで報酬が変わる最安値では数千円から現在の史上最大報酬は三十万程

国の税金から払われているが現在組織化の流れがあるそうだ


「なるほど、個人事業から組織派閥…人間同士で争わないか?これ?」

「そうね、でもこの世界の人間の意思まではねじ曲げれないわ」

「そう言えば現在確認されているのはどういうのが現れたんだ?」


小規模の侵攻が現在の基本として単体で

小型はゴブリンや餓鬼や妖精、獣型の未だ命名されていない魔物等もいる

中型はリザードマンや半魚人、鬼や牛のような魔物など

大型は未確認だが海外ではワイバーンなどが出た噂もあるらしい


「なんか和洋折衷で凄いな…一体どんな管理なんだ…」

「私に聞かれても、群れで現れてないから小型多めの日本は被害少ないみたいだけど…」

「…人里から離れて巣を作ってる可能性は?」

「無い…とは言いきれないけど事象として人の多いところに出現してるという統計があるわね」


「そう言えば一緒にテセラ行った皆と向こうから来ちゃった二人はどうなったんだ?」

「…さぁ、皆記憶消えて二人はそれなりの人生を与えたけど、私見てないから」

「結局俺しか監視してなかったのか」


一通り退魔士と侵攻について説明が終わる。

「そういえばさ…どうして一般人の髪の色とかカラフルになってんだ?」

「世界構築の為に使った資料が…その…」

漫画、アニメ、ゲーム、見た目の年相応の範囲の知識ということらしい。

「こんな世界なのはその為か!」

「酷い!こんな世界だなんて!…ダメ?」

駄目と言いたいが我慢することにする。


「とりあえず明日の学校終わってから仕事開始だな!」

「魔物倒したら役所に報告するのよ」

「そういうめんどくさい手続きあるのか」


組織化する理由をなんとなく理解した翔だった

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