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有創と無還之存在達  作者: 柿芋けんぴ
2/8

世界

アナヴィスティス

すべての世界と繋がりながら次元を切りはなされた悪と暗黒の負の世界

時おりほかなる世界の何かを巻き込み呼び寄せることもある 

ただ現世とかけ離れた腐敗と侵食を繰り返す呪いの瘴気の海の世界

神、魔族、人、動物すべての負から作られた世界と神、使徒

死と生の概念などなく この世界に迷い込んだものは既に生きてなどなく 死ぬこともない

絶望とは何か それは死ぬことのできない 永遠の苦しみ

血液は既にアナヴィスティスの泥が肉体を通り活動する

死ということはないが死に値するダメージをけると泥と溶け姿を変え何かになる

外から来た者は魂の全てが侵食されたとき 理性の無い怪物と化する

 この世界は全ての世界の負が集まる世界。すなわち全ての世界に繋がっている世界でもある。


 だがこの世界に行こうと思って行ける場所ではない。行く方法が無いのだ。だがこの世界に巻き込まれる事もある。


 あらゆる世界に突如とこの世界の穴が開き無作為にその世界の者がこの世界に放り落とされる。それは人間、動物、ゴブリンのような魔物、建物という全て。


 またこちらの世界から他の世界へと何かが落とされることもある。


 この世界に落ちたものは前の世界の記憶を持たず。又前の世界からそのもの存在が消え去ってしまう。この世界から他の世界に落ちたものも同様に。


 この世界は負の塊の世界ではあるがその巨大な力があるが為に願いを叶える世界でもある。そしてこの世界その物が願いそのものだ。


世界の名【アナヴィスティス】


スグヴェーレ(架空の鉱物)

負が塊となったもの後に神格となる

悪神とならなければアナヴィスティアの一部結晶として残る


ヴェルゾラ(架空の鉱物)

スグヴェーレから負の要素がほとんど失われたそこまで害が無くなった鉱物

真っ黒で透き通ったような結晶


レグゥラの木

アナヴィスティスに生えている木々 

触れた存在の生命力を徐々に奪う木


【生と死】

 この世界において生と死という概念は無い。

 この世界に存在するすべての者、他の世界から訪れた巻き込まれた者は生きてもないし死んでもいない。

 死は無いが死に直面すると意識がシャットダウンされ気絶状態になり時間が経てば起き上がる。死が無いため気絶時の状態をわかりやすく【仮死】とする。

 普通生きていると思うのが普通だがこの世界においてそれは生とは言わない。

 生と死が無ければ不死身という考えが生まれるだろう。確かに不死身のようなものだがそれは半分正解としか言えない。

 不死身のようなものだからとの【仮死】し過ぎるのは望ましくない。痛いのは嫌だろう。だがそれよりも嫌なことがある。

 この世界にある化物共は【仮死】し過ぎたものの末路だ。この世界で【仮死】の状態に直面すると世界の泥がそのものを浸食し無理矢理生きたような状態に戻す。

 浸食が進むにつれ化け物になる。化け物になると意識がなくなるのか?という疑問が生まれるだろう答えはノー意識を失うことはない。だがその肉体を君の意志で動かすことはできない。

 化物になれば君ともう一つの意志、つまり化物の意志がその肉体に同居状態になる。もちろん君たちの様なものが化物の意志に勝てるわけなくその肉体を動かすのは化け物のほうだ。

 ここからがその者達の地獄だ。彼らはもう自分の意志で動けないから共食いを犯す。やりたくもない殺し合いをしてただただ死ぬような痛みひたすら行い続けるのだから。

 そして共食いを行った化物の中には食われた別の意識が蓄積されていく。

 つまり、どういうことかいうと四方八方から別の意識あるものの苦痛の叫びを聞き続けることとなる。



【時間】

 この世界に時は存在しない。

 頭の良い者ならいくつか疑問が浮かぶであろう。

 私達は三次元プラス時間という世界に生きている。つまり時間がなければ動くことなんて出来ない。

 では時間が無いのに動けているのかこれはひとつ誤りが生まれる。それは今の一瞬という現在の時間は存在するがそれ以外の時間が無いと言うことはどういう事か過去と未来という時間が無いということだ。

 この世界はどれだけ時間を過ごそうとも0秒。つまり老いる事は無い。そしてもしこの世界を出て元の世界に戻ることができた場合。この世界に来る直前のその世界に戻るだけで当然その世界にその者の存在も戻る。

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