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修行と王子と名前
僕はそれから試験に向かって約1か月もの間マリと一緒にそれなりに平和な地で修行をしていた。
「ふぅでもなかなか試験勉強できたんじゃない?」
「そうかな、でも確かに前に買った魔法書やゴブリンの狩ったのいきてるかな」
そんな会話をしながら僕らは試験の日までともにがんばった。
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僕は試験の日満面の笑みで試験に向かいそれなりの顔で帰ってきた。
「どうがんばってこれた?でもやっと今日くらいは宿に泊まれるね」
「そうだね、やっとだねこれで次のステップに進めるよ」
その時あきらかな正装をしていた同じ年くらいの少年から
「ふ、始めから受かる気まんまんなんてなかなかの自身だね」
「誰だよおまえ、いいだろ別にけっこうがんばっていたんだよ」
「僕、知らないの?しかたないな教えてやるよ僕は王都第二王子シュンライだ」