9話
家に帰り自分の部屋に入るといつものように妹が寝ていて、いつものように夢を見て寝言を言っている
「九回裏2アウトランナー無し・・・ここで打席にお兄ちゃんが入ります」
今日は野球か
「ピッチャーはバ○コさん。いつもアンパンを投げて鍛えているのでのでコントロールがよく、ここまで無四死球です」
何でバ○コがピッチャーなんだよ!
「さてここまで全く当たりのないお兄ちゃん。次に控えているチームの主砲ジャ○アンに繋げることができるか?」
何でジャ○アンもいるんだよ!
「第1球・・・投げた!・・・クリーンヒット!お兄ちゃん、一塁で止まります」
今日の夢の中の俺は活躍したな
いつもは酷い目に会うのに
「しかしお兄ちゃん大丈夫でしょうか?ボールが当たった脇腹を抑えています」
デッドボールかよ!
普通にヒット打ったと思ってたわ!
「さあここで4番、ジャ○アン・・・ホームランで逆転勝利です」
ジャ○アン、俺の仇を討ってくれ
バ○コの球を打つんだ
「ここでピッチャー交代です」
バ○コ逃げやがった!
「ピッチャー変わりましてサ○シ」
お前はジム戦にでも行ってろ!
「このピンチを守りきり、最後のバッジを手に入れることができるか?」
これジム戦だったんかい!
「サ○シ、第1球を・・・投げた!おっと!いつもの癖で野球ボールではなくモンスターボールを投げてしまった!キャッチャーがボールの中に吸い込まれてしまった!」
キャッチャー可哀想!
「しかしキャッチャーを捕まえることはできません。サ○シ、悔しがってます」
サ○シ、お前は何しにここに来た!
「サ○シ、今度は野球ボールで第2球!ジャ○アン、外のスライダーを打ちました!大きいぞ、入るか?入るか?ここで・・・・・サ○シのムク○ークがキャッチ、ゲームセットー!」
さっきのは無しだろ!
「ブラザーズ惜しくも負けてしましました」
チーム名ブラザーズって言うんだ!
確かに俺もジャ○アンも兄だしな
「ヒーローインタビューです。本日のヒーローはホームランボールを見事にスーパーキャッチしたムク○ークさんです!さてムク○ークさん、あのキャッチどうでしたか?」
鳥にインタビューするな‼︎
読んでいただきありがとうございます
誤字やおかしい表現がありましたら教えてくださると助かります