高校生1年の春
この小説を何もわからずに開いた方が多いと思いますが短く簡単な文章なので最後まで読んで頂けたら幸いです。では、【ネカマで何が悪い!】をお楽しみください
1話【はじめと風雅】
池田はじめは男子高校生(1年)で趣味はゲームをすることだ、しかし彼は男性キャラを選ばずにどのゲームでも必ず女性キャラを選択する、ネカマというものだ。はじめは普段学校では誰にもネカマのことを話していないが、はじめの友人の風雅にそのことを知られてしまった。しかし、他のクラスメイトはネカマを悪く言うが彼だけはネカマを悪く言わない。そう、彼もネカマだったのだ。
彼とは高校の入学式のその次の日に知り合ったばっかりだが偶然はじめが投稿サイトでネカマのことを投稿しているのを風雅は見て、ネカマ繋がりではじめと知り合った。
次の日、はじめは風雅と同じ学校の同クラということを知った。
「あのぉ、君って投稿サイトにゲームのこととか投稿してる池田はじめ君だよね?」
はじめの耳元で少年の声が響いた
「え、あっ、そうです!君は?」
「僕は斉藤 風雅っていうんだよろしくね」
「俺は池田はじめだよろしく」
そして2人は簡単な自己紹介を終えて風雅が本題に入った。
「さっそくはじめ君に聞くけど君ってネカマなの?」
「!?」
「どうしたの?」
「…あっ、いや、何でもない。ただ…」
「あ、安心してくれ僕はネカマのことを悪く言うつもりは無い、僕もネカマだから君と仲良くなりたくて話しかけたんだ」
「そうか、風雅もネカマなのか、悪く言わない人で安心したよ」
少しはじめの表情が緩んだ
「早速だけど今日の放課後僕の家に来て一緒にゲームしないか?」
この人積極的だなとはじめはふと思った
「お、おう!喜んで!」
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「ここが僕の家だよ」
「へぇー広いんだな」
「余計なものが少ないだけだよ」
風雅が苦笑いを浮かべて言った
「僕の部屋はこっちだ」
「失礼しまぁす…」
「はじめ君はホワイトコードってゲーム知ってる?」
ホワイトコードとは様々なダンジョンをクリアして物語を進めるオンラインRPGゲームだ
「ああ、俺もやってるぞ」
「そうなんだ!じゃあ、ここのダンジョンなんだけど敵が強くてまだクリア出来てないんだよね、はじめ君はクリアしてる?」
「うん、ここのダンジョンはこの武器を装備して防具はこれがおすすめかな付き添いキャラはスターバーストドラゴンがいいね、これでクリアできるはず」
と、はじめが設定したパーティーを使って風雅はダンジョンの攻略を始めた。
10分後…
「やったぁ!クリアできたよ!ありがとうはじめ君!」
「良かったな、あっ俺もう帰る時間だ今日は失礼するよ」
「そうなのか、じゃあまた明日学校で!」
「おう」
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「ふぅ良かった〜ネカマを悪く言わない人がいて」
ピロリン…
「あ、風雅からだなんだわざわざDMまで来て、」
『はじめ君、今日はありがとう楽しかったよ僕もネカマだから優しい人がいるか心配だったんだよ、でもはじめ君がいて安心したよ、良かったらまたうちきて一緒にゲームしようよじゃあまた明日』
1話完
自分は小説を書くのが初めてでおかしい部分もありますが自分では面白い作品ができたと思っています次回も楽しみにしていてください