#94 おっさん(ア)、夜の女子部屋にて。
/* 前回のあらすじ */
おっさん(ア)、女子部屋をhshsして妄想する。
おっさん(ア)、ヒュンヒュンです(股のあたりが)
おっさん(ア)、まだ見ぬ世界へ思いを馳せる。
/* あらすじここまで */
おっさん(ア)の一人部屋より広い女子部屋にてhshsもとい今後について再度話し合うおっさん(ア)たち、続いてダンジョン内での役割について話すことに。
「さて、まだやらかすことも多いがダンジョン内での役割については慣れてきたようだ」
「そろそろ、アルトを前衛ワカダンナを遊撃に、私が後衛とした基本的なパーティの構成に戻しても大丈夫だろう」
「はじだんであれば、アルトを突破できる魔物もそうそう居ないからな」
「万が一突破されそうであれば、私とワカダンナで処理すれば問題ないだろう」
そう、おっさん(ア)は紙なので前衛など望むべくもなく、魔族の血筋からかアーリアの蜂蜜授業かエルの鬼ちく調教の成果かは解らないが相当なレベルの肉体自己強化を行えるアルトは、超前衛であった。
その強化力はすさまじく、今の段階でもおっさん(ア)が100tハンマーでぶん殴ってもケロッとしているくらいだ。
狼系の感覚の鋭さと素早さを武器に、魔物どもを翻弄しつつ隙を見てとどめをさすのがアルトのオーソドックスな戦闘スタイルである。
流石に経験が浅いためか抜け漏れが多いのだが、そこをフォローするのがおっさん(ア)とアーリアの役目だ。
と言うか、おっさん(ア)乱戦だとゲートオブウィンドウさまを使用しても多数同時ロックオン処理しきれないため、補佐的にしか役に立たないのである。
アーリアは近距離魔術に剣に、遠距離は魔術に弓とオールラウンダーのため、どっかの役立たず(紙装甲)とは大違いである。
金札級冒険者は伊達ではない、流石双月の片割れ、双月の狩人である。
アーリア先生の蜂蜜授業(ver.夜の個室)にて何パターンか傾向と対策を学習したのち、今日はお開きとなった。




