#84 おっさんたち、ダンジョンへ行く2。
/* 前回のあらすじ */
おっさんたち、変な集団に囲まれてなぞの集団に助けられる。
おっさんたちが、向かうははじめてのダンジョン。
おっさんたち、いざダンジョンへ。
/* あらすじここまで */
アーリア、アルト、おっさんの順に塔型ダンジョンの通路を進んでいく。
「油断するなよ、スライムが降ってきたりするから上下の警戒も怠るな!」
とアーリアが言うので慌てて上方警戒を始めるおっさんとアルト。
「はじだんとは言え、油断したら死ぬからな!」
「いくら精霊様たちが警戒を手伝ってくれているが、そもそも自分たちで出来る様にならねばならん」
「ここは、塔型のダンジョンだから、一周数キロ四方の外壁部の窓から飛び降りれば出られることも覚えておけ」
「一周数キロ!? 外観からはそんなに広く見えませんが見た目以上に広いってことは、空間拡張系の魔法でも掛かっているんですか?」
「ああ、そうだワカダンナ。 原理の解明は出来ていないが、相当な魔法が使われているとのことらしい」
「研究者どもが、こぞって解明に乗り出しているぞ」
[いえ、あれは単純に神様が世界の整合性にミスったので、異空間にダンジョンの中身だけ構築して、出入り口を直結させているだけです]
[だからあんなにも外観と中身との大きさの差が出ているのです]
[あの時は大変だったっすねー、エル様]
[神様が【あとヨロピコ(てへぺろ)】って書置き残してまた姿くらましたので、精霊全動員して|世界崩壊阻止再構築部隊と神様追跡処理部隊に分かれて何とかしたっすものねー]
[ええ、懐かしいですわね。 一度とならず何度も。 あの屑野郎、あんな所まで逃げやがって……]
昔を思い出したのか、エルの笑顔が直視してはいけないものに変わっていき、周囲の気温が下がり始める。
真実を知ってしまったおっさんたちは、エルにあてられたのもありSAN値チェック!




