#81 おっさんたちと、エルミーヌ3。
/* 前回のあらすじ */
おっさん、エルミーヌに担い手とバレる。
おっさん、エルミーヌとアーリアは幼馴染と知る。
おっさん、運命の悪戯と言うか悲劇を目の当たりにし嘆く。
/* あらすじここまで */
「アーリアのケチー、イケズー」
アーリアと幼馴染と言うのに、子供みたいな反応を示すエルミーヌ
「お胸様教の生ける御本尊―!!!」
「ええい、五月蝿い! 兎に角だ、少しの間ダンジョンに潜るから此方の街で厄介になるぞ」
「チッ、解ったわよ。 何かあったらこのアタシに頼りなさいよね!!!」
え、何それすっごい気になる何で流した!?と言う例のワードはスルーされてしまってものすんごくもんにょりするおっさん。
ウィンドウさま(こちらも御本尊)でチェックしてみると
【お胸様教:急成長中の新興宗教】
【エルフ族の中に突如として生まれた現人神を辛抱する一派】
【正統派エルフを鼻で笑うようなないすばでーに魅せられた熱狂的な一部より信望されている】
【現女神を祖とし、ヒト族のないすばでーも対象で、女神探索者と称される役職まで存在する】
【現在は、アンダーウェスタンの町のヒト族にもじわじわと広がっている】
【アンダーウェスタンの町の受付は、冒険者ギルドの飲食スペース常駐の冒険者までお気軽にどうぞ!】
【合言葉は、|素晴らしき事はよき事かな《おっぱいはいいぞ!》(さむずあっぷ)】
【なお、現在の構成人数は男女含めて5000人を超える】
【EOM】
意外とどころじゃなく、結構大きな集団と言う事に驚くおっさん、アンダーウェスタンの町に戻った際は、きっちりかっきり入信希望を出そうと心に深く刻み込んだ。




