#72 おっさん、おねエルフさまに教わる2
/* 前回のあらすじ */
おっさん、おねエルフさまを堪能、もとい、馬車の操縦を学ぶ。
おっさん、おねエルフさまの蜂蜜授業を受ける。
おっさん、知らない単語がいっぱい出てきて躓く。
/* あらすじここまで */
馬車の操縦をおねエルフさまことアーリアさんより教わりながら、ウェスタンの街についての蜂蜜授業を受けるおっさん、しかして初出ワードが頻発した為いきなり躓く。
余りにも堂々とした居眠り(?)がバレ起こす為に軽くちりられたアルト(毛先パーマ)と共に、休憩の際にアーリア先生の蜂蜜授業を受ける事になる。
「では、世界について軽く話そう」
「アルト、前に教えた復習だ。 この世界の成り立ちについて話してみろ」
と、アーリアに話を振られてアッ、ヤッベぇという表情を隠そうともしないアルト(毛先パーマ)、前にアーリアより捻り込まれた知識をパーマのちりちりが深まりそうな位苦悶しつつ何とか取り出す。
「えっと、このセカイは、アースとイうです」
「イマいるのは、アースタイリク、アンダーウェスタンのマチ(注:町)らヘンです。 そこそこオっきいです」
「マチ(注:町)はイッパイあるのです、4ダイトシのジョウゲサユウがオオいのです」
「4ダイトシはタイリクのジョウゲサユウにあるのです、とってもとってもとってもオっきいのです」
「ミギヒダリシタウエ・トウザイナンボク、それぞれイースタンのマチ(注:街)、ウェスタンのマチ(注:街)、サウザンのマチ(注:街)、ノーザンのマチ(注:街)とイうのです」
「タイリクのトウザイにはナンボクにほっそなっがい二ホンがあるのです」
「ヒガシにあるのにニシニホン、ニシにあるのにヒガシ二ホン、 ナァンテフシギナ2ホンのニホンなのです」
「あと。タイリクのへそにはセントラルサンミャクがあるのです、マゾクはそこのナカにいるのです。 タブントオサマも……」
アルト(毛先パーマ)の顔色が曇ったところでウィンドウさま(奉じるとき)の実績が解放されたことが解る。
アルト(毛先パーマ)の毛先を弄んだりはせずに大人しく頭を撫でてやるおっさん、思考誘導でウィンドウさま(奉じる?)を操作するとマップ機能が追加されていた。
え、何この雑なマップは!!!!?と驚愕するおっさん、そんなおっさんに対してエルから一言
[あの神様(屑野郎)が創った世界ですので、それで正解です担い手様]
こんな所でも雑さが目立つ神様(*野郎)の仕事っぷりでした。




