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#06 おっさん、精霊と交流する。

/* 前回のあらすじ */


おっさん喚ばれた理由を知る

おっさん元の世界で死んでいた

おっさんの秘蔵物無事処理される


/* あらすじここまで */





おっさんが遺して来た秘蔵コレクションに想いを馳せていると、神様からのメッセージに続きが表示される。




【あとの詳細は目の前に居るエレクトラに聞くこと】


【それでは、良い異世界ライフを過ごしてくれたまえ】


【EOM】



おっさんが顔を上げると、目の前の小人さんと目が合う。


先ほどは、いきなり現れてビックリしたり、えびちりの刑に処されたりしたために気付かなかったが、目の前の小人さんは非常に美人さんである。


金髪でさらっさらのストレート、藍と碧のオッドアイとまるで西洋人形さんの様な容姿。


思わず膝の上に乗っけて、さらっさらの髪を撫でつつ猫っ可愛がりをしたくなる。


まぁ、難点といえば西洋人形らしいすれんだぁさが



[担い手……様? 今 どこを 見ましたか?]



思わずSAN値チェックの入りそうな黒い笑顔に背筋がピンっと伸びるおっさん。


どうやらアンタッチャブルな部分に触れたようだ。



[こほん]


[気を取り直し、改めましてこんにちわ]


[神様(屑野郎)にこの世界の業務委託(仕事の丸投げ)を請けております、精霊のエレクトラと申します]


[若輩ではありますが、精霊たちを取りまとめる立場でもあります]


[お気軽に、エル、とお呼び下さいね? 担い手様]



と、エルが色々と含まれていそうな発言した際、若輩の辺りで周囲がざわつき始める。


ゆるりとエルがこちらを背にして振り返ると、周りに居た小人さんたち改め精霊さんたちも急にピンっと背筋を伸ばしだす。


その構図は、あたかも捕食者と被捕食者の関係に見えてならなかった

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