#54 おっさん (ア)、美少女に首輪を付ける。
/* 前回のあらすじ */
おっさん (ア)、都合良くチョーカーをゲット!
おっさん (ア)、歌うは好きな『WILL』
おっさん (ア)、ちりちりから飛び出そうになる。
/* あらすじここまで */
ちりちりから魂魄が飛び出て封神しそうになるまで歌いまくったおっさん (ア)、何となくで吸魔札を完成させるエル、初めて聞いた歌に感動の余り涙まで流すアルト (ア)、三者三様の様相を呈したリサイタルはアルト (ア)のオッサンに対するすたんでぃんぐおべーしょんと拍手喝采により終了した。
[はい、担い手様出来ましたよ]
[アルトに付けてあげては如何ですか]
と、茶の札だったモノを寄こしてくる。
うん、何だか若干黒みがかってるんだが?
【茶の札……?ver.2 ランク茶(→黒) 1万イェン(→???):中級魔術の効果+程度の術式を篭められるお札……のはずでした ※精霊の加護(てけとーなハズなのに何故?)あり】
【※精霊の加護 ランク黒:とある精霊による狂作。使用者に対する怒りがふつふつと湧き上がってしまって篭められているようである。余剰魔力封印・自然放出・体内魔力量調整等の加護を得られる。一体どうやったらこんなモノを茶の札にぶち篭めるんだろうか? イヌッコロとか何だかんだ言ってても、あの精霊も嫌いじゃn】
何らかの信号をキャッチしたのかギロリと音がしそうな視線をウィンドウさま(建立はいつ?)に向けるエル。
【※精霊の加護 ランク黒:とある精霊による狂作。使用者に対する怒りがふつふつと湧き上がってしまって篭められているようである。余剰魔力封印・自然放出・体内魔力量調整等の加護を得られる。一体どうやったらこんなモノを茶の札にぶち篭めるんだろうか? やれやれ、だぜ】
被害を受けない様、速攻で問題個所を修正してくるあたりウィンドウさま(建立早よ)の危機管理能力は流石であるが、大丈夫か?
茶の札……?ver.2を先ほど買ってきたチョーカーに取り付け、アルト (ア)の方を向くと、何か聖女が教会で祈りを捧げるかの如く、跪いてこちらを向いていた。
その顔には涙の跡が刻まれており、紅潮した様子で目をつむっている。
ただ、魔力暴走阻止のためのチョーカーをアルト (ア)に付けてあげるだけだというのに、ひっじょーに嫌な予感しかしないおっさん (ア)、でも、付けてあげないわけにもいかないので、恐る恐るアルト (ア)の首にチョーカー(首輪)を付けてあげる。
何が嬉しいのか、また顔に刻まれた跡を潤し始めるアルト (ア)は何かを呟いていた
(「ウレしいです、ケイさま」)
(「コンヤクとイッてたのにケッコンのギをしてくれたです」)
(「此の身に刻まれし証と共に幾久しく幸多からん事を我らは願う」)
が、勿論、おっさん (ア)には聞こえておらず、突然また泣き始めたアルト (ア)をあやすのにおろおろしていたのだった。
爆ぜろ!




