#51 おっさん (ア)、ナカマが増える。
/* 前回のあらすじ */
おっさん (ア)爆弾発言を受け取る。
おっさん (ア)たちに爆弾発言が誘爆する
おっさん (ア)たち、無言で十字を切る。
/* あらすじここまで */
アルトを連れてエルが向かった森の方から、甲高いソプラノ調べが何度も流れてきた気がするが、決して触れる事のできないおっさん (ア)with精霊さんたち。
無言で十字を切り、無事を祈り終えた頃には甲高いソプラノ調べはもう聞こえてこず、2人(?)の姿が森の奥より見えて来る所だった。
溢れんばかりのオーラは何処へ行ったのか、清廉な気配すら漂ってきそうなエルに着いて、空ろな目をしたアルト(?)がふらふらとやってきた。
皆まで言うまでも無いだろう、アルト(?)の頭はアフロとなっていた。
恐らくしつっこいくらいにえびちりの計に処されたのだろう。
エルがアルト(ア)に目を向けると、背筋をピンッと伸ばしたアルト (ア)は
「エルねえさま、ケイさま、セイレイさまガタ」
「イロイロとメイワクかけるですが、よろしくおネガいしますです」
と、牙を抜かれた犬の様に従順となって帰ってきたのだった。
恐るべし、エルのOHANASHI!
おっさん (ア)with精霊さんたちは改めてエルの逆鱗に触れてはならぬと再認識する。
「それでアルト、おうちはどの辺なのかな?」
気を取り直してアルト (ア)に尋ねるおっさん (ア)に、もうスコシですケイさま、と若干調子を取り戻しつつ応えるアルト (ア)
森林破壊跡|(サバト会場)の近くを通り過ぎて先に進んでいるのだが、おっさん (ア)こう言うときだけ嫌な予感が働く。
「このサキをヌけたところがおうちです!」
と、アルト (ア)が示した先には、森の中に小屋がぽつんと在った。
そう、在ったのだ。
恐らく、小屋だったのだろう建造物の残骸が、森に刻まれた一直線の道の脇に転がっていた。
「あ、あ、あ、アルのおうちがーーーーーーーーーーーーー!!!????」
そっと、そう、そっと目をそらすおっさん (ア)
おっさん (ア)がやらかした影響は、こんな所にも波及しているのであった。




