#45 おっさん (ア)、もふる!
/* 前回のあらすじ */
おっさん (ア)、ぼっち野宿チャレンジ!
おっさん (ア)、ぼっち料理開始!
おっさん (ア)、毛むくじゃらに襲われる!?
/* あらすじここまで */
おっさん (ア)、ぼっちな料理を楽しもうとしたその時、エルの焦り声と共に、大きな毛むくじゃらが森の奥から飛び出してきた!
エルが焦った様子でおっさん (ア)の前に出るも、大きな毛むくじゃらからはおっさん (ア)に対する悪意等は感じられない。
と言うか、何か違う圧力をひっじょーに感じる。
主に、おっさん (ア)の前辺りに。
「……もしかして、お前腹が減ってるのか?」
と、おっさん (ア)がウサウサの肉を左へふら~、右へふら~と動かすと、大きな毛むくじゃらの首も左へふら~、右へふら~とウサウサの肉に合わせて動く。
特に危険もなさそうな雰囲気なので、おっさん (ア)ウサウサの肉を大きな毛むくじゃらにあげてみることにする。
「ほら、熱いから気をつけて食えよ?」
と、大きな毛むくじゃらの前にウサウサの肉を置くと、ウォン!と元気に鳴く大きな毛むくじゃら、がっふがっふと旨そうに食い始める。
おっさん (ア)、そうかそうか旨いかたーんと食えよ?と言いながら御代わりを作る。
作るそばから平らげていく大きな毛むくじゃら、大体1m前後だろうか?
いきなり襲われた為、必要以上に大きく見えていたようだ。
また、薄汚れていた為気付かなかったが、毛並みさえ整えれば大分見られるようになるのではないか?と言う印象も受ける。
結局、おっさん (ア)のお昼にしようとしていたウサウサを2匹分綺麗に平らげた毛むくじゃらは、満足したのかおっさん (ア)にじゃれ始める。
もふもふが大好きなおっさん (ア)、毛むくじゃらを猫っかわいがる。
もふもふ。
もふもふもふもふもふもふ。
もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもっふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもっふ。
心の赴くままに内なる獣を解放したおっさん (ア)、余す所無く毛むくじゃらをもふる。
気付いたらおっさん (ア)、毛むくじゃらをもふり倒していました。
ふもっふ!(満足!)




