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#22 おっさん、冒険者ギルドへ。

/* 前回のあらすじ */


おっさん魂の洗濯をする

おっさんエルのトラウマに怯える

おっさんうなずくしかない


/* あらすじここまで */




明くる日、朝一の混雑を予想しフレックスタイムで出勤、もとい冒険者ギルドへ行くために、のんびり朝食にて舌鼓を打つおっさん。


女将さんからも、ずいぶんのんびりさんなのね~と多少心配されつつも、冒険者ギルドの場所を女将さんより教えてもらい向かう。


向かった先はThe冒険者ギルド!って感じの門構え、この辺りも恐らく、前の担い手が絡んでいるのだろうか? テンプレハダイジと言う幻聴が聞こえてきた気もするがきっとキノセイだろう。


中も、入って正面にカウンター、カウンター右手にクエストボード、正面左手が簡易なバー、入ってすぐが雑談スペースに

なっている。


うん、The冒険者ギルド!って感じの内装。


入ると一瞬こちらに意識を向けてくる気配を感じるも、入ってきたのがろくに武装もしていないただのおっさんなのですぐに視線がもど……らない人が居る?


何だか知らないが、カウンターに居るおねエルフさまがこっちをじっと見ている。


良く、そう良く視線の向きを確かめると、エルの方を見ている気がする。


何だか嫌な予感を感じつつも、じっとこちらを見つめてくるおねエルフさまのところへ向かうおっさん。



「おはようございます、冒険者登録をしたいのですがこちらで宜しいですか?」



と、おっさんが告げると、何故か一瞬目を見開いて驚くおねエルフさま。


だけど流石はプロである、すぐに先程までの表情を消しおっさんの対応をする。



「アンダーウェスタンの冒険者ギルドへよく来た」


「冒険者登録、と言う事だが、以前どちらの街とかで登録はしていないのか?」



と、こちら、正確にはエルの居る辺りをチラリと見て返答するおねエルフさま。



「ええ、ヒガシニホンから勉強の為に出てきたのは良いのですが、そろそろお足が足りなくなってきてまして、生活費を稼ごうと思っているのですよ」



と、のたまうおっさん。


足りないどころか、そろそろ奴隷落ちしてもおかしくないレベルの残金である。


そんなおっさんを見定めるかの様に、じっと見つめるおねエルフさま。


おっさん、美女に見つめられて若干照れてる場合じゃないよ?





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