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#11 おっさん、通じ合う。

/* 前回のあらすじ */


おっさん見出す

おっさん新たな精霊と出会う

おっさんナカマが増える


/* あらすじここまで */




直立不動のまま浮き、歩調を合わせ続けるヤクを気の毒な目で見つつも、おっさんは再度尋ねる。


「それで、精霊さんたちを使う、ってどう言うことなんだい?」



[それはですね、世界へと過干渉する魔法はそうそう使うことが出来ないのですが、人系種族の用いる魔術程度でしたら、私達も行使の許可を神様(屑野郎)から戴いているのですよ]


[具体的には、先ほど私がえびちりの刑に使った電撃系の魔術、そのもっと凶悪なバージョン位ですね]


[その辺の魔物程度でしたらICHIKOROに出来ますよ]



えびちりの刑、と聞いて体がピンっとなるおっさん。


さり気なく気を抜いていたヤクも何故かまたピンっとなって浮いている。


ヤクと目を合わせるおっさん、目と目で通じあうおっさんとヤク。


ナカマ同士で初めて、お互いの不幸体験を慰め合った瞬間であった。



[こほん]



2人(?)が揃って声のした方を向けば、見てはいけないオーラを隠すことなく放ちつつ笑顔を絶やさない美人な精霊さんが1人(?)。



ナカマ同士の最初の共同作業は、エルに対するDOGEZAとなった。



[全く! ふざけるのもいい加減にしてくださいね? 担い手様]



先ほどまでの禍々しいオーラを放っていたのがうその如く、冗談めかして話すエル。



[それで、私達精霊が魔術を使うのは簡単なのですが、普通はお願いされても人系種族のために力を行使することはありません]



[ですが、私達精霊は、担い手様のためでしたら、力を行使するのもいといません]

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