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一難去ってまた一難



天文二十二年(1553年) 九月  近江高島郡朽木谷  朽木城  竹若丸




「竹若丸、越後の長尾(ながお)(だん)(じょう)小弼(しょうひつ)殿が公方様に御挨拶に参ったぞ」

御爺が興奮気味に話しかけてきた。義藤に関わる事だと御爺は直ぐに興奮する。困ったものだ。

「そうか、では岩神館へ行った方が良いかな」

「そうじゃな。その方が良い」


客が来ると御爺は俺を客に会わせたがる。義藤が来た時も取り巻き共に俺を紹介した。どうやら俺を売り込もうと考えているようだ。まあ悪い事じゃない。この世界、無名というのは決して良い事ではない。特に今度はかなりの大物だ、会っておいた方が良いだろう。


長尾弾正小弼景虎、要するに後の上杉謙信だ。今回景虎は従五位下弾正小弼叙任の御礼言上という名分で京に上洛したらしい。京の飛鳥井家から連絡が有った。偉いよな、お礼言上で上洛だなんて。しかしまあ残念な事ではある。景虎は供回り五十人程しか引き連れていない。せめて五千ほどの兵が有ればそれを中核に……、いや無理だな。今の景虎は後年の謙信ではない。まだ軍神と言われるだけの名声は無いのだ。上杉謙信ならともかく長尾景虎では六角や朝倉は動かせない。


岩神館では義藤が上機嫌で景虎をもてなしていた。他には細川晴元、藤孝が同席している。遠い越後からはるばる会いに来てくれたんだ。都落ちして落ち込んでいた義藤、晴元、藤孝にとっては嬉しい限りだろう。何と言っても六角、朝倉からの返事は芳しくない。今の所義藤が京へ戻る目算はまるで立っていないのだ。俺と御爺が岩神館に行くと直ぐに部屋に通された。多分自分を慕ってくれる者が居るのだと見せたいのだろう。俺達に景虎を、景虎に俺達を。


「弾正、朽木民部少輔と竹若丸だ。朽木の者達は予に忠義を尽くしてくれる」

御爺が“勿体無き御言葉”とか言って頭を下げるから俺も頭を下げた。勘違いするなよ、義藤。俺は忠義なんて尽くして無いし尽くすつもりも無い。そこに利が有るから投資しているだけだ。後でちゃんと返してもらう。でも世の中には居るんだよな、自分は愛されてるなんて勘違いしちゃう奴……。


「民部少輔、竹若丸。越後の長尾弾正小弼だ」

「長尾弾正小弼景虎でござる」

「某は朽木民部少輔稙綱、これは孫の竹若丸にござる」

景虎が軽く頭を下げたので御爺と二人でまた頭を下げた。ここに来ると米つきバッタにでもなった様な気がして嫌になる。元服前の子供だから勉強が有ると言って断ろうとしても御爺は行きたがるし俺が行かないと義藤が煩い。直ぐに呼び出す。おかげで俺はほぼ毎日のように岩神館へ顔を出して米つきバッタをやっている。ウンザリだ。


景虎は小柄な男だった。肖像画では下膨れの髭の濃い親父だが今は未だ二十歳をちょっと越えたくらいの細面の華奢なあんちゃんだ。髭も濃くない。だが流石に眼は鋭かった。ちょっと危ない系の男だな。現代なら警察官から職質でも受けそうな感じだ。


まあそうだよな、川中島では信玄とタイマン張るし生涯不犯とか言って女を無視する。あれ現代なら立派な硬派の不良だろう。おまけに自分は毘沙門天の生まれ変わりとか元祖邪気眼系の中二病かって言いたくなるわ。如何見てもまともじゃない。興味は有るが出来るだけ近付かないようにした方が良さそうだ。


「竹若丸は未だ幼いが中々の軍略家だ」

中二病の眼光が鋭くなった! 邪気眼だ! こっちを見るな、景虎! 余計な事を言うなよ、義藤! 景虎君、冗談だって分かってるよな。俺は未だ五歳だぞ、そんなに睨むんじゃない。ひきつけを起こしたらどうする。……アレ、言わなければ良かったな。あんまり義藤が落ち込んでいるからつい可哀想になって……、俺って駄目な奴……。


「我が孫ながら先が楽しみでござる」

御爺! 頼むから余計な事をするな。だが晴元や藤孝まで義藤の言葉を肯定し始めた。どうして俺の周りには余計な事ばかりする奴が多いんだろう。俺の気持ちを誰も理解しようとしない。


「それは一体どのような軍略でありましょう」

景虎が俺を見据えながら問い掛けてきた。義藤が嬉しそうに“うむ”と頷いた。

「先程も言ったが六角と朝倉の反応が良くないのでな……」

「公方様」

俺が遮ると義藤が声を上げて笑った。


「心配性だのう、竹若丸は。だが案ずるな、弾正は信用出来る男だ」

なに断言してるんだ、この馬鹿。こいつ、景虎が三好に策を漏らすと俺が心配していると思いやがった。そんな事じゃねえよ。

「そうでは有りません。長尾弾正小弼様は越後のお方、越後の隣は越中でございます」

義藤が“あっ”と声を上げた。そして幾分バツの悪そうな顔をしている。晴元、藤孝も同様だ。分かったか? 越中は一向衆が支配する国だ。そして越後とは敵対関係に有る。景虎に一向衆を使うなんて嬉しそうに言って如何する。景虎は変な奴かもしれないがお前にとって最大の味方だぞ。少しは考えろよ。


「その軍略は一向門徒を使う事を考えておられますのか?」

「うむ、まあそうだ」

「某は気にしておりませぬ。公方様、お続け下さい」

義藤が首を横に振った。

「……いや、止めよう。どうせ上手く行かぬ策だからな。弾正を不快にさせる事は無い」

そうだ、それで良いんだ。


「上手く行かぬのですか?」

景虎が不審そうに訊ね義藤は“そうだ”と頷いた。

「竹若丸は上手く行かぬと見ている、予もそう思う。だが大事なのは予が六角、朝倉の助力をただ待つのではなく自ら事を起こそうと努力する事だと竹若丸に言われた。その姿勢が何時か六角、朝倉の心を動かすだろうと。……予もそう思う、予が六角、朝倉の心を動かせた時、京に戻る事が出来よう」

景虎が大きく頷いた。うん、まあこういうの好きそうだよな、景虎は。


「弾正」

「はっ」

「その方が次に京に上る時、その時は予は京でその方を迎えよう」

「はっ、その時を楽しみにしております」

「うむ」

あーあ、見詰め合って二人だけの世界に入りやがった。まあ良いけどね。景虎が次に上洛するのは桶狭間の前年だから千五百五十九年だ。信長もその年に上洛している。義藤にとっては思い出の年になるだろう。



景虎はその日岩神館に泊まり翌日越後への帰国の途に就いた。はっきり言って奴は最悪だ。夜は宴会だったが景虎は清酒をガンガン飲んだ。朽木に来た目的は義藤に会う事じゃなくて清酒を飲む事じゃないのかって思ったくらいだ。肖像画の下膨れは酒太りだな。奴に対する評価は元祖邪気眼系中二病大酒飲みだ。二度と奴には近付かないようにしよう。希代の英雄で軍神の筈なんだけど好意なんて欠片も持てなかった、尊敬もだ。何でだろう?




天文二十二年(1553年) 十月  近江高島郡朽木谷  朽木城  朽木綾




「母上、竹若丸にございます。入っても宜しゅうございますか?」

廊下で竹若丸の声がした。笑顔を浮かべ出来るだけ明るい声で“どうぞ”と答えると竹若丸が部屋の中に入ってきた。後ろには梅丸が付いている。坐ると礼儀正しく挨拶をしてきた。

「おはようございます、母上」

「おはようございます、お方様」

「おはよう、竹若丸殿、梅丸殿」


「十月に入って大分涼しくなってきました」

「そうですね、朝晩は肌寒く感じる時も有ります」

私が答えると息子は“真に”と言って頷いた。今日もまた違和感を感じた。息子はほぼ毎日部屋にやってくる。その度に違和感を感じる。どう見ても五歳の子供には思えない。


「今年は米の出来は例年並みだそうです」

「そうですか、去年は豊作だったのに、……残念ですね」

「仕方が有りません。毎年豊作というわけにもいかぬでしょう。凶作でないだけましです。米をめぐって戦になる」

「……」

その通りだ、戦が起きるだろう。でもそれを五歳の子供が指摘するのは如何にも信じられない。ましてそれが自分の息子ならなおさらだ。この子は何者なのだろう。


「左門が鹿島から戻ってきました。塚原卜伝殿の教えを受けた兵法者が四人、朽木に来てくれるそうです。来月には到着するでしょう」

「公方様も御喜びになりましょう」

「ええ、岩神館の庭は見事ですがそれだけでは飽きてしまいます。公方様の無聊をお慰め出来ればと考えています」

思わず溜息が出た。息子は訝しげな眼で私を見ている。慌てて笑顔を作って“何でもありませぬ”と言った。


舅は竹若丸を可愛がっている。朽木家の当主として申し分無い器量を備えていると見ているようだ。でも如何なのだろう? 夫が生きている時から不思議なところは有ったと思う。でも夫の死後、竹若丸は別人かと思うほどに変化した。そうならざるを得なかった、そう思えば良いのだろうか……。


「そろそろ椎茸の仕込みをしようと思います。母上にも手伝って頂きます」

「分かりました。もうそんな時期ですか」

「はい」

朽木が豊かになった理由の一つが椎茸の栽培だった。朽木家の秘事として外部への口外、流出は絶対禁止されている。


「師走になれば飛鳥井の御爺様、伯父上様に澄み酒と干し椎茸、石鹸、漆器を送ろうと思っております。今年も帝への献上をお願いしようと考えていますので母上からも御口添えをお願いします」

「分かりました。後で文を送りましょう」

私が請け負うと竹若丸が頷いた。


竹若丸は去年から飛鳥井への贈り物をすると同時に帝への献上を父、兄に頼んでいる。決して献上品の量は多くない。しかしどれも貴重な品で特に澄み酒と干し椎茸は正月には欠かせない物だ。だが値が高く困窮している朝廷、貴族には簡単には手に入らない物でもある。父、兄は竹若丸の豪儀さに驚いた程だ。朽木は小身の筈、いくら朽木の産物とはいえただでくれるのかと。まさか栽培しているとは思わないだろう。


竹若丸の献上は当然だが朝廷をも酷く驚かせている。父から帝が大変喜んでいたと文が届いた事でそれが分かる。朝廷では朽木は将軍家への忠誠だけでなく勤王の心も篤いと評価されているらしい。当然だがその事は朽木だけではなく父、兄への評価にもなっている筈だ。実家でも竹若丸を高く評価している。息子は何を何処まで考えているのだろう……。


「そうそう、此度は焙じ茶も入れましょう。喜んで戴ければ良いのですが……」

「きっと喜んで戴けますよ、竹若丸様。あれはとても美味しいですから」

「そうだと良いな」

竹若丸と梅丸がにこやかに話している。主従という関係を除いても竹若丸の方が年上に感じる。でもこの朽木では誰もがその異常を気にしない。


竹若丸が“お邪魔しました”と言って部屋を出て行った。気が付けば溜息が出ていた。私は未だ慣れない。何時かこの現実を受け入れられるのだろうか……。




天文二十二年(1553年) 十二月  近江高島郡朽木谷  朽木城  竹若丸




今日も朽木城内の道場から“エイ”、“ヤー”という掛け声が聞こえた。俺の部屋にまで声が届く、かなり気合が入っている。左門かな、頑張っているようだな。頑張るのは良い事だ、結果が出れば更に良い。わざわざ鹿島から高い金払って人を呼んだんだ。朽木から新当流の名人上手と言われるくらいの人間が現れて欲しいよ。本当にそう思う。


鹿島からは塚原卜伝の弟子、塚原(つかはら)小犀(こさい)()が三人の弟子と共にやってきた。小犀次は四十代後半、卜伝の遠縁にあたるらしい。後の三人はいずれも二十代後半、卜伝の弟子なのだが小犀次が面倒をみているのだとか。小犀次は腕の方もかなりのものだと聞いた。一の太刀は伝授されたのかな。その辺りはちょっと怖くて聞けない。


四人の内小犀次ともう一人、本間源次郎は岩神館に行っている。残りの二人、松本兵馬と工藤九左衛門はこの朽木城で指導だ。西山城からも新当流を教わりに来る。そのおかげで朽木と西山の交流が以前にも増して密になった。予想外の事だがこれも悪くない。


義藤は大喜びだ。藤孝や他の側近、俺の叔父達と一緒に毎日木刀を振っている。これまでは情勢が好転しないから鬱屈する事が多かったがそれも少なくなった。良く笑うようになったから精神的にも良いようだ。妙な話で驚いたんだが義藤はこれまでまともな師に付いて兵法を教わった事が無かったらしい。考えてみれば戦争と逃亡を繰り返しているからな、そんな暇はなかったのかもしれん。剣豪将軍なんて言われているが兵法を学び始めたのは結構遅かったのかも。もしかすると歴史を速めたかな? まあ大した事は無いだろう。最後に殺す人数が十人ぐらい増えても問題は無い筈だ。


「竹若丸様。私も剣術の練習がしたいです」

梅丸が訴えると鍋丸、岩松、寅丸、千代松も練習したいと声を上げた。またかよ、これで何度目だ?

「駄目だ。剣の練習は素振りだけにしておけ」

五人が不満そうにする。でもな、新当流は木剣を使うんだ。骨も固まっていないのに怪我をしたらどうする。一生後遺症が残る怪我になるかもしれん。何度も言ったんだけどな、なかなか理解しない。


「そんな事より文字と算盤を覚えろ。必ず役に立つ」

五人は不満そうな表情だ。それを無視して俺は習字の練習だ。草書、行書、面倒だわ。だが何時までも誰かに代筆させるわけにもいかない。俺が相手にしないと分かって皆も手習いを始めた。今は戦国時代だからどうしても戦場で武名を上げる事を考える。文字とか算盤とか人気ないよな、一番大事な事なのに。石田三成も理解されなくて辛かっただろう。


……義藤の奴、俺に“その方は本当に優しいのう”なんて言って涙ぐんでた。多感な青年時代だって事は分かるが泣くなよ。虐められっ子だからな、少し優しくされると直ぐ泣く。多分感受性が豊か過ぎるんだろう。感じ易いんだな。三好と上手くいかないのも三好にはそんな意図は無くても馬鹿にされているって義藤が勘違いした可能性があるかもしれない。面倒な奴だ。


お前のためじゃねえからな、勘違いするな。全ては朽木の軍事力アップのためだ。戦場で剣術が役に立つのかどうかは分からん。だがな、斬り合いは戦場だけじゃないんだ。屋内で騙し討ちなんて幾らでもある。俺達は少しでも生き残る可能性を高めなければならんのだ。


越後の景虎から手紙が届いた。手厚いもてなし有難う、お酒が美味しかった、また飲みたい、そんな感じの手紙だった。後でじっくり軍略について話したいなんて書いてあったが多分社交辞令だろう。そっちは真に受けない事にする。どういうわけか越後上布が二反も付いてきた。


多分酒を寄越せって事だろうな。仕方ないから組屋に頼んで送って貰った。飲み過ぎに注意しろって手紙を付けてやったが何処まで真剣に受け取るか……。朽木と越後で物々交換か、大口のユーザーを掴まえたのかな? だとすると若狭の重要性が増す。組屋以外の商人も積極的に利用すべきだな。


越後上布か、良いよな、景虎はあれで大儲けだ。あれは麻布を三月の天気の良い日に雪に晒す事で作るとTVで見た覚えが有る。こっちも雪は多い。やってみたら如何かな? 駄目なら駄目で仕方ない、諦める。……来年の三月頃にやってみるか。


義藤は各地の有力者に使者を送っている。叔父達も使者に選ばれているが結果は芳しくない様だ。そうだろうな、ただ協力をと言ったって無理だ。相手を知り相手の望む物を与えなければ協力は得られない。……情報が欲しいな。忍者を雇いたいが近江は伊賀、甲賀の力が強い。そして連中は六角の影響下にある。


伊賀、甲賀を雇えばこちらの情報は六角に駄々漏れだろう。それは好ましくない。だが弱い組織では簡単に伊賀、甲賀に潰される。誰だって自分の縄張りで他所者が動くのは望まないからな。そして流れ者の集団では信用出来ない、何時裏切るか分からない。


朽木の様な小さい国人領主にとって目と耳はもっとも重要だ。丹波辺りの忍びを雇う事を考えた方が良いかもしれん。御爺に相談するか? 駄目だな、御爺は義藤に話しかねん。それでは足利の忍びになりかねない。俺は俺だけの忍びが欲しい。


「殿」

気が付けば目の前に五郎衛門が居た。こいつ、息子の左門そっくりのゲジゲジ眉毛をしている。だが五郎衛門のゲジゲジは白髪混じりだ。鍋丸は五郎衛門の孫なのだが眉は似ていない。すっきりした綺麗な眉だ。多分母親から受け継いたのだろう。筆をおいて五郎衛門に笑いかけた。


「如何した、五郎衛門。手習いか?」

冗談を言ったが五郎衛門はニコリともしなかった。

「いささか厄介な問題が起こりました。京へ送りました荷が強奪されましたぞ」

「山賊か、それとも野盗の類いかな」

物騒な世の中だよな。だが今の世の中じゃ珍しくも無い。そう思っていると五郎衛門が首を横に振った。


「いえ、三好です」

「はあ? 三好? 何の冗談だ、五郎衛門」

思わず噴き出した。こいつ意外に冗談が上手い。

「冗談では有りません、荷を奪ったのは三好なのです」

思わず五郎衛門の顔をじっと見た。嘘だと嬉しいんだが……。


「あれは朝廷への献上品なんだけどな。あの連中、下剋上だけじゃ物足りなくなって山賊まで始めたのか? だとしたら嬉しいが」

「殿!」

五郎衛門が声を荒げたが俺は本気でそう願った。違っていれば三好の狙いは朽木という事になる。厄介な事になるのは目に見えていた。









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― 新着の感想 ―
[一言] 朽木氏のお話、興味深く拝読させていただきます。まだ、読ま始めですが、今後、金ヶ崎の退却近辺の描写がどのようになるのか、楽しみです。
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