表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウチと彼女の約束事  作者: 畦道テツ
第十話 『トラウマさんさようなら』
165/206

第十話 009

○走行中の電車~車内(18時半)

   ――走行中の電車。

   車内で一列に座っている5人。

   夏、春香、加奈、稲穂、音葉の並び。

加奈「(春香を見て)きょ、今日の遊園地すごく楽しかったですねー!?」

春香「(加奈を見て)うんうん!! またみんなで行きたいねー!?」

加奈「次は何に乗ろうかなーって考えると、すっごく楽しみですよね!?」

 「(夏と音葉を見て)ねっ!? ねっ!?」

   ――目を閉じて腕組みの夏、下を向いている音葉。

加奈「あ……」

   と、下を向く。

   溜息をつく春香。

   ――その様子を静かに見守る稲穂。


○冬月家・外観~音葉の部屋(20時)

   古さを感じさせる一軒家。

稲穂「音葉ちゃん、ちょっと駅前のコンビニまで行ってくるねー」

   と、音葉の部屋を出る。私服姿。

音葉「うん、気をつけてー」

   ——ベッドに寝転び、メールを打つ音葉。私服姿。

音葉『ごめんね夏』

音葉の母の声「音葉ー、先にお風呂入っちゃってー」

   ――メールを送信する音葉。

音葉の母の声「音葉ー!?」

音葉「後でいい!!」

音葉の母の声「えーっ!?」

   ――スマホを見つめる音葉。

   返事は帰ってこない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ