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ウチと彼女の約束事  作者: 畦道テツ
第九話 『学園祭』
151/206

第九話 013

○お花見女子高等学校・体育館~視聴覚室(連休2日目・学園祭当日・8時)

   ――体育館の外観。

   館内壇上の横断幕には『高丘 景スペシャルライブ』の文字。

   館内の両脇にはご来賓用のパイプイス。

夏「よし、ライブの準備もバッチリだな」

   と、ステージ前に立って。メイド服姿。

夏「高丘っちと会うのも一ヶ月ぶりか……絶対にみんなを笑顔にしてやる!!」   

野宮「お、実行委員長の最終チェックか?」

大木「学園祭のメインだからね?」

   と、入ってきて。メイド服姿。

夏「おう。校内の展示物はもう全部見たから……後見るところは」

野宮「そうそう夏ちゃん、がわやんのメイド服姿見た?」

夏「いや、見てないけど……」

野宮「よっしゃ、一緒に見に行こう!!」

   と、夏の腕を引っ張って。

夏「え? ちょっと」

   × × ×

   視聴覚室で北川のメイド服姿を見て、笑い転げる夏と野宮。

北川「(赤面して)なっ!?」

夏「ごめんごめん、普段とのギャップでつい」

北川「相変わらず失礼な物言いだな?」

夏「でもメイドさんには笑顔が大事だろー?」

 「のんべえ、ムスッとした北川に可愛いセリフで見本を見せてやれ」

野宮「(決めポーズで)いらっしゃいませ!! ご主人様ー」

大木「うわー……色気ゼロ」

野宮「だったら大ちゃんやって見せてよ!?」

大木「やる訳ないだろ!!」

北川「まあまあ、何でも人に押し付けるのは良くない」

野宮「じゃあがわやんが代わりに――」

北川「やるか!!」

夏「よし分かった!! じゃあジャンケンで負けた奴が――」

北川・大木「(詰め寄って)ジャンケンはもうやめてご主人様!?」

夏「ええっ!?」

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