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ウチと彼女の約束事  作者: 畦道テツ
第九話 『学園祭』
144/206

第九話 006

○同・廊下(夕)

北川「……ちょっとあれは酷すぎるな?」

夏「……おう」

   と、廊下を並んで歩きながら。

北川「もしかして『笑顔にしたい』とかって、合宿の時に冬月さんが言っていた『約束事』のことか?」

夏「え? 約束事を知ってたのか?」

北川「ああ、少しだけ冬月さんから聞いた」

夏「(ため息)そうだよ……だったら悪いか?」

北川「いや……」

夏「あーもう!! どうすればいいんだよ!?」

 「せっかく委員長になったのに、こっちが提案しても人格否定かよ!?」

北川「冬月さんの応援がなければ、あんたも『ほうとう杯』で勝てていなかった」

夏「ああそうだよ、だから何だ!? 今その話は関係ないだろ!?」

北川「家に来い」

夏「は?」

北川「(立ち止まって)私も全力で協力する」


○同・中庭

   噴水に腰掛けている音葉・春香・加奈。

   前に立つ夏と北川。

3人「理事長の娘!?」

北川「(うなずいて)まあ公表したら何かと面倒だから、誰にも言ってないけど」

夏「そういうことだ!! 今から北川ん家まで行ってくる!!」

加奈「今回は部長に助けられましたね!?」

春香「元空手道部部員で良かった―」

北川「部長はよしてくれ、今は真中が頑張ってくれている」

 「それに理事長……母が承諾してくれるかどうかはまだ分からない」

音葉「北川さん!! ……私も、一緒に行っていいですか?」

北川「もちろんだ」

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