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警吏官

作者: 尚文産商堂

執行官、という職業を聞いたことはあるだろうか。

差し押さえ執行などをする公務員だ。


だが、警吏官と呼ばれる人を聞いたことはないだろう。

彼らの役目は、魔術を使う人たちに対する警察権行使だ。

通常の警察や執行官では、魔術に対抗することができない。

そのため、魔術系の種族である、化狼、魔術師、夢魔、獏、精霊、吸血鬼の6種族が行った犯罪や民事執行などについて、彼らがその警察権を行使することとなった。

警吏官は、神秘省警吏庁が管理する。

地方ごとに大管区として警吏部、部分的に警吏部の下に警吏支部を置き、さらに警吏部や警吏支部が管轄する警吏区と警吏小区がある。

俺がいるのは、正式に言えば、神秘省 警吏庁 禁忌警吏部 兵庫警吏区 神戸警吏小区 管轄 宝塚警吏所となる。

俺はまだ平官員だから、肩書きは准警吏官ではある。

正式な肩書は警吏補ではあるのだが、そのあたりは行政区分との差だとかなんとか。

同様に、執行官と魔術執行官という役職もあり、彼らは魔術の種族についての執行官となる。

夢は大きく、警吏総監になることではあるが、その道は遠く険しい。

だから、俺はこの警吏補の仕事を難なくこなそうと思う。

そして、その通りになることを願う。

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