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モブキャラ人生が終了したら二周目が始まったんで、今度は主人公になりたい  作者: 長篠金泥
幕間 その1

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31/131

◎登場人物紹介(1章終了時点)

※コイツ誰だっけ? となった時などに御利用ください

※ネタバレの危険があるので、30話まで読み終えてから御覧ください

※登場人物紹介と言いながら、名前しか出てこないキャラも混ざっています

※オマケで独自設定の組織などの大雑把な説明も最後に入っています

【主人公の関係者】


薮上やぶがみ荊斗けいと 本作の主人公 高校1年生

少年時代に家族や財産をすべて失い、気がつけば裏社会の住人に成り果ててしまう。

違法行為や暴力沙汰に適性があったので、特殊な事案が専門の警備会社に雇われる。

そこで数十年、合法非合法を問わず様々な業務をこなすが、老境に入ったところで死病を発症。

空虚くうきょな人生を後悔しながら最期を迎えた――と思った次の瞬間、半世紀前の高校時代に巻き戻される。

自分の置かれた状況が夢か現実か迷いながらも、幼馴染の村雨姉妹の巻き込まれた事件を原因ごと粉砕した。

体力や筋力が鍛錬たんれん前に戻っているので、戦闘能力は全盛期と比べると激減状態。

しかし、技術や知識や経験は保持しており、高校生としては規格外の水準で戦える。


鵄夜子しやこ 荊斗の姉 大学2年生

両親の事故死後、無気力状態で過ごしていた荊斗を心配していた。

それ以外にも周辺でいくつかのトラブルがあり、心労が積もりつつある。

一周目ではこの翌年に謎の失踪を遂げ、発見されないままに終わる。


雄斗ゆうと 荊斗と鵄夜子の父 享年45

本編開始の前年、車での旅行中に事故死。

普通の会社員だったが、実家の資産を相続し余裕ある暮らしをしていた。


和香のどか 荊斗と鵄夜子の母 享年43

夫の運転する車に同乗し、同時に死亡。

専業主婦なのにあまり家にいない、活動的で多趣味な人物だった。


村雨むらさめ瑠佳るか 荊斗の幼馴染 高校1年生

カスな父親の借金が原因で、妹や母と共にヤクザに売られるハメになる少女。

小学生時代の一時期に荊斗と家族ぐるみの交流があり、鵄夜子とも仲が良かった。

家庭の事情で引っ越したため中学は別で、荊斗とは高校で数年ぶりに再会。

一周目では、行方不明のまま事件にもならずに闇に消えることとなった。

しかし、二周目では荊斗によって救出され、問題は力ずくで解決され日常に戻る。


汐璃しおり 瑠佳の妹 小学4年生

幼かったので父親が家庭を滅茶苦茶にした記憶が残っておらず、門崎の甘言かんげんだまされてしまう。

本来は年齢以上に鋭い感性の持ち主だが、父親という存在に対する憧れを利用された面がある。

一周目では、母や姉と同じく「商品」として高額で取引され、悲劇的な末路を辿る。

荊斗のことは兄のような存在として認識していたが、今回の件で別の感情も発生している模様。


らん 瑠佳と汐璃の母

お嬢様育ちだったのが災いし、門崎のようなクズに未知の魅力を感じてしまい結婚に至る。

当然ながらしなくていい苦労を散々にさせられ、DVと貧困に耐えられずに門崎と縁切り。

一周目では娘たちだけでも逃がそうとするが失敗、眼球から臓器まで全身をバラ売りされる。


◎チャクラ 謎の喧嘩屋

莫大ばくだいな借金を負った荊斗が送り込まれた遠洋漁船で、船内のまとめ役をしていた人物。

荊斗に各種格闘術を叩き込み、裏社会と関わるきっかけを作ったが、当人は正体不明。



【主人公の敵対者】


貞包さだかね慶一郎けいいちろう 青年実業家(自称)

洪知会こうちかいのフロント企業である『HST総合管理』の社長。

地元の不良ネットワークを駆使し、アングラ商売で伸し上がろうとするもヤクザに取り込まれる。

闇金の運営に才覚を発揮し巨利きょりを得ているが、洪知会に大部分を上納させられ不満が高まっていた。

配下を増やして事業を拡大し、遠からず独立することを目指していたが、荊斗の突撃で全てが破綻はたん

一周目では、この数年後に独立を果たすも部下の裏切りで「事故死」し、事業は洪知会に奪われる。

資金と商売道具を失った今回は、とにかく身の安全を第一に考えて行き先を誰にも明かさず逃亡。


芦名あしなしょう ボディガード

貞包から個人的に雇われている警護役だが、会社としてのトラブルにも駆り出される。

パワー系にも限度がある外見に反し、頭は回るし気配りもできるタイプだが、ナメられるので表に出さない。

恵まれた体格と糞みたいな環境によって、アウトロー人生を半強制的に歩まされるハメになっている。

キックボクシングをベースにした戦闘スタイルで相手を秒殺してきたが、荊斗には通じずに敗北。

騒動後は、洪知会からの責任追及を逃れるために黒川の助けを借りて潜伏生活を送る。


森内もりうち HST金融事業部長

中学時代から貞包の舎弟ポジションにいる、腹心の部下のような存在。

HSTでは融資ゆうしや債権回収の責任者として、大金を稼ぐ原動力の一つとなっていた。

荊斗の突撃に際し、何もできないままに蹂躙じゅうりんを許してしまい、気がつけば全てを失う。

怪我もあって逃亡に失敗し、騒動後に踏み込んできた警官隊に身柄を拘束される。

一周目では貞包の独立についていくが、家族を人質に洪知会の脅迫を受けて内通者に。

貞包の住居や行動の情報を流し続けて暗殺をサポート、その後すぐさま口封じで消される。


黒川くろかわ龍太りゅうた HST不動産事業部長

貞包の地元を拠点とする暴走族『東京雷甚會とうきょうらいじんかい』の元特攻隊長。

走りよりも喧嘩を愛好し、名前とデタラメな強さと黒一色の服装から『黒龍』と綽名あだなされる。

黒川が現役時代の雷甚會は、ブチキレた武闘派として一般人だけでなく不良からも恐れられていた。

他チームとの協調路線を打ち出した総長とたもとを分かち、自身に心酔するメンバー数名と共に脱退。

そこを貞包にスカウトされ、HSTでの実力行使担当として仲間と共に業務をこなしていた。

騒動時には遠方での案件に従事しており不在で、状況を知った後は独自の行動を開始する。


能瀬のせ HST警備担当

白いジャージとパンチパーマがトレードマークの、HST本社の門番的存在。

荊斗の侵入と大暴れを許したが、貞包の救援に駆けつけ汐璃を盾にして荊斗と対決。

しかし人質の有効活用も出来ずに散り、騒動後に中度の脳挫傷のうざしょうを負った状態で搬送される。

一周目では、貞包からドラッグ商売の監督役を任されたが、自身も覚醒剤シャブに手を出してしまい中毒者に。

商品の混ぜ物を増やして私用分を確保していたのが露見し、ボディを透明にされこの世から卒業。


門崎かんざき 村雨姉妹の父親

借金とDVとその他諸々のクズ行為によって妻子に逃げられた性格破綻者。

様々な事業に手を出し、時には成功するが最後にはギャンブルで溶かして借金だけを残す。

色気たっぷりな容貌ようぼうと、独特の崩れた雰囲気によって、ある種の女性たちを魅了し続けていた。

HSTからの借金が盛大に焦げ付き、このままだと終わるというタイミングで元妻子を売るのを決意。

汐璃と接触して自分を信用させると、その身柄を確保して瑠佳と藍も呼び出す予定だった。

荊斗によって計画と顔面をぶち壊された現在は、フィリピンかマレーシアへの逃亡を計画中。


木下きのした 洪知会若頭補佐

洪知会の幹部で、HSTなどの傘下さんか組織・関連企業の監督役。

金勘定かねかんじょうが得意なタイプで、下からの人望は薄いが上からの信頼は厚い。

重要な取引先への贈り物に村雨姉妹が使えそうだと考え、この件に関わっていた。

荊斗にボコられ、汐璃に急所攻撃を食らい、行動不能の状態で警官隊に連行される。

取り調べに対しては黙秘もくひを貫いているが、拳銃所持の現行犯なので先の見通しは暗い。

一周目では組織内で順調に出世するが肺癌を発症、病院嫌いのせいで治療が遅れ全身転移の末に死亡。


三杉みすぎ 木下の護衛

スギと呼ばれている、木下の配下で活動していた若衆わかしゅう

二流だが大学を出ていて、荒事もイケるインテリヤクザを目標に研鑽けんさん中だった。

今回の騒動では、荊斗を短刀で仕留めようとするが反撃され惨敗。

木下を守れず、自身も警察に連行される大失態を演じてしまい将来は暗黒。

一周目では洪知会の二次団体の組長まで出世するが、暴対法と肝臓病と半グレの伸長しんちょうに苦悩。

そんな中、幹部組員が起こした殺人事件を指示したと認定され、服役中に獄死。


野々村(ののむら) 赤地蔵連合あかじぞうれんごうのリーダー

ヤクザをバックにデカくなろう、という甘い見通しで結成された賢さの足りない不良集団のまとめ役。

通称で地蔵連じぞうれんと名乗る野々村たちは、HSTの下請けなどをしつつ様々な犯罪行為を繰り返す。

依頼を受けての襲撃代行や、プレ『おやじ狩り』とでも言うべき中高年を標的にした強盗などが主な収入源。

瑠佳の奪還に殴り込んできた荊斗によって重傷を負い、仲間も全員揃って入院するハメになる。

股間に対しての入念な攻撃の結果、男性機能は失われて二度と回復することはなかった。

一周目では強姦致死の被害者家族の復讐によって(4話参照)頭部に重傷を負い、長らく昏睡こんすい状態に。

やがて意識は回復するが全身の麻痺まひが残って身動きはできず、二十年ほど後に吐瀉物ゲロによって窒息死。


嶋谷しまたに ビリヤード店の店長

地蔵連の溜まり場となっているビリヤード場『ライクライブ』の雇われ店長。

以前から売り上げをちょいちょい抜いているクズだったが、野々村たちと知り合いダメさが覚醒。

地蔵連が繰り広げる犯罪行為に積極的に加担し、顔の広さから相談役のような立場に。

地蔵連とHSTを壊滅させた荊斗に、温情で「遠くに逃げろ」と忠告されるがどうするのかは不明。

一周目では、野々村たちの起こした強姦致死の事後処理の最中、突入してきたトラックによって圧死。



【地名・組織名・施設名】


神楠こうなん高校

荊斗たちが通っている公立高校。


洪知会こうちかい

戦後の東京で結成された愚連隊を母体とする暴力団。

旧来のスタイルではいずれ行き詰ると判断した先代(二代目)会長の方針により、合法的な経済活動を軸とした組織運営を行う。

一方で、関連団体には合法スレスレ~非合法の商売を行わせ、それによって生じた巨額の利益を吸い上げている。


◎HST総合管理

債権回収と不動産管理を主な業務とする新興企業。

実態は洪知会のフロントで、ハイリスクな業務を担当している。

令和のコンプライアンス基準からすると即摘発レベルの業務内容。


赤地蔵あかじぞうエリア

荊斗らの地元近くにある、繁華街に隣接する昔から治安の悪い地域。


◎ライクライブ

赤地蔵エリアにあるビリヤード場。

一周目では凄惨な事件の現場となった後、トラックに突入され半壊し廃業。

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