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最低最悪な魔法使い  作者: 春香秋灯
養女と魔法使い
28/38

失格紋

 筆頭魔法使いハガルが壊れた。この情報は隠されたが、それだけでは済まなかった。

 ハガルは筆頭魔法使いの屋敷で秘密裡に療養となった。その間に、皇族メリル様は皇族たちに拘束され、皇帝アイオーン様の前に転がされることとなった。

「よくも、ハガルを壊してくれたな」

「命令違反したからよ!!」

 口答えした途端、アイオーン様はメリル様を引っ叩いた。手加減なんてない。メリル様が吹き飛んだ。

 あまりの痛みと衝撃に、メリル様は恐怖に震えた。これまで、アイオーン様は優しく許していたから、恐怖を抱くことはなかった。

 しかし、今のアイオーン様は、優しさ全てを捨てた。

「失格紋の儀式をする」

「殺さないのか!?」

「今、殺しておかないと、大変なことになるぞ!!」

 もう、誰もメリル様を助けない。ここまでの事を仕出かしたのだ。むしろ、メリル様を処刑してしまったほうがいい、と判断していた。

 アイオーン様は狂ったように笑っていた。

「殺すのは簡単だ。だが、その程度で許してなるものか。息子を連れてこい」

「あの子を殺すというの!?」

「殺さなければいいのだろう」

 息子の危険に強く出るメリル様をアイオーン様は冷たく見下ろした。

 アイオーン様の命令通り、失格紋の焼き鏝が持ち出された。熱せられた焼き鏝の到着してすぐ、メリル様の息子が拘束して連れてこられた。

「父上、一体、どうしたのですか!?」

 どこか、気持ち悪い笑顔を浮かべて、アイオーン様を責めるメリル様の息子。

 見てわかる。アイオーン様の息子ではない。血筋が違う。見た目が似てなくても、皇族だから、誰も気にしない。だけど、私はその血筋自体に嫌悪が出た。

 どんな理由であれ、この女は、アイオーン様に感謝するべきなのだ。本来ならば、この息子は処刑されるべきだった。それをアイオーン様は優しく許した。片腕を斬り落とされたが、それでも、生きているのだ。

 血のつながりがないことを知っているのだろう。息子は縋るようにアイオーンを見上げた。こうして、皇位簒奪を許してもらえたのだろう。

「母上が、また、やってしまったのですね。私から、しっかりと言い聞かせますから、どうか」

「私の子を妊娠した女を殺そうとした」

「夫婦なんです。嫉妬したんです」

「腹の子をハガルに殺せと命じて、それを拒否したハガルが壊れた」

「命令違反したハガルが悪いんです」

「お前を皇帝には、絶対にしないし、皇族の資格すらない。皇位簒奪失敗したこの男に、失格紋の儀式を行う」

「っ!?」

 とうとう、アイオーン様の逆鱗に触れた。表向きは実の息子だ。ちょっと誑かされて、皇位簒奪をしようとして失敗したが、やっぱり我が子だから甘く見たのだろう、と周囲は過去のことを判断したのだ。

 しかし、その優しさも、私と死んだ腹の子で吹き飛んだ。

「助けて、母上えええーーーーーー!!!!」

「助けてください!! どうか、許してぇえええーーーーー!!!」

 息子は母である皇族メリル様に助けを求め、メリル様は周りの皇族たちに助けをもとめた。しかし、誰も助けない。

「何を今更」

「よりによって、ハガルを壊すとは」

「今では、食事一つ、怖くて出来ないというのに」

「その苦しみをお前の息子が永遠に味わうだけだ」

 身の程をわきまえないメリル様に味方はいない。

「お前のせいで、我が家は面倒なことになっているというのに!!」

「孫がどんなふうに言われているか、知っているのか!?」

 それどころか、メリル様の身内は、メリル様の体を踏みつけた。

 泣き叫んで抵抗するメリル様の息子。だけど、大して体を鍛えていない息子だ。抵抗したって、大した力はない。あっけなく背中を晒され、そこに、焼き鏝が押された。

 こうして、メリル様の息子は、筆頭魔法使いの守護を失った。攻撃を受けても、毒殺をされようとも、もう、筆頭魔法使いの妖精は、復讐をしない。






 私はこっそり、ハガルの元を訪れた。ハガルは天罰を受けて、ベッドから起き上がれない。その姿は、男も女も魅了する、美しいものだった。

 私は脇に座り、ハガルの手を握る。体躯まで偽装していたのだ。細くて、華奢だ。

 これが、ハガルの本当の姿だ。体躯をも偽装し、そうして、ハガルは人前に立っていた。こんな姿を晒したら、大変なこととなる。

 私は問題ない。私にとって、ハガルは父親であり、兄であり、師匠であり、そういう存在だ。

 すでに、皇帝アイオーン様から、ハガルは許しを得ていた。だけど、天罰を受けた後だったため、ハガルはしばらく、無力化することとなった。

 私が手を握っていると、うっすらと目をあけた。

「ルディ?」

「はい」

「子は無事か?」

「………ごめんなさい」

「私がやったのか」

「………」

「ルディ?」

 言えない。私が殺した。そうすれば、ハガルが天罰を受けなくてすむ、と考えたからだ。だから、泣くしかない。

 まだ生まれていない腹の子とハガルを天秤にかけた。私の中では、腹の子は軽かった。アイオーン様も、ハガルまで、誕生を楽しみにしていた。赤ん坊には必要だろう、とハガルはすでに準備までしていたのだ。生まれる前からなんて気が早いハガル。聞けば、弟たち、妹たちの子育て経験があるので、すぐに必要となるものを揃えただけだった。それでも、生まれるまで時間がまだあるというのに、とアイオーン様は笑った。

 だけど、実際に選べと言われて、私はハガルを選んだ。ハガルのほうが、大事だった。お腹の子は、どうでも良かった。

 ハガルは私の様子を見て、辛いながらも、妖精を使って、私を調べた。そして、天罰の傷が癒えていないというのに、起き上がって、私の腹に触れる。

 執念だ。そんな力はハガルにはない。私の腹に触れて、崩れた。

「う、ううう、私が天罰を受ければ、それで済んだ話なのにぃ」

「苦しんでいるハガルを見て、気づいた。私は、そこまで、子を欲しいと思っていない」

「でも、何もなければ、産んだんでしょう」

「あの女がいる限り、何もないことなんてない」

 うんざりだ。皇族メリル様は諦めない。いつまでたって、私を邪魔する。それなのに、アイオーン様はあの女を処刑しない。

 私がいるのを使用人たちから聞いた皇帝アイオーン様がやってきた。ハガルが私の膝で泣き崩れているのを見て、動きを止めた。

「らいんはるとさまぁ」

 壊れたハガルは、アイオーン様のことを今は亡き賢帝ラインハルトだと勘違いした。壊れたハガルの中に、私はいない。

 アイオーン様は慌てて、手を伸ばして、ベッドから抜け出そうとするハガルを支えた。

「らいんはるとさまぁ、あたまがいたいです」

 子どものような話し方だ。アイオーン様の体に縋って、ハガルは苦痛を訴えた。

「どうすればいい?」

 アイオーン様は色々と覚悟した顔となる。こういう時、賢帝ラインハルトは、ハガルに何かしたのだろう。

 少し、沈黙するハガル。壊れていても、化け物だ。どんな事を考えているのか、凡人にはわからない。その間に、ハガルはベッドに戻され、うつ伏せにされた。背中は痛々しい。服を通してでも、出血が続いているのがわかるほど、真っ赤に汚れていた。

「もう、許す。ゆっくり眠りなさい」

「あたまを、なでて、ください」

 ハガルは子どものようなことを要求する。アイオーン様は乾いた笑みを浮かべて、ハガルの頭を撫でた。

「うれしい」

 笑って、ハガルは眠りについた。






 決意は固まった。私は、アイオーン様から離れた。

「アイオーン様、俺は、筆頭魔法使いの予備に戻る」

「ルディ!!」

「ルキエルだ。ハガルが回復したら、俺は、筆頭魔法使いの儀式を受ける」

「絶対に許可しない!!」

「今回みたいなこと、また、起きる」

 アイオーン様は、絶対に皇族メリル様を処刑しない。今も、メリル様はのうのうと生きて、私に憎悪を向ける。いつまでも、アイオーン様への攻撃を止めないメリル様。

 そのせいで、アイオーン様が守る帝国の根底が揺らいでいる。あの女は、勉強は出来るが、それだけだ。

 アイオーン様は、私を放したくない、と抱きしめる。それは、とても嬉しい。だけど、私は立ったまま、動かない。

「隠された娼婦でいい。別に、表に出たいなんて思っていない。そんなのは、欲張りだ。俺は、これだけでいい。子どもは、なくていい。足枷になる」

 今回のことで、子がどれほど邪魔か、思い知らされた。

 私はそういうことが、アイオーン様には衝撃的であったのだろう。とても傷ついた顔をされた。

「メリルを処刑しよう」

「もう、遅い。処刑するなら、ハガルが壊れた時にするべきだった。息子に失格紋を施したんだ。それで終わりだ」

「う、うううう」

 泣くアイオーン様。泣いたって、仕方がない。

 これも、ハガルの目論みだろうか、なんて頭の片隅で考えてしまう。メリル様は、身内からも捨てられた。残るのは、メリル様の息子と孫だ。だけど、息子は失格紋を背中に受けて、皇族失格となってしまった。食べることすら、恐怖だろう。

 そうしていると、ハガルがやってきた。

 しばらく、力がうまく使えないため、ハガルは目隠しをして、それなりの妖精封じの道具を身に着けていた。それでも、あの化け物じみた力はちょっと弱まるだけだ。

 目隠しすらも、妖精封じだ。そうしていても、私に抱きついているアイオーン様は見えていた。

「お邪魔しました」

「ハガル、ルディを説得してくれ!!」

 アイオーン様は、困った時はハガルだ。それは逆も同じである。私を離さないと抱きしめたまま、アイオーン様はハガルに頼った。

「どういう話になっているのですか?」

 なにも知らないでやってきたハガルは、まず、状況を確認する。

 だけど、その確認方法が人外だ。私やアイオーン様が説明する前に、ハガルは妖精を使って、状況を確認した。

「ルディ、契約紋をつけることは許しません。あんなもの、痛くて苦しいだけです」

「でも!!」

「お前がまた、アイオーン様の愛妾に戻りたい、となった時、あれは足枷となります。許しません」

「もう、戻らない!!」

「契約紋の欠点を今回で見たでしょう。お前は、私に敵対する立場をとらなければなりません。諦めなさい」

「ハガルに何かあった時、大変なことになるというのに!!!」

「その時は、帝国が滅びるだけです。あるがままですよ」

 これっぽっちも気にしない。あれだけ、帝国第一、みたいなことを口にしているのに、滅びるかもしれない時を見たのに、ハガルは平然としている。

「絶対はありません。無理な時は無理です。それに………」

 ハガルは、そこで黙り込んだ。目隠ししているから、ハガルが何を考えているのかわかりにくい。口元にだけ笑みを浮かべているので、さらにわかりづらくする。

 目隠ししていても、ハガルが誰を見ているのかは、顔の方向でわかる。ハガルはアイオーン様に顔を向けた。

「このまま、ルディがここにいても、諍いの種になるだけです。ルキエルに戻しましょう。今から、連れ帰ります」

「そんなっ!! 私からルディを奪わないでくれ!!! わかった、メリルも、その息子も、孫も処刑しよう」

 アイオーン様は私を抱きしめて叫んだ。どうしても、私を手放したくないのだ。私だってそうだ。そう言ってもらえて、内心はとても嬉しい。

 だけど、ハガルは容赦がない。

「感情のままに行う処刑は、間違いです。処刑するなら、息子が皇位簒奪を失敗した時です。あの時に処刑しなかったばかりに、こうなりました。今更ですよ」

「その時、ルディはいなかった。いたら、処刑した。今、しよう」

「あなたは私の皇帝です。皇帝は、絶対に間違えない」

「間違えたんだ!!」

「皇帝に間違いなんて、ありえない。間違いがあった時は、私がなかったことにします。失敗も間違いも、全て、私が引き受けます」

 口元だけに笑みを浮かべて、ハガルはいう。アイオーン様がどれだけ叫んでも、ハガルは穏やかなままだ。

 どう言ったって、ハガルは動じない。穏やかに、私の手をひいて、アイオーン様から離した。

 呆然となるアイオーン様。気づけば、私が側にいないのだ。ハガルは何もしていない。本当に、さりげなく、私を離しただけだ。

「ルディを返してくれ」

「ルキエルです」

「私のルディだ!!」

「隠れて会わせてあげます」

「ハガル!!」

「ルキエルでも、ルディでも、私が金で買った女です。妖精憑きは、扱いを間違えると、大変なことになります。皇帝であるあなたが一番、よくわかっていることでしょう。私がいい例です」

 絶望するアイオーン様。それでも、ゆっくりと私の元に歩み寄り、膝をついて、私の手を握った。

「夜、待っている。どうか、私を捨てないでくれ」

「しばらくは、私の看病です」

「………わかった」

 アイオーン様はハガルに言われて諦めるも、私の手に口づけして、額につけて、として、やっと、離れてくれた。







「久しぶりに、一緒に寝ましょう」

 隠し通路を使って、久しぶりに戻った筆頭魔法使いの屋敷は、何も変わっていなかった。変わったのは、ハガルの見た目だ。

 ハガルが私を伴って戻ってきても、使用人たちは変わらない。ただ、私が皇帝アイオーン様の愛妾になる前に戻っただけだ。

 昔は一緒に入浴もしたが、さすがに、それはしなかった。それぞれ、就寝の準備が終われば、私はハガルの私室に入った。

 ハガルはあの目隠しを外して、ベッドで横になっていた。

「まだ、頭痛い?」

「仮病ですよ。ああやっておけば、アイオーン様も強く出ない」

 嘘か本当かわからない。すっかり、偽装を外した姿が通常となっていた。私は懐かしい頃を思い出して、ベッドに入る。ハガルは昔と同じように私を抱きしめる。

「大きく成長してしまいましたね。もう、こう、抱きかかえられない」

「そうだな」

 ハガルに抱きしめられると、ルキエルに戻る。あの柔らかいとも何ともいえない胸に顔を埋める。男だから平だ。かといって柔らかいわけではない。よく、ハガルは力がないから、体だって筋肉のない柔らかいもの、と思われるが、そうではない。常に動いているので、体が引き締まっている。無駄な筋肉がないのだ。

「やっぱり、契約紋の儀式をしたい」

「また、そんなこと言って。許可しません」

「やりたい」

「無駄です」

「ハガルに何かあったら、今度こそ、大変なことになる!!」

 私はハガルと一緒に、帝国を守りたかった。ハガルに比べれば、大した力ではない。だけど、魔法使いたちよりは、私は強い。

「無駄だと言っています。それに、そんな愚かな皇族は一度、滅びればいい」

「そうなったら、アイオーン様が」

「皇族は滅んでも、私だけは生き残ります。それでいいのですよ」

「?」

 何を言っているのだろう? ハガルだけが生き残ったって、皇族は滅ぶのだ。皇族がいなくなったら、ハガルを支配する者はいなくなる。

 そこまで考えて、ハガルの思惑に気づいた。皇族がいなくなれば、ハガルは自由だ。好き勝手出来る。

 ハガルは、自由になりたいのだろう。その考えにたどり着いて、ぞっとした。

 見上げれば、ハガルは変わらず、穏やかに笑っている。この素顔には、悪意なんて見えない。

「ハガルは、皇族を滅ぼして、自由になりたいんだ」

「愚かな皇族は滅べばいい、とは思いますが、アイオーン様は助かってほしいですね」

「けど、皇族が滅亡したら、アイオーン様だって死ぬ」

「正確には、愚かな皇族が滅ぶだけです。アイオーン様は、道連れにされるだけです」

「皇族は滅亡するって」

「皇族は滅亡しません。貴族の中に、皇族は発現します。愚かな皇族が滅んだら、私は帝国のどこかに発現した皇族を探す旅に出るだけです。そうして、正しい支配が出来る皇族を作ります」

「っ!?」

 ハガルの考え方は冷徹だ。愚かな皇族を見捨てるのだ。

 ハガルの寿命は私よりも長い。逆に言えば、帝国を立て直せるだけの時間がハガルにはある。ハガルは魔法使いを引き連れて、皇族を探す旅に出ればいいのだ。

 城を乗っ取られても、聖域が穢れても、ハガルにとっては些事だ。皇族さえ見つければ、ハガルと魔法使いで城を取り戻し、聖域を浄化することは簡単だ。

 忘れていた。ハガルは本当は、恐ろしい男だということを。親しくなると、ハガルの態度は柔らかくなる。人を懐柔する何かをハガルは持っている。だから、誰もがハガルのことを警戒しなくなる。恐ろしい一面を見せられても、勘違いしてしまうのだ。自分は大丈夫だ、と。

 恐ろしい一面を再認識させられて、私はぶるりと震えた。それを感じたハガルは苦笑する。

「怖がらせてしまいましたね。心配ありません。そんなこと、起こさないために、きちんと言ってやっています。そうして、メリルは孤立しました。あと少しで、あの女も、子も、孫も処刑だ」

 ハガルは、何か目的があってやっている感じだ。その目的をアイオーン様は知っていて、止めていた。

 目的は皇族メリル様に関わらる事だ。アイオーン様はそれをずっと止めていた。

 だけど、今回のことで、とうとう、アイオーン様はメリル様を切り捨てた。今度こそ、メリル様は何かやらかして、処刑されるだろう。

 ハガルは私の頭を優しく撫でてくれた。

「子ども、残念でしたね」

「もう、いらない。邪魔なだけだ」

「本当は、今も欲しいでしょう。このお腹で、大事に育てていました。見ていればわかります。まだ、腹の中にいましたが、ルキエルは母親の顔をしていました」

「………ううっ」

 強がっただけだ。子どもなんて足手まといだ、と。

 本当は、手をかけて、物凄く辛かった。私自身が手をかけることで、他の誰かに奪われないようにしただけだ。

 殺してしまったけど、これで、永遠にあの子は私のものだ。何も残らなかったけど、お腹の中で可愛がったのは、私だけだ。

 泣く私をハガルは黙って、抱きしめてくれた。

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