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最低最悪な魔法使い  作者: 春香秋灯
教皇長と魔法使い
10/38

休まらない食事会

 賢者テラスが亡くなってしばらくして、筆頭魔法使いとして、ハガルは表だった。しかし、あの見た目である。魔法使いたちも、相変わらず、見た目で微妙である。それでも、ハガルは気にしない。ハガルの周囲を古参の魔法使いたちが囲み、適当に受け流して、としていた。

 俺はというと、テラスと約束してしまったので、皇族としての定期的な集まりとかには、しっかりと参加した。

「食事会、面倒臭い」

「すみません、手伝わせてしまって」

 何故か、俺はウゲンと一緒に、ハガルの手伝いをさせられている。

 食事会の席順とか料理とかは、本来、皇妃の役割である。しかし、皇帝ラインハルトの皇妃は、今はいない。ほら、処刑? となったから。その時、子どもと、まだ幼かった孫まで死んだな。

 こういう場合は、筆頭魔法使いが皇妃の役割を担うのだ。ほら、二番目の権力者だから、皇妃みたいなものだ。

「食事はまあ、適当でいいですね。私よりも、城の者たちのほうが詳しいですし」

「足元掬われるぞ」

「文句いうのなら、ラインハルト様に泣きついて、その皇族を処刑してもらいます」

「………」

 笑顔でいうハガル。きっと、それも織り込み済みなんだな。

 ハガルは今、いらない皇族を掃除しているのだ。むしろ、口答えしてもらったほうがいいのだ。それは、使えない皇族だから。

 きちんとした皇族は、無駄に口ごたえしない。筆頭魔法使いは皇族より上なのだ。しかし、筆頭魔法使いは皇族に絶対服従の契約を施されている。だから、筆頭魔法使いを下と勘違いするのだ。その勘違い皇族を炙り出して、さっさと駆除するのが、今回の食事会である。

「席順はこれで問題ありません」

「俺、なんか、随分と皇帝に近くない?」

「仕方ありません、これ、血筋と成績で決まりますから。使えない皇族は下座に変更です」

「変更っていった!!」

「おっと、口が滑った」

 わざとだ!! 席順は血筋順だ。成績なんて関係ない。だって、皇族はその血筋が大事なのだ。

 ハガルめ、席順やら、料理やらで、喧嘩売るつもりだ。

「ラインハルト様の料理は私がするとして、エズルの料理はウゲンがしますか?」

「もちろんです」

 食事会まで、俺はウゲンの料理なんだ。美味しいからいいけど。

 手伝って、と頼まれたが、実は手伝うことなんてない。ハガルはテラスから生前にしっかり引き継がれているので、問題なく出来ていた。料理も、普通に指示している。城の者たちも、ハガルには馴れてきた。

 何より、ハガルは命じたりしない。丁寧に頼むのだ。物腰も柔らかい。だから、下で働く者たちは、反感を持たない。丁寧だし、間違えても、軽く注意するだけだ。

 そういう話は神殿にも届いてくる。そして、相変わらず女遊びをしていることも。

「ハガル、筆頭魔法使いって、城から出るのは、聖域の慰問だけだと聞いたんだが」

「そうですよ」

「女遊びしてるって。あと、酒も飲んでるという話も」

「してます。いけませんか?」

「どうなんだろう。俺が知る筆頭魔法使いは、城から出ないからな」

 賢者テラスは、城から出なかった。出る時は、何か理由があってからだ。

 なのに、ハガル、簡単に城の外で遊んでは散財しているのだ。

「ハガル様、そんな金があるなら、寄付してください」

 金の亡者っぽい王都の教皇ウゲンは笑顔でいう。だったら、俺に振られた教皇長の予算を解体すればいいのに。俺、ほとんど使ってないばかりで、積み立てられ続けてるよ。

「帝国からの予算、増やしたではないですか。ほら、地下牢の囚人が増えましたから、その人数に応じて、増やしましたよ」

 あれ、ハガルのせいだけどな!! 王都の神殿だけでは抱え込めないから、他の神殿まで運んで、妖精金貨のために呪われた人のほとんどを収容したのだ。妖精金貨出したの、ハガルのせいだってのに、金は帝国から出すというのは、納得のいかない話だな。

 ハガル、表でも裏でも色々とやらかしている。だから、悪く見られているのだ。表では遊び歩き、裏では人の手には負えない問題を起こして、と。それの尻ぬぐいを騎士やら神殿やら、魔法使いたちまでやらされているのだ。恨まれてるんだよ、お前。

「そうですね。もう、私を狙って女を使う貴族もいなくなってきましたし、女遊びもお休みしましょう」

「そうなの!?」

「私が身請けした女は全て、貴族の暗部ですよ」

「似たり寄ったりな女ばっかりだな!!」

「そういう女ばかりに金を落としていましたから。貴族側もよく調べていますよ」

「………」

 今更ながら、驚いた。だけど、あんな感じの子なんだろうな、ハガルの初恋スーリーンは。

 ハガルは、やること全て、企みなんだろう。女遊びも企みの一つだったという事実に驚いた。ハガルの妹カナンから相談された時は、随分と嵌っている感じだったのに。

 部屋を出たところで、ハガルにとっての顔見知りの皇族が声をかけてきた。

「お、ハガルじゃん」

「お久しぶりですね、ハイラント様、アイオーン様、ルーベルト様」

 笑顔で挨拶するハガル。様付けだ。俺は呼び捨てなんだけどな。

 人前だからか、ハガルは敬称をつけるのだ。何か企んでいる感じだな。

「今日は店に行くの?」

「行きたいですが、ラインハルト様に呼ばれていますから」

「忙しいんだね」

「やること増えましたから。ハイラント様、体の調子はどうですか?」

 話のついでに、ハガルはハイラントの体調を訊ねる。

 ハイラントはハガルの初恋スーリーンの一応、兄だ。だけど、ハイラントは妹であるスーリーンを人買いに売ったのだ。

 表面上では親しく話しているハガルだが、その内面はとんでもない怒りに震えているのだろう。

「あー、ちょっと、あちこち、まだ変な感じかな」

 ハイラントは、勝手に皇族失格者のスーリーンを人買いに売ったことで、皇帝ラインハルトの怒りを買った。平然としているが、とんでもない暴力を受けて、ボロボロになっていたのだ。それをハガルは治癒した。

「まだ、痛いのですか。治癒がうまくいっていないのかな。もう少し治癒しましょうか?」

「いや、いらない。どうせ、俺は一皇族で終わるからな。体鍛える必要なんてないし」

「お前なあ、体術と剣術は皇族の義務だぞ」

「そんなの、最低限でいいだろう」

「聞いています。あれから、ハイラント様は体術と剣術を行っていないと。あれほどの怪我ですから、体が治っていないと錯覚をしているのかもしれませんね。さすがに、そこまでは私でも治すことは出来ません」

「いいって。生きてく分には問題ないから。じゃあな」

 怪我のことはあまり言われたくないのだろう。何せ、皇帝ラインハルトの怒りに触れて受けた怪我だ。あの時のことは、表沙汰にされていない。ハイラントはさっさとハガルから離れていった。

 ハイラントが離れると、他二人の皇族もハガルにちょっと頭を下げて追いかけていく。

 そんなハイラントの後ろ姿をハガルは嫣然と微笑んで見送った。





「怖い怖い怖い怖い!!」

 俺は神殿につくなり、机に突っ伏して叫んだ。

「エズル様には全く関係ないことですから、気にしなくていいですよ。エズル様さえ幸せなら、他が不幸であっても、私は問題ありません」

 王都の教皇ウゲンは俺中心だからな。ハガルの目論みなんて気にしない。どうだっていいもんな!!

 だけど、俺は怖いばっかりだ。

 ハガルの奴、ハイラントの治癒を中途半端にしたんだ。完全に治癒しろ、と命じられていないので、命令違反にならない。そうして、体術と剣術を封じたんだ。

 ハイラントは見るからに不真面目な男だ。この痛みがなくなっても、これを理由に、体術と剣術をやらなくなるだろう。そうすると、どんどんと弱くなっていく。

 ハガルはいつか、ハイラントをどこかの皇族に殺させるつもりだ。それ、俺じゃありませんように!!

「あんなクズみたいな皇族、さっさと殺せばいいのに」

「ハガルは、色々と時間かけて準備してるんだろう」

 これまでのハガルの怒り具合は、よほどのことでないかぎり、段階を踏むものだ。

 魔法使いの反乱だって、段階だ。一度目は、命令違反である。二度目は、筆頭魔法使いのお披露目の不参加だ。そして、三度目は、なんと皇帝ラインハルトの私室に妖精を侵入させたという。ここにきて、ハガルは激怒して、首謀者を公開処刑である。

 今、ハイラントへの復讐に段階を踏んでいる。最初は、ハイラントの母親を奪った。次は、ハイラントの武力を奪った。次は、何を奪うつもりだ?

「そういえば、ハイラントの母親って、どうなったんだ?」

 急に知りたくなった。

「聞きたいですか?」

「いや、やっぱり聞かない」

 やはり、ウゲンは知っているんだ。怖くなって耳を塞いだ。

 今もハガルとウゲンは仲良しだ。お互い、呼び捨てである。妖精憑きなりに節度ある距離感なので、ウゲンは安心しているのだ。何より、お互い、妖精憑きだから、理解出来る話が多い。

「力ある妖精憑きは、恐ろしいですね」

 ウゲンでも、そうとう、恐ろしいことをしているのだ。ハガル、一体、どんなことしてるんだ!?

 初恋の女スーリーンを貶める行為をしたもの全てをハガルは許さないのだ。

「しかし極端だな。父親が妹を売った時は、神殿送りだぞ。ハイラントがスーリーンを売った件は、もう物騒になってる」

「父親も執着の一部でしたからね。軽くしただけですよ。あの皇族はそうではない。私だって、エズル様を売り払われたら、売った奴を八つ裂きですよ」

「へえ、どうやって」

「聞きたいですか? 力ある妖精憑きは、死を弄びますよ。指先から少しずつ切り裂いていきます。ハガルの能力は化け物ですからね。きっと、狂えないように頭もいじるでしょうね」

「もういい」

 ハガル、こっわ!!

 ウゲンが知っているということは、ハガルが世間話みたいに話したんだな。それを平然と聞いているウゲンも、やっぱりそれなりの実力の妖精憑きだ。怒らせないように気を付けよう。





 食事会はもう、一日目から大波乱である。

「この席順はなんだ!?」

「何故、わたくしがこんなに後ろなの!!」

「血筋順ではないとは、どういうことだ!!」

 席順を決めたハガルに言いたい放題である。ハガルはというと、皇帝ラインハルトに給仕している。その役目を他にやらせない徹底ぶりは、あれだ、身に覚えがあるな。

 いつも欠席している俺が、随分と上座に座っていることも、納得いかないんだろうな。

「エズル、貴様、皇族の大事なお役目も出来ていないというのに、よくもまあ、顔を出せたな」

「本当に」

 無視したけど。いつものウゲンの料理である。俺の給仕もウゲンだ。ウゲン、絶対に他の奴にはやらせない。

「ここに、平の魔法使いを入れるなんて」

 ウゲンの存在にまで嫌味を言ってくる。それには、俺も席を立った。

「煩いな!! 皇族のくせに、妖精憑きに選ばれもしないお前らはどうなんだ。皇族は妖精憑きにただ一人に選ばれてこそだぞ。悔しかったら、魔法使いどものトコに行って、選んでもらってこい!!」

「なんだそれは!?」

「神殿にいれば、それなりに貴重な本も読むことがある。そこに、皇族は妖精憑きに好かれやすいと書いてあった」

「ふん、帝国の貴重な本を焚書するように働きかけた神殿が残した本なんぞ、信じられるものか」

「禁書指定されてたな」

 神殿としては、その本の存在を表沙汰にしたくない何かがあるのだろう、たぶん。本来なら、俺は読めない立場なのだが、ウゲンが王都の教皇をしているから、それを利用して、勝手に読んだのだ。

 あの本は、皇族を神格化することとなる。だから、神殿は隠したのだ。信仰の上で、危険視したんだろう。

 そういうことは、俺は隠した。都合のいい部分だけを表に出しただけだ。

 ウゲンはここぞとばかりに後ろから俺に抱きついてくる。

「私の皇族はエズル様ただ一人です」

「私の皇族はラインハルト様ただ一人ですよ」

 そして、ハガルも乗ってくれる。ラインハルトの傍らに立ち、笑いかける。平凡に偽装していても、色々と漏れ出てくる。

 平凡でも、ラインハルトは、ハガルに絆されている。人前だろうと構わず、ハガルを膝に乗せる。

「嬉しいことを言ってくれるな。皇帝となって、一番、嬉しいことだ」

 そして、ラインハルトはハガルを抱きしめる。ハガルは、子どものように喜んだ。

 そんなハガルを見て、ラインハルトの身内たちは嫉妬の目を向ける。子どもであっても、ラインハルトは愛情の欠片も傾けなかった。

 だが、亡くなった賢者テラスから聞いて、その理由を俺は知った。これっぽっちも血の繋がりがないのだから、子にも孫にも愛情なんて傾けない。

 だけど、ハガルには、これでもか、と愛情を向けるラインハルト。その姿は、確かに、俺でも見たことがない。あれほど女遊びをしていたのに、ここまで愛情を傾けているのを見たことがなかった。

 ハガルへのラインハルトの寵愛は深い。だから、席順や料理で苦情を訴えていた皇族たちは、閉口するしかなかった。すでに、皇族の儀式で、口答えした皇族はラインハルトの手によって処刑された。

「それで、席順がどうしたんだ?」

 しかし、ラインハルトは容赦ない。静かになった所で、蒸し返してくれた。誰が言ったか、なんて、他の皇族たちが視線だけ向ける。

「い、いえ、何も」

「………」

 下手に口を開くものではない。無言が正しいのだ。だから、女の皇族に視線が集中した。

「今回は、試験的に成績も加えました。血筋だけで、仕事も出来ない皇族は、順位を下げました」

「なんだとっ!?」

「ラインハルト様は見た目は若くても、それは、私が時を戻しているだけです。孫までいる年寄に、若いお前たちの尻ぬぐいをさせるとは、どうかと思ったのだ。もっと仕事しろ」

「そういうお前は、随分と問題を起こしてばかりだな。妖精金貨を出して、魔法使いに反乱を起こされ、皇族の儀式では、皇族失格者を一人逃亡させたとか」

 最後の失策は、絶対に言ってはいけないことだった。

「皇族失格者は、私の失策だな。そういえば、一人、処刑が残っていたな」

 皇帝ラインハルトはハガルを立たせると、剣を抜き放った。

 見れば、失策をさせた皇族ハイムントは真っ青になって震える。逃げたくても、恐怖で動けないのだ。

 そのまま、ハイムントは処刑されるかに見えた。ラインハルトはハイムントに向かって歩いているようだ。皇族失格者の逃亡とされる失策は、誰が原因か、皇族間でも公開されていなかった。だから、誰が処刑されるか、皆、興味津々だ。

「どうしてっ!?」

 しかし、ラインハルトが斬りつけたのは、失策を発言した皇族だ。

「私の失策を口にするとは、それは、私への当てつけだろう。私よりも立派な皇帝になってみせる、という」

「ち、ちがっ」

 言い訳の暇もない。ラインハルトはさっさと止めを刺した。

「ハガル、汚れた。片づけろ」

「はい」

 ハガルはちょっと目を向けるだけで、皇族の死体は消えてなくなり、血痕すらなくなる。

「皇帝に失策などない」

「もう年寄だから、失敗しただけだ」

「いえ、ラインハルト様には失敗もありません。それは、全て、私の失敗ですよ。だから、もう、気にしなくていいです。失敗も、失策も、悪名も、全て、私のものです」

 ハガルはラインハルトのために椅子を引きながら言った。

「そんな、悪いじゃないか」

「いえ、全て、私の誉め言葉です」

「そうか」

 ラインハルトが席につくと、何事もなかったかのように、食事会が続いた。





 食事が終われば、だいたいの皇族たちは帰って行く。ほら、空気最悪だから。皇帝ラインハルトと筆頭魔法使いハガルが残っているので、邪魔になると思って、退散するのがほとんどである。

 ハガルはそんな空気最悪だというのに、恐怖に震えているハイラントの元に行く。ハイラント、ラインハルトに殺されるかも、という恐怖で、立てないでいたのだ。そんなハイラントを何も知らない友達らしい皇族たちが心配していた。

「ハイラント様、大丈夫ですか? 体の怪我、まだ治りきっていないのですね」

「どういうことよ!?」

「実は、ハイラント様が」

「治ったから、問題ない!!」

 ハガルが何か言おうとするのをハイラントが叫ぶようにさえぎった。

「ハイラント、どうかしたの?」

「うるさい!!」

 心配する皇族の手を払って、ハイラントは立ち上がった。

「もう、大丈夫だ。ハガル、何もいうな。いいな」

「わかりました」

 ハイラントからの命令だ。ハガルは笑って頷く。元から、話すつもりはなかったのだろう。

 ハイラントが皇族失格者を勝手に連れ出して、人買いに売った事実は、今だに隠されていた。行方のわからなくなった皇族失格者は、逃亡したこととされたのだ。

 皇族失格者はハイラントの妹スーリーンであることは、わかる者にはわかる。ハイラントの母親がある日、いなくなったのだ。母親がスーリーンに何かしたのだ、とちょっと考えればわかるものだ。しかし、皆、沈黙していた。

 何故なら、これは、皇帝の失策だからだ。

 なのに、バカな皇族は、食事会で口にしてしまったのだ。そして、皇帝に処刑された。これで、もう二度と、皇族失格者の逃亡は、口にされることはないだろう。

 ハガルは笑って、ハイラントを見送った。ハイラントは、ラインハルトが死ぬまで、この罪に苛まれることとなった。

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