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第8話

ダークブラントとセバスチャンは、帰宅した。


玄関を開けると、じいやで発明家のフェルナンドが待ち受けていた。


フェルナンドは、執事であるが、発明家のため、いつも、白衣を着ていることが多い。執事の仕事の時は、黒いスーツに白いカッターシャツ、それに、えんじ色の蝶ネクタイを付けている。中肉中背で、黒髪、黒い眼鏡をかけている。メリッサの父親でもある。


フェルナンドは「坊ちゃま(魔王)!お帰りなさいませ!いかがでしたか?今回の準備のほどは。」


ダークブラントは「うん!首尾は上々だ!アルデバランのやつ、ちょっと脅したら、恐ろしがったぞ!うまくいった!」


アルデバランは、全く動じず、演技しているだけにもかかわらず、ダークブラントは、自分の恐ろしい態度が素晴らしいと勘違いしていた。


フェルナンドは「うれしいです!坊ちゃまが、1人前の魔王になられて、うれしいです!坊ちゃまを幼少のみぎりからお育てしたフェルナンドは、うれしいです!」と、白いハンカチを胸のポケットから取り出して、むせび泣いた。


ダークブラントは「じいや、喜んでくれるんだな!吾輩も、うれしいぞ!アルデバランに4回のランチ代サービス、それに、ガテゾリアンとアルデバラン湯治場代と、あいつの店のおでん代を支払ったが、勇者が滅亡するなら、安いものだ!」


フェルナンドは「はあ?支払った・・・?坊ちゃま!そういう時は、脅して、タダにさせるものですよ!」


ダークブラントは「ああ・・・。そうなんだな。吾輩は、まだまだ、悪の未熟者なんだな・・・。」


ダークブラントは、坊ちゃん育ちで、温室育ちなので、世間知らずだった。


フェルナンドは「いいえ!これからですよ!私の教育が及びませんで、坊ちゃまのせいではありませんよ。」


そう言うと、フェルナンドは、座り込んで、号泣した。


セバスチャンは「おでんで、満足して、気が付かなかった僕のせいです!申し訳ありません!」


ダークブラントは「いいや!やはり、吾輩のせいだ!もっともっと、悪くなって、悪を貫くぞ!フェルナンド、セバスチャン!吾輩に力を貸してくれ!これからの吾輩を期待してくれ!希望の光が見えている!」


フェルナンドは「はい!!!坊ちゃんと地獄の果てまでお供いたします!」


ダークブラントは「魔王というだけで、地獄だけどな!こちらこそ、よろしく頼むよ!じいや!」


フェルナンドは即答で「はい!!!」


セバスチャンは「僕だって、フェルナンドさんに負けていませんよ!魔王様のためなら、例え、火の中水の中、どこまでも、ついて行きますよ!」


ダークブラントは「こんな、いい家臣に恵まれて、吾輩は、幸せ者だ!ありがとう!」


ダークブラントとフェルナンドとセバスチャンの3人は、未来に賭けることにした。

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