67話 ついに見つけた
俺は自然と言葉が口から外に出て行った
「かもなー。 王様がスライムがすごい好きだから嫌々民も従ってると思うよ」
あーなるほどね。そんな事はどうでもいいから早くセリナを見つけないと!
「腕にグランド王国のバングルをした女の子みませんでしたか?」
「あー見たよ。王様の次期お嫁さん候補になっていると聞いているがもしかしてあんたもあのお嬢さん狙いなのか?」
「セリナがお嫁さん候補だと! セリナはグランド王国の王女だぞ。なにいってやがる」
「ちょちょっと。落ち着いてよ兄さん。みんなそういう風に伝わっているんだ。あんたは何者かしらねぇが早くいってやらねぇとまずいんじゃないか」
「すまない。邪魔したな」
俺は一般人の胸ぐらをほどいて急いで王宮へと向かう。
◇ ◇ ◇
スライムの王冠を掲げた宮殿を目印に向かう。これは後に聞いた情報だが今日結婚式を開くというこれまたピンチな状況になりつつある、急がねば……
「見つけた!セリナ無事か」
セリナはヌメリア王国の王様と一緒に席に座っていた。
「二斗、会いたかった! 助けに来てくれたのね」
セリナは席を立ちこちらへ向かう。
「ヌメリア王国の兵士からは聞いておったがおまいらがわしらの結婚式を邪魔する不届き物か。わしはヌメリアというものだ。ヌメリア王国の王子である」
ぽっちゃりとした体型に王冠にはスライムを着けており、無償髭を生えたおっさんだ。
「そうかあんたがセリナを!」
「まぁまぁそうあわてるでない。じっくりと楽しんでやるからの。粘り壁!」
ヌメリア王はスライムを使い道を塞ぐ。あっというまにスライムの壁が出来上がる。
「くそこんな壁すぐにでも剥がしてやる」
「まって二斗やん!」
俺を駆け出しで止めたのはリストだった。
「なんだリスト、ここまできておじついたいたんじゃないんだろうな」
「いいや違うんだよ。おかしんだよ。あのヌメリア王の表情を見て! 明らかにこれは罠だよ」
ヌメリア王はセリナを抱えてはいるが逃げる素振りを見せない。よほどの自信があるだけと思っていたがそういうことか。
「じゃあどうするんだ。このままでは傍線一方だ」
「私に考えある」
しばらく沈黙があった後リストは口火を切った。
「それで頼む」
◇ ◇ ◇
まじめにクライマックス!




