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プロローグ

初めて小説を書きます。

これからよろしくお願いします。

「今何時だろう?」

 

 羽毛の掛布団を捲くり上げてベッドの近くにある四角い小型デジタル時計を見る。ちなみに緑色のカーテンは閉めてるから日差しは入ってこない。


「もう11時になっている」


俺は重たい身体を弱弱しい腕の力で起き上がらせる。


 俺は、新居等二斗(にいとうにと)。年齢は23歳。自分で言うのもなんだが重度のコミュ症だ。頭は良い。ルックスはそこそこで可もなく不可もなく平凡な顔立ちだ。高校を卒業して大学に入りはしたが、高校の時の友達は一人もいなく、さらには大学で友達ができないジレンマを抱えて孤立感に嫌気を指し中退した。


今思えば浅はかな考えであって勿体無いなと感じる。親にはガミガミ言われ、自分でも結局やりたい事がなかったため、仕方なく就職をした。だが思わぬブラック企業で1週間で根を挙げてしまい無断欠勤の後に退社。気づけば引きこもりになって1年の月日が流れようとしていた。世間から見れば人生オワタの状態である。


 俺の日課といえば昼過ぎに起きてまずは朝昼兼用の飯を食う。冷凍食品を主にメインで食すことにしている。電子レンジがあれば出来る辺り家事できなくても生きていけるぐらいの発明だなと関心してしまう。コスパを考えてるあたり、そこらへんのニートよりはかしこいんじゃない。愛用している黒色のパイプ椅子に腰を掛けてパソコンを立ち上げる。


 「あなたtubeでも見るかな」最近はまっているお気に入りの実況動画をだらだらと見始める。人気のある動画を見ているうちにようつーバーになれたらいいなとか最近考えてしまう程である。「家を出ずにお金を稼ぎたい」誰もが考える道であると俺は思うんだよな。ほら上司のパワハラとか、自分の時間を削りながら飲み会につき合わされたりとかそういうのが俺は嫌なんだよ。


「まぁ、飲み会に行ったこととかないんだけどね。テヘッ☆」


 こんな独り言をパソコンの前でぶつぶつとしゃべっていたら、有限である時間は無残にも過ぎていく。なんだかんだ言い訳こじつけて言ってるけど結局は社会出ることの恐怖の方が、勝ってる余りこうして家にいる次第である。俺の人生は多分終了しているんだ。引き返すぐらいならいっそ来世に期待しておきたい。

 

 時折自分を変えるために異世界に行く方法を何度か試してみるも全て失敗に終わっている。インターネットの情報を鵜呑みしているバカは俺のことです。


「死ぬ前に、一度は行ってみたい!」

 

 そう考えるまでに脳内はお花畑状態に陥っていた。夜になると、両親が帰ってくる。俺の両親は共働きで朝から仕事に行き夜はだいたい20時ごろに帰宅する。すっかり自宅警備員の仲間入りを果たした訳だ。


 俺の仕事はというと洗濯物の取り込みと夕食作りの手伝いだ。少しでも親の負担を減らすことが出来ないかと自分なりに試行錯誤を重ねた結果でもある。


 両親は俺がニートのことについては余り触れてこない。触らぬものにたたりなしというやつなのか。それとももう諦めているのだろうか。おかげでこうしてタダ食いができているわけであって。いや本当に申し訳ないです。


「両親に感謝しないとな」


 そんなことを心の中でふと思っていた。夜も暮れて深夜の3時くらいになっただろうか。


「そろそろ寝ようかな。やることないしな」


 眠たくなったら寝る。何時に寝るかは決める必要もない。明日も何も予定がないのだから。自由過ぎてすっかり夜型人間になってしまっていた。いつも通りに消灯しかけ布団にくるまって眠りに着いた。


――朝起きたら異世界に飛ばされているだなんてその時は考えもしなかった。


拙い文章だとは思いますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

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