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キスゲーム  作者: 天無 冷斗
ゲーム開始編
5/32

第五話【水川家】

『んー遅いな……』

青鈴あおすず血瑠璃ちるりに言われた通りに待っていた

そんな青鈴の携帯に着信が入った

青鈴は普通に携帯の着信が誰なのか確認した

『血瑠璃?…』

その着信の送り主は血瑠璃だった青鈴はすぐに電話にでた

『血瑠璃?どうした?』

「はやくこっちきて変な女とゲームの参加者に追われてる!」

『つーか!どこだ!?』

「えーと今は体育館の近くに隠れた」

『わかったすぐ行く!』








逝見ゆくみ…止めなくてよかったのか?』

尾上が逝見に聞いた

「うん、それに今僕が止めにいったら物語が進まないでしょ?」

『それもそうだな』






「どこですかぁ?赤熊あかぐまさん。出てきてくださいよ」

笹田ささだは体育館の近くにあるトイレに隠れた血瑠璃を槍を持ちながら探していた

「はぁッ…はぁッ…どこまで追ってくんのよ…」

その時トイレの中にもう一つの声が響いた

「血瑠璃さぁん?ここだよねぇ……?」

「(美希?)」

濫真らんま君のために…

  



             今すぐ殺してあげるからね」

「ッ――――」

最悪だと思ったとき外から聞き覚えのある声が聞こえてきた

『血瑠璃!どこだ!?』

その声は濫真の声だった





「…あなたが守護人ですか……?」

笹田が青鈴に向かって問いかけた

『あぁ、そうだよ。つーかテメーか参加者は』

「はい。あなたは―――私がゲームをクリアのに邪魔ですねぇ…消しちゃいましょうか

潰して壊して焼いて凍らせて殺して滅してぐちゃぐちゃにして有耶無耶うやむやにして消しちゃいましょうか」

『ならこっちは絶対に完璧的に血瑠璃を守る!』

「ならこの状況はどうするんですか?」

笹田がそう言って青鈴は気づいた

光の槍のようなものに全体を囲まれているのに

「いやー気づかないものなんですねぇ会話中に設置しておいても」

『……ブルーサイズオン!』

「これでも諦めませんか…なら空100:地150……『比の槍』」

青鈴に向かって空から地面から100ぐらいの槍が攻撃していく

『……無理ゲーじゃん』

青鈴は一つこのときあることを思い出す

自分の武器の特性を

『(…記憶をこの武器は抜き取るんだよな…なら…)』

青鈴は持っていた黒ペンで自分の掌に『比』という文字を書き始めた

「何をしているんです?死ぬかもしれないのに…」

『いいや、死なねーよ!ただ…』

「ただ?」

『比っていう常識を消すだけだ!』

青鈴は自分の手に向かって鎌の刃を振り落した

その直後に空と地面の100近くあった槍は空に1つ地面に2になった

『これぐれーはよけれる!』

そう言いながら青鈴はその二本の槍をすんなり躱した

「………」

『あとはテメーをぶった切るだけだ!』

だが青鈴が笹田を切ろうとしたときに笹田に変化が起こった

「がはっ……」

『は…?』

笹田の腹部に一本の矢が刺さっていたのだそれも今

「邪魔だ」

笹田の後ろから声が聞こえる

『誰だ!?』

「さぁ?とりあえず俺はやってないからコイツをやったのは誰だろうな?」

その男は弓を持ちながら言った

『いややったのはお前だろ!』

「はぁ?もしかしたらどこかの誰かさんが手で矢をもって飛ばしたかもしれないだろ?まぁ白状すると俺なんだが」

男はあっさり白状した

「あぁそうだ質問は『誰だ』だったな俺は水川みずかわ章悟しょうごだ。一応わかると思うがゲームの参加者だぞ」

水川は自己紹介をした

『で?その水川だとかがなんでここにいるんだ?』

「それは簡単だろ?血瑠璃が襲われてるからだ」

『?いやその襲ってたのは今お前が倒して…』

「違う、このゲームに関係ない奴にだ」

『んなことねーだろ』

「それはそうとその転がってる奴から記憶を奪い去ったほうがいいついでに傷も消えるからな」

『あ、あぁ』

青鈴は言われるがまま笹田を鎌で記憶を抜き取った

『何でお前は記憶を抜き取れることを…』

「それは赤熊家と一番の親戚関係にある水川家の人間だからだ」


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