勇者は呆気なく死ぬ。
前作は飽きたので投稿をしばらく休みます。本当に申し訳ありません。スミマセンスミマセン
(;´Д`)
( 八)
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作者は気分で執筆したり辞めたりします。今後ご了承ください。
今回は結構な自信作なので楽しみにしていてください!
「しーしょー。待ってくださいよー。」
「早くしろ。こんなので音を上げるようじゃ地獄の炎に勝てないぞ。」
俺はアモド。このやる気のない顔をしていても一応勇者だ。しかも有史以来初の魔王討伐を成し遂げた奴だ。そして後ろにいるのはイソナだこいつも勇者で俺の事を師匠と呼ぶ。
「こんなのってもう300キロは走ってますよ!ほんと死にますよ!将来有望な次期勇者が死にますよ!」
「そんなにピーチク言えるならまだ死にはしないな。それにお前も勇者なんだからこの位余裕だろ?」
「師匠が異常なだけですー!」
全くうるさいヤツだ。ほんとに勇者なのか疑わしい。
「はあ。仕方ない近くに村があったはずだからよってくぞ。」
「よし!その村ってあとどのぐらいですか?」
「確かあと100キロぐらいだったかなぁ。」
「死ぬーー!!」
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「はぁはぁ…死ぬかと思いましたよ…」
「死ぬわけないだろ。死因が走りすぎて死亡ってシャレにならないだろ?」
そういう訳で一番近くにあった村にたどり着いた。この村は渓谷にある村なので坂道が多いな。
「というかお前らの仲間達は大丈夫なのか?お前リーダーだろ?」
「いいんですよ。せっかく師匠が四天王と戦うのに私は王都で訓練だなんて…。それにヴォボナ達は私なんかよりよっぽどしっかりしているから大丈夫です!」
何故かドヤ顔でそんなことを言う。
「それならいいんだが…」
その時、アモド達の後ろで八百屋らしき人が箱いっぱいに入った林檎らしきものを運んでいた。そして彼が転びそれをぶちまけてしまった。そのうち一個は綺麗にアモドの方に飛んでいき頭にぶつかった。しかも当たりどころが悪かったのかアモドは倒れてしまう。その時アモドはこう思った。~あぁ、俺って林檎にぶつかって死ぬのか。~
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