主要登場人物[幼少期]①
第一幕最後の『人物一覧』を纏めたものとなります。ご参考までにどうぞ。
シャンデリー王国〖主人公並びに主要人物〗
★カノンフィーユ・アルバーニ = 前世:乃木 花南音【のぎ かのん】
アルバーニ侯爵家の長女。前世共通の通称:『カノン』。性別:女性
10月生まれの5歳。背が低く、小柄な可愛らしい雰囲気の少女。
淡い金髪で、碧眼の比較的多い色素を持った、幼い容姿である。
生まれた直後から、前世の記憶を引き継いでいるが、朧気である。
前世と現世の記憶が入り交じり、前世という概念はまだ持っていない。
前世という認識はなくても、ここが異世界のような、気はしている。
常に、前世の記憶と現世の世界観を、見比べるように達観している。
現世では、幼馴染 兼 婚約者がおり、兄妹のように仲が良い関係。
前世では、母親など一部の人物から、『カノ』とも呼ばれていた。
(前世の母親は、病弱の為、入退院していたらしい。)
現世・前世共に、1人っ子だったが、仲の良い従姉がいたらしい。
(現世では、年の離れた弟が生まれ、妹は今後生まれる予定。)
どうやら、前世でも…お嬢様だったらしく、礼儀作法は誰よりも完璧。
★トキリバァール・ラドクール = 不明
ラドクール公爵家の長男。通称:『トキ』。性別:男性
5月生まれの7歳。身長は、カノンよりも頭1つ分以上、高い。
金髪翠瞳の比較的多い色素を持った、将来のイケメン候補である。
カノの幼馴染 兼 婚約者であり、兄妹のように仲が良い関係。
(但し、彼の方はカノンのことは、妹と思ったことは一度もない。)
前世等の記憶は一切ないが、ただカノンには不思議な縁を感じている。
妹が1人いて、カノンとも実の姉妹のような親しい関係。
ラドクール公爵家の嫡子である為、将来の宰相候補でもある。
★リナベル・マチュール = 前世:佐々本 梨里奈【ささもと りりな】
マチュール伯爵家の次女。前世共通の通称:『リナ』。性別:女性
12月生まれの5歳。おっとりとした美人系の容姿の少女である。
茶髪茶眼の比較的多い色素を持った、男女共に人気のある人柄である。
生まれた直後から、同じく前世の記憶を引き継いでいて、朧気である。
前世と現世の記憶が入り交じり、前世という概念はまだ持っていない。
全く気にしない大らかな性格で、現世ではカノンとは幼馴染でもある。
常にのほほんとしており、女子友ではカノンの1番の理解者でもある。
現世では、幼馴染兼婚約者がおり、友達として仲が良い関係である。
年の離れた姉と、2つ下の妹がいる。3姉妹の仲は、良い方である。
男子が生まれなかった為、リナの夫が継ぐことになる予定。
この年頃の女子にしては背が高く、エイジが常に気にする要素でもある。
★エイジーク・サンドル = 不明
サンドル侯爵家の次男。前世共通の通称:『エイジ』。性別:男性
7月生まれの5歳。身長は、カノンよりは高いが、リナより少し低い。
茶髪茶眼の比較的多い色素を持った、将来のイケメン候補である。
現世では、リナの幼馴染 兼 婚約者であり、友達の関係に近い。
(現時点では、彼は無意識ではあるが、カノンに好意を持っている。)
前世等の記憶はまだ一切なく、何も疑問に思っていない剣術馬鹿である。
剣術が得意で、夢は騎士になること。実際には、マチュール家の婿候補。
嫡子である兄がおり、兄弟仲は、あまり良くない。(兄は、弟想い。)
最近、騎士団所属の父と、騎士見習いの兄に厳しく指導され、拗ねている。
★リョルジュ・サンドル = 不明
サンドル侯爵家の長男。前世共通の通称:『リョー』。性別:男性
9月生まれの7歳。騎士系の家系なので、身長はトキよりも高い。
銀髪パープルの眼の珍しい色素を持つ、将来のイケメン候補である。
まだ婚約者は、決まっていない。騎士道にしか興味もない。
前世等の記憶はまだなく、何も疑問に思っていない剣術馬鹿に近い。
サンドル家嫡子。弟想いであるが、弟からは誤解され、仲が良くない。
(実際に、彼が5歳頃は、父親の厳しい指導に、彼も拗ねていたので、
弟に多少冷たく当たったこともあった。)
トキの幼馴染で親友でもある。カノン達とも顔馴染みである。
トキのカノンに対する気持ちには、気付いている為、応援している。
弟のカノンに対する気持ちも知っており、勝ち目がないと思っている。
★アリッサ・テオドール = 不明
テオドール侯爵家の長女。前世共通の通称:『アリー』。性別:女性
4月生まれの6歳。リナとは違う美人系の少女で、相当な人見知り。
ブルーの髪とグレーの瞳の色素を持った少数派で、常に一目を引く。
彼女が生まれた当初は、父親がナムバード公爵家の派閥に属していた。
(単に、ナムバード公爵から無理強いをされていただけ。)
ナムバード公爵家の娘に意地悪をされており、その所為で友達がいない。
それを知った父親が、アルバーニ侯爵に相談し、同じく中立派となった。
この世界に違和感を持っているが、人見知りの為、誰にも相談出来ない。
カノンの5歳の誕生会に出席し、そこでカノンとリナと仲良くなる。
今のところ、まだ婚約者は決まっていない。(まだ男子は苦手なので)
年の離れた兄が2人おり、末っ子ということで溺愛されて育っている。
★ユイリア・ラドクール = 不明
ラドクール公爵家の長女。前世共通の通称:『ユイ』。性別:女性
6月生まれの4歳。トキの少女版のような容姿で、かなりの美少女。
金髪とグレーの瞳の比較的多い色素を持った、将来の美女候補。
兄の婚約者になる前から、カノンを慕って『お姉様』と呼んでいた。
家族全員から溺愛されて育った為、少々気が強く、我が儘な面もある。
前世と現世の記憶が入り交じり、前世という概念はまだ持っていない。
生まれた頃から、この世界には違和感を持っていたようである。
カノンとリナより1歳下であるが、妹みたいに可愛がってもらっている。
今のところ、婚約者候補が何人かおり、まだ正式には決まっていない。
★トーマイセント・アルバーニ = 不明
アルバーニ侯爵家当主。通称:『トーマ』。性別:男性
濃い茶髪に碧眼の比較的多い色素を持った、やや若く見える容姿。
ギリギリ、イケメンに入る部類の容姿。(可愛い系の顔)
ラドクール公爵とは親友ではあるが、色々とライバルでもあった。
今まではラドクール公爵家の派閥に入らず、中立派として振舞っていた。
(いくら友人とは言え、彼が友人の派閥に入れば、勢力が2分する為)
(また、娘を盗られると危惧し、親友の息子と婚約させたくなかった。)
カノンと、これから生まれて来るラルクの父親。
★アンナベート・アルバーニ = 不明
アルバーニ侯爵夫人。通称:『アンナ』。性別:女性
淡い金髪で、翠眼の比較的多い色素を持った、かなりの美人。
おっとりした性格で、滅多に本気で怒らない人物。
ラドクール公爵夫人とは、王立学園時代の友人でもある。
王立学園の生徒だった時は、マドンナ扱いされていた程の美女。
夫とは異なり、カノンとトキの婚約には、大賛成であった。
カノン、ラルクの母親。カノンが5歳の時点では、妊娠中。
その後、無事に男児を出産した。
★ラルク・アルバーニ = 不明
アルバーニ侯爵家長男嫡子。通称:『ラル』。性別:男性。0歳。
淡い金髪に翠眼の比較的多い色素を持つ、目鼻立ちがはっきりしている。
カノンが5歳のお誕生日会の、半年後に生まれてくる弟。
(男児と思われたので、名前は既に決まっていた。)
将来イケメン候補の赤ちゃんであり、カノンが可愛がっている。
(カノンとは異なり、母親似であるらしい。)
正式な登場は、第二幕から。
★ララフィールド・サリィム = 前世等関わりなし(記憶なし)
アルバーニ侯爵家の使用人。通称:『ララ』。性別:女性。12歳。
元々は、落ちぶれたサリィム子爵家の長女。両親・弟・妹あり。
家族を養う為に、住み込みで働いている。(両親には借金がある。)
一時期は剣士を目指していたが、実力がなくて諦めた。
2年前の10歳の時に、カノン専属メイドの1人となった。
★ミリィ(従者の子供の為、苗字なし) = 前世等関わりなし(記憶なし)
アルバーニ侯爵家の使用人。通称:『ミリィ』。性別:女性。14歳。
両親が共に、アルバーニ侯爵家の使用人であり、侯爵家の敷地内にある
使用人用の住宅に、家族で住んでいる。代々使用人の家系である。
カノンが生まれた時からの専属メイドの1人となる。
因みに、彼女の母親は、カノンの乳母に当たる人物。
★ガリオス・ナムバード = 前世等関わりなし(記憶なし)
ナムバード公爵家当主。通称:『ガリー』。性別:男性。43歳。
茶髪茶眼の比較的多い色素を持った、顔も性格も醜い男。
現国王とは叔父と甥の関係だが、野心家である為、昔から仲が悪い。
ラドクール公爵家とも対抗していて、中立派を取り込もうとしている。
前妻との間に長女(21歳)を、数年前に王妃にしようとして失敗した。
(側室としても、王から「側室は要らない」と断られている。)
前妻が亡くなった後、直ぐに後妻(28歳)と結婚している。
前妻との間に長女と嫡男’17歳、後妻との間に次女8歳の子供がいる。
※第一幕用の登場人物一覧となります。『ガリオス・ナムバード』については、正式登場はもっと先になりますが、野心家で裏で活動していますので、名前はちょくちょく登場するかもしれないと、ここにも上げて置きます。
いつも読んでいただき、誠にありがとうございます。
これにて、第一幕完了と致します。各幕ごとに、登場人物の年齢も上がったり、登場人物も増えそうだったり、変化をする予定です。筆者の覚書きも兼ねていますので、各幕ごとに人物一覧を載せることになるでしょう。一覧の内容も、少しずつは変化するかと思います。
※愈々、次回から第二幕を開始致します。
宜しければ、第二幕の方もよろしくお願い致します。