警告
このお話は2020年5月17日をもって非公開とさせていただきます。
▶︎はじめからやる
電源をきる
今、いとも簡単に「はじめからやる」を選択しなかっただろうか。君はゲームの中の人たちの気持ちを考えたことはあるか?信じられないほど過酷な使命を課され、傷ついてももう一度プレイすれば大丈夫。安易な考えで翻弄されるゲームの主人公。
まるでゲームの中の人達が生きているみたいな言い方だな、と言われそうだが、彼らひとりひとりに本当に人生があったらどうだろう?
時々思う。私たちはゲームの中の人間で、どんな選択も自分の意思で選択しているように見せかけて、私たちは何一つ選ぶことができないのではないかと。
今から始まるのはそんな物語だ。
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警告
本当にこれを読むなら、それ相応の覚悟は持ってくれ。私は君がこれを読むと知っていてこの日記を書いた。そして、その後どうなるかも大体予想がついている。それは君も同じだろう?本当のことが知りたいなら読むしかない。が、私は君のことをとても大切に思っている。これは本当だ。何せこんなに長い時間君という人間を見てきたのだ。医者が知らない君を、他の人間がなんと言おうと、私は君をひとりの人間としてちゃんと見てきたつもりだ。
どうか、君が自由になれますように。
頑張ってくれ…