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第1話 僕はついに!

プロローグ


僕の名前はアレク。

ロンドの街に住むもうすぐ20歳。

両親は早くに他界し独り暮らし。


やっと!

ついに!!

ようやく!!!

ノービスから卒業出来るんだ!!


苦節8年……。

本当に長かった…。

みんなに使えない……!……いらない!!

と言われたノービス生活ともおさらばだ!!


僕は明日ついに…!!




第1話 僕はついに!


この世界へは、通常基本職のノービスとして生を受ける。

基本職で〈経験値〉と〈ジョブ経験値〉を一定量貯めると一次職にジョブチェンジが可能になる。


一次職には、

〈戦士〉

〈武道家〉

〈神官〉

〈魔法使い〉

〈シーフ〉

〈魔物使い〉

以上の6種類がある。


この中で最も不遇なのが〈魔物使い〉だ。

必要な〈経験値〉〈ジョブ経験値〉は他の5倍。

さらに問題なのは、二次職への〈ジョブ進化〉が未だ見付かっていない事!


これは上位の魔物戦では役に立たないということだ。

これでは人気が出ないのも仕方がない。


だがシカーシ!!


極稀に生まれながらにして、チャンスを手に入れる者が現れる。

それがユニークスキルだ!


ユニークスキルには様々な種類があり、それに見合ったジョブを選択すると、大いに活躍できるとされている。


そしてそんな僕に来た幸運は……


なんと!!


不遇な〈魔物使い〉用であった………。



ユニークスキルなんて滅多なことでは持っていないので、本当は気にしなくても問題ない。


それなのに僕のユニークスキルは、

〈奇跡のダイス(SSS)【魔物使い専用スキル】・・・相手に対しサイコロを振る一発勝負。出た目が1ならば、例えどんな相手も必ず生涯の忠誠を誓う〉


はぅぁ~!!

これならどんな人でも〈魔物使い〉一択になってしまうよね?



でも、ユニークスキルは他人には絶対に話せないので、事情を知らない周りの冒険者からは〈ノービスアレク〉という素晴らしい通り名が、有名になってしまった……。


ジョブチェンジ当日の朝、習慣とは恐ろしいもので、今日は大切な日なのにも関わらず、ギルドにクエストを見に来てしまった。


「アレクさんおはようございます」

彼女は冒険者ギルド名物の美人受付嬢ノアさん。

金髪ナイスバディのお姉さんだ。


冒険者たちの憧れの的であり、近い距離に近づくだけで、背中から殺気が近づいてくる。


「おはようノアさん」

「今日、ついにノービスとお別れですね!!本当におめでとうございます…。これまでご苦労様でした…」

目に涙を浮かべ、微笑んでくれるノアさん。


そんな事をされると心がざわめきます…。

まぁ、社交辞令的お祝いなのだろうけどねぇ。。


「ありがとうございます!思わずいつもの癖でここに来ちゃったのに、朝からノアさんの笑顔が見れてラッキーです!それでは大神殿に行って来ます!」

「いってらっしゃい~」


手を振るノアの微笑みは、本当にアレクの苦労を分かち合った者のそれであった。



「アストラル大神殿にようこそ。本日は、ジョブチェンジをご希望ですか?」

「はい。魔物使いをお願いします!」


「?!ま、魔物使いですね??本当に宜しいですね??分かりました」

神官さんはやけに念を押す。


「それでは神錫に向かって祈りを捧げてください」

お願いします。魔物使いです!

お願いします。魔物使いです!!

お願いします。魔物使いです!!!


僕の身体が輝き、温かい光に包まれる!

しばらくすると光が収まり、自分の身体から何かの強い力を感じる……!




「今からあなたは……!?えっ……!??!、まさか!?!?〈さ、三次職:ま、魔王使い!?!?〉です!!」


ナーンダーッテーーーー?!?!



アレク Lv1 魔王使いLv1

HP8 MP3 力3 体力2 魔力3 運2

スキル 奇跡のダイスLv3



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