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うちの元リーダーが幼女となりました  作者: 森林千花
第一章 再会であり、再開
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第五話

 ゲッカとヤーミィが固唾を呑んで話を聞く中、クララの話は続く。

「アタシの気がかりはただ一つ。ゲッカ、ヤーミィ、アンタ達二人のことだった」

「そう、だったのですか……」

「だから俺達に会いに来たと?」

「いいや。本当は会うつもりはなくてね。一目元気にやっている様を見ることができればと思っていたんだ。けど、警察に保護されそうになっちまってねぇ。慌ててアンタ達の名前を出したのさ」

「あぁ、それで警官と一緒だったんすね……」

 ゲッカが苦笑しつつ納得した横で、ヤーミィはクララに尋ねる。

「クララ様は、このまま我々のことを忘れてしまってよろしいのですか?」

「……そうだね。アンタ達もアタシのことなんてさっさと忘れておくれ」

「それは、クララ様の命令でもお断りします」

「俺もぜってぇ忘れませんよ、クララ様のこと」

 想定外の返事にクララは驚愕の表情を浮かべた。

「なっ、なぜだ。アタシは上司としても人としても悪いやつで――」

「それがなんだって言うんすか。良いところだってちゃんとあったでしょ?」

 ゲッカはそんな言葉と共に自身の懐から三枚の『マッサージ券』を取り出して見せた。

「クララ様が昔奢ってくださった屋台のおでん、とても美味しかったですよ」

 ヤーミィもそう言って微笑む。

 それを聞いたクララは、目に涙を浮かべつつも口角を上げた。

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