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うちの元リーダーが幼女となりました  作者: 森林千花
第一章 再会であり、再開
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第四話

 その後、空き部屋を寝室としてあてがわれたクララだったが、なかなか眠ることができなかった。

 自分が消えてしまう気がしたから。

 クララとしての自分に未練はもうほとんど無い。部下であったゲッカとヤーミィは今も楽しくやっている。それを知ることができただけで良かった。そのはずだったのだが。

「ゲッカ、ヤーミィ」

 気づけば彼女は店に続く階段を降りていた。後片付けをしていた二人はすぐに作業の手を止めた。

「まだ起きてたんすか、クララ様」

「お一人では眠れませんか?」

 ヤーミィの問いかけに、クララは首を左右に振った。

「まだ、寝たくない。お別れになりそうだから」

 その言葉にゲッカとヤーミィは不思議そうに顔を見合わせた。

「クララ様がいたいなら、ずっとここにいてもいいんすよ?」

「そうですよ。また三人で仲良くやっていきましょう?」

 クララは先程よりも強く首を左右に振る。そして言った。

「できないんだ。アタシにはもう時間がない」

「時間がないって、どういうことすか」

「詳しく、話してもらえませんか?」

 クララは意を決して語り始めた。

「あの魔法少女に倒された後、気づけばアタシはこの姿になっていて、アンタ達のことを過去の記憶として持っていた。でも、日に日にその記憶が消えていってるんだ。でも、そんなのはどうでもいいさ。もっと大事なことがあったからね」

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