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◆Middle 01◆ひみつの神楽ちゃんとひみつのユエちゃん ScenePlayer――藤咲みこ

GM:そこは、T市外縁に設けられた対策本部。ユグドラシル破壊作戦、発令を受け、3人のエージェントが集まっていた。というわけで、全員登場です。

藤咲みこ:侵食値いきまーす。(侵食値ダイス振る。「1」と出る)40%。

古森神楽:(侵食値ダイス振る。「4」と出る)36%。

ユエ:(侵食値ダイス振る。「8」と出る)41%。

GM:さて、薄暗い室内の中、みなさんの前には電源の入っていない巨大モニター。そして手元には事件の概要がしめされた資料。

古森神楽:「……やばっ!遅刻遅刻っ……!!」。ばたばたと廊下を走って登場中~(笑)。

ユエ:「文字読むのは苦手……」。もぐもぐとジェラートを食べている。

藤咲みこ:「お、やっと来たかなっ」

GM:UGNのスタッフが、資料を渡してくれます。

古森神楽:「801号室っ……。ここかっ!!(ガラッ……隣の部屋だった!)……ん?違うなっ!!(ばたんっ!!) ……えーっと。ここだな!!」。ばん! と扉を蹴っ飛ばして登場!(笑) 「(ぜぇぜぇ……)ま、待たせたなっ!(はぁはぁ……)神楽が来てやったぞーっ」

GM:では、神楽が用意された席についたところで。プツッ、モニターに電源が入ります。そこには日本支部長、霧谷雄吾が微笑みを浮かべて現れます。

ユエ:「"プロキオン"、5分遅刻……」

GM/霧谷雄吾:「時間です、みなさんそろったようですね」

古森神楽:「先生が来るまでに席に着けばセーフだッ」とユエに。

GM/霧谷雄吾:「では、これより、巨大植物型EXレネエギト コードネーム"ユグドラシル"の破壊掃討作戦について説明させて頂きます」

古森神楽:うん。一応ちゃんと霧谷さんの話は聞く。

ユエ:やる気なさそうにジェラートもぐもぐ。

GM/霧谷雄吾:「と、その前に……作戦メンバーを紹介しておきましょう。まずは、今回のチームリーダーの藤咲みこさん」

藤咲みこ:「はいさっ」

GM/霧谷雄吾:「現場での決定権は貴女に一任いたします。よろしくお願いします。そして、中枢議会から、エージェント、ユエさん」

ユエ:「…………よろしく」

藤咲みこ:「よろしくたのむさっ」

GM/霧谷雄吾:「最後に、外部協力者として、グレイ・マウス  深峰あき……?」

古森神楽:「はーーーい!!」と手をぶんぶん振り回す。

GM:神楽のところで困惑した表情になる霧谷。

古森神楽:「古森神楽! 外部の超協力な助っ人ですっ! よろしく!」

GM/霧谷雄吾:「神楽さん、今回の依頼は深峰さんにだしたと思うのですが、、彼は?」

古森神楽:「ん、だから、神楽が代理! 依頼書も彰さんから受け取ったしっ」。ここでバレちゃまずいって思うから、必死にごまかすよ。神楽なりに、だけど。と、彰さんから奪った依頼書を見せる(笑)。

GM/霧谷雄吾:「(思案中)……分かりました。貴方の能力に関してはこちらでも評価しています。よろしくお願いします」

古森神楽:「じゃ、問題ないですねっ」

藤咲みこ:「ん、問題無いならいいさっ。よろしく頼むよっ」

古森神楽:「おう。よろしくなっ」

GM/霧谷雄吾:「では、自己紹介も終わったところで説明に入ります」

古森神楽:「……(ふぅっ…。何とかごまかせたっ。神楽の話術でごまかされるなら、UGNもちょろいなっ)」

藤咲みこ:「はーい」

ユエ:「………………」(こくっ)

GM/霧谷雄吾:「巨大植物型レネゲイト 通称ユグドラシルは現在も成長を続けており徐々にその領域を広げています」

GM:そう霧谷がいうと、サブモニターに上空からのT市が映し出される。中央に巨大な大樹、そして街のあちらこちらは地中から飛び出た根に覆われている。

古森神楽:「うわぁ……」。話には聞いてたけど、こりゃあひどいなぁ、と。

藤咲みこ:「ずいぶん育ったもんだねー」

GM/霧谷雄吾:「成長の様子から、おそらく衝動は飢餓でしょう。観測班がレネゲイトチェッカーで確認したところ、侵食率は今朝の段階で160%を突破しました」

古森神楽:「てことは、ジャームッ……?」

GM/霧谷雄吾:「高確率でジャーム化しているとみて間違いありません。また、対象は有機物を吸収するエフェクトを保有。住人の安否が心配されています」

藤咲みこ:「それは危険もいいとこかな。食べられるってのは怖いねっ」

GM/霧谷雄吾:「現在、救出チームを組織して、住人の救出活動を行っていますが、中心部はワーディング濃度が高すぎて、通常の抗ワーディングマスクでは防ぎきれなくなっています。ですので、申し訳ありませんが、サポートに関しては外周部のみ、となります。」

藤咲みこ:「かまわないさっ。そのための私たちだしねっ」。だよねー、と二人を見る。

古森神楽:「だなっ!」びしっとサムズアップ!

GM/霧谷雄吾:「たのもしいですね」神楽の言葉に微笑む。「現在住人の救出作業は60%。中心部は未だ手つかづです。皆さんにはいっこくも早く中心部に位置するユグドラシルのコアを破壊してもらいます」

古森神楽:「行動な迅速にってヤツだな。……えーっと。ここって元はTタワーだったっけか……。てことは、地図とかそういうのがあったり?」

GM:「Tタワーの図面に関しては、手元の資料を参照してください。分かる限りの情報は集めました」

藤咲みこ:資料確認っと。

古森神楽:「ふむふむっ……。……あ。通信配線図もある。これは神楽に役立ちそうだなぁ」

ユエ:「………………」(ざっと資料に目を通す)

GM/霧谷雄吾:「他に注意事項ですが……。どうやら、FHの部隊が多数潜入しているようです。観測班によれば爆発音や、戦闘の痕跡が多数発見されたとのこと」

古森神楽:「ふぅん……。FHか……」

GM/霧谷雄吾:「現段階で分かっていることは以上です。質問がありましたらどうぞ」

ユエ:「………………その資料も頂戴。街のどこら辺にFHはいる?」。顔を上げて、はっきりと霧谷さんを見る。

GM/霧谷雄吾:「最初に発見されたのは外周部と中心部の中間地点ですね。以後中心部で爆発音などが確認されています」

藤咲みこ:「戦闘準備のための道具はそろってるかなっ」調達できるー? と。

GM/霧谷雄吾:「必要な装備に関しては準備しましたが、、何分時間がありませんでしたので完璧とはいいがたいです」(申し訳無さそうに)

ユエ:「戦闘の痕跡は、ユグドラシルと……?」

古森神楽:「なるほど。FHはこんな感じっと……。……FHマークはピンクにしとこっ」一応、蛍光ペンできゅきゅっとFH出現箇所を地図にチェック。

GM/霧谷雄吾:「おそらくは……もちろん、第三勢力が関与している可能性も否定はできませんが」

ユエ:「第三勢力……」(眉を顰める)

古森神楽:「第三勢力? ……あ!霧谷さん。質問っ!」。はーいと、手を上げる。

GM/霧谷雄吾:「はい、神楽さん、何でしょうか」

古森神楽:「"ゼノス"って何ですか? ……今回関わってたりする可能性あり?」。3rdになってからのレネゲイドビーイング関連情報を神楽はまだ知らないって事で(笑)。

GM/霧谷雄吾:「(眉をひそめて)……ゼノス、ですが。神楽さんはまだ関わってはいないのですね」

古森神楽:「うん?知らないな。……彰のおっちゃんの資料に(といいかけて)……えっと、あー。ちょっとある筋から小耳に挟んだっ! ……で、どんな奴らで、今回の事件にも関わってきたり?」

GM/霧谷雄吾:「彼らは、プランナー、都築京香が立ち上げたレネゲイトトビーイングで構成された組織です」

古森神楽:「……プランナー? 都築京香……? ……ふぅん。FHも色々あったっぽいなっ」

GM/霧谷雄吾:「あの組織の行動は、完全にプランナーの意志次第ですので予想は難しいですが……これほどの大型EXレネゲイトとなると、興味を持っても不思議ではないでしょう。ある意味、ユグドラシルは彼らの同胞といってもいいでしょうから」

古森神楽:「ふんふん。なるほどっ……」

ユエ:「あと……その……」(珍しくためらうような迷うような表情になる)

GM/霧谷雄吾:「ユエさん、どうされました?」

ユエ:「……テレーズ、今、どうしているか……知らない……?」(かなり心配そうな顔を霧谷さんに向ける)

GM/霧谷雄吾:「テレーズさん、ですか?(何かに気づいたかのように)ああ、なるほど。貴方にも隠しているのですね、彼女は」

ユエ:「うん……」(すがるような目で、じっと霧谷さんを見る)

GM/霧谷雄吾:「心配なさらないでも大丈夫ですよ。特に危険はないそうです。詳細は私の口からは申し上げられませんが」

ユエ:「それならいいんだけど……とりあえずは無事なんだ……。それはよかった……」(少し安心しつつもまだ不安が完全に解消されない感じで)

古森神楽:「…………?」。ユエがこんな表情見せるのもめずらしいから驚いた様子でそっちを見ている。神楽はエージェントとしてのユエしか知らないだろうしな。

ユエ:「わかった……とりあえずは……"任務"を果たすこと、考えてみる」(すーっと表情を消す)

GM/霧谷雄吾:「よろしくお願いします。」

古森神楽:表情が消えたら、気のせいかなって思っておこうかな(笑)。

GM/霧谷雄吾:「では、他に質問がなければ、作戦開始ということで」

古森神楽:「うん。神楽は特に質問ないな」。早速行動したそうにうずうず(笑)。

藤咲みこ:「ではさっそく備品の確認に行ってくるさっ」

ユエ:「あとは……わたしも情報をちょっと確認してみる……」

GM:このシーンで調達と情報収集は可能とします

藤咲みこ:了解。今調達していい?

GM:では、このシーンで調達や情報収集をしたければどうぞ。

古森神楽:「えーっと。神楽は中の状況探れたら探って見る!」

藤咲みこ:では目標はアルティメイド服。財産ポイントはダイスロール後でもいいんだよね?

GM:ええ。

藤咲みこ:(調達ダイス振る。ダイス目「18」と出る)財産4使ってゲット。

GM:了解、なぜか備品の中にメイド服がありました(笑)

ユエ:情報収集:ジルバについて ⇒ 〈情報:UGN〉にて

GM:どうぞ

ユエ:(情報収集ダイス振る。「9」と出る)

GM:これはトークでお渡ししますね

ユエ:了解!

古森神楽:そっちの情報送ったら教えてねー。そして、ちょっとGMにものは相談があるから、打ち出しておく。


以下がトークの内容です。


ジルバ

中枢議会所属のエージェント。直接の上司はおらず、中枢議会員の間の調停などを取り持っている。

また、中枢議会に欠員がでた時はその代理として活動する権利を持っている。

その行動は徹底した中立主義で、強硬派や穏健派のバランスを保つことに専念しているようだ。

以上です。


情報を聞いたところで、再び話は本編に戻ります。


GM:トーク終わりっと。

ユエ:「うーん……うさんくさいような……信用してもいいような……」(パソコンの画面を見て、うなっている)

古森神楽:情報収集。タッピングあるからそれを利用したっていう演出で情報:噂話の難易度下がらない? えーっと。こんな状況だから、閉じ込められた人とかも、携帯電話とかネットで連絡取って、色々と情報収集しようとしてるだろうし。その情報を、タッピングで盗みたい! できる?

GM:タッピングで傍受は可能ですが。住人は基本的にワーディングで意識を失っていますので、連絡などはとってないですね

古森神楽:うーん。じゃ、普通に妙な通信が流れてないかぐらいか。調べられるのって。

GM:それは可能です

古森神楽:情報、何扱い? タッピングのRC判定?

GM:タッピングでRC判定としましょうか

古森神楽:了解! がんばってみようかっ!! (RC判定ダイス振る。「6」と出る)ふー。頑張った! 神楽は超がんばった!! 侵食値上昇。37%(笑)。

GM:うん、UGNスタッフが外周部で救出作業を行っている通信が受信できました。

古森神楽:……コレ終わったら、精神伸ばそう(笑)。

GM/UGNスタッフ:「なんとかこっちは救出完了。そっちはどうだ?」

古森神楽/UGNスタッフ:「……こちら、第4班!!支給応援をっ!!……う、うわぁ!!?」

GM/UGNスタッフ:「なんとかなりそうだが、、しかし、こいつは酷いな。生命反応が途切れた固体はあっというまにこいつに食べられちまう」

古森神楽/UGNスタッフ:「ば、馬鹿な!? 救護班の中の救護班と呼ばれた我々ホワイトハンド精鋭が!!? うわーもうだめだ!!」

GM/UGNスタッフ:「4班大丈夫かっ!? 畜生、またでやがったか」

藤咲みこ:なんか襲われてる(笑)

古森神楽:GMが拾った!?(笑)

GM/UGNスタッフ:「ただちに避難しろ、倒したってどうせまた出てくるんだ!! 命を落としたら死体ごと食われるぞ」

GM:以上です。

古森神楽:「……うわぁ。色々と大惨事になってるよっ」

ユエ:あと、情報収集したあと、調達もしていいの?

GM:いいですよ。

ユエ:じゅあ、ハードコート! (ダイス振る。成功する)

GM:成功ですね。

藤咲みこ:んー、情報情報。

古森神楽:神楽もナイフでも調達しとこうかな。いざとなれば、射撃で使えるし。(ダイス振る)古森神楽:はい! 失敗した!(笑)

GM:あまりに基本すぎて物資にはいってなかった(笑)。

古森神楽:それは盲点だな。(笑)

古森神楽:こう、普通持ってくるだろ!ぐらいの勢いか。(笑)

GM:うむ(笑)。もしくは、こんな大樹相手にこんな小刀なんの役に立つんだよ、みたいな?

藤咲みこ:あ、じゃあ情報集めようっと。えーと、では。テレーズさんでも調べるかなぁ

GM:情報UGNでどうぞ。

藤咲みこ:基本、リサーチここで終わりだよね? 基本的にチャンスは。

GM:リサーチは1シーンに1回までですね。

古森神楽:うーん。中に突入しても演出さえつければ問題ないんでない?

GM:ですね。

古森神楽:それとも、これからリサーチに何か制限かかる?

GM:かかるかどうかは想像におまかせします

古森神楽:はいはい。了解。

藤咲みこ:まあダイス振ってから考える。〈コネ:UGN幹部〉と〈コネ:要人への貸し〉を使う。

GM:どうぞ。

藤咲みこ:(ダイス振る。「20」と出る)

GM:ぶ(笑)。

藤咲みこ:ふ、財産ばらまいてもっと調べちゃる(笑)。

GM:まさか抜かれるとは(笑)。

古森神楽:ばらまいた(笑)。

GM:トークで送ります

藤咲みこ:はーい


何やらわたしの知らないところで、秘密のやりとりが行われたらしい。


GM:以上です。

藤咲みこ:ありがとう。うわあ……。

GM:中枢議会員の隠蔽を抜くとは……みこ、恐ろしい子!! さて、リサーチも終わったところでこのシーンはここまででいいかな?

藤咲みこ:はーい。

古森神楽:OK!

GM:では最後に。

GM/霧谷雄吾:「住人の生命をみなさんにかかっています。どうか、よろしくお願いします」と霧谷が深く頭をさげたところで、シーンアウト。

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