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Opening 03◆文化祭実行委員に立候補した2人 ScenePlayer――ユエ

タイトルがいきなりオープニング3になってるけど、間違いではありません。


今回のオープニングはちょっと普段と比べて、特殊な形になっています。

各人のオープニングは別々に行っていて、それぞれオープニングの内容は内緒となっています。

ここではわたしのPCのユエのオープニングのみ、公開しますね。

他の人のオープニングは内緒とします。

あえてわたしの視点でこのリプレイは語っていきますね!


GM:殺風景。そうとしか言いようのないほど、その部屋には何もなかった。現在ユエは、日本支部に出向中である。コードウェル博士の宣言を受けて情勢が不安定な日本支部の助けに入る、というのがその名目だ。そして、T市での事件発生の方。ユエは任務がくだるのを、マンションの自室で静かに待っていた。

ユエ:(侵食率ダイス振る。「1」と出る)もぐもぐもぐもぐ……。唯一生活感のあるものと言えば……積み重ねられたアイスの箱。「………………」(もぐもぐもぐもぐ)。少女はおいしそうにアイスを頬張っていた。

GM:では、その積み重ねられた空のアイス箱の高さがギネスブックにでも載ろうかという頃。トゥルルルルルルル……。室内に設置された端末がなりだす。

ユエ:「んっ?」(顔をしかめて、端末を見る)。とてとてとてとて……。

GM:発信先は テレーズ・ブルーム。

ユエ:その発信先を見た瞬間、嬉しそうな顔になる。「テレーズ……何の用かしら……?」。通信端末をオンにする。「もしもし……?」

GM:では、壁の一部がモニターに代わり、相手の姿が映し出される。そこに映しだされたのは、黒ずくめの格好にミラーシェード、そして白い髪をオールバックにした一人の男。

ユエ:「……誰?」(無表情ながらもわかる人が見たらいぶかしげな顔になる)

GM/ジルバ:「こちらUGN中枢議会エージェント、ジルバです。貴方がエージェント ユエですか?」

ユエ:「イエス」(こくん)。直ぐに冷静な表情になり、男の人を見上げる。

GM/ジルバ:「テレーズ殿の名代で、貴方に任務を伝えさせていただきます」

ユエ:「……命令……? どんな……?」

GM/ジルバ:「今から、3600秒後、貴方に日本支部より、巨大植物型EXネネゲイト 通称ユグドラシルの破壊作戦が下されます」

ユエ:(こくっとうなずいて、先を促す)

GM/ジルバ:「ユグドラシルについてはご存知ですね。」男がそういうと、ピッとサブモニターがつき、上空からの現在のT市がうつされる

ユエ:「ざっとした概要だけなら、知ってるわ……」

GM/ジルバ:「詳細は後ほど日本支部長、霧谷雄吾から伝えられるでしょう。しかし、貴方にはそれ以上のことを知って頂かなければならない」

ユエ:「うん……?」(不思議そうにこてんと首をかしげて、相手を見る)

GM/ジルバ:「今回の事件ですが、発生原因はFH研究員、草木悠人の暴走です。彼は植物型EXネネゲイトの研究を行っていました」

ユエ:「ええ……」(こくん)

GM/ジルバ:「オルクスの力で、植物を操り、戦闘などに利用することを得意としていたようです。だが、彼は力の操り方を間違った。結果がこれです」。ジルバは、さしたる感慨もなくユグドラシルの映像をみる。そして、ユエの方に向き直り「このような事件は二度と起こしてはなりません。エージェントユエ、任務を下します」

ユエ:「うん」(こくん)

GM/ジルバ:「草木悠人は、暴走した植物型EXレネゲイトと同種の種をもう一つ所持しているという情報がわかりました。貴方にはこの種をどんなことがあっても回収してもらいます。」

ユエ:「わかったわ」(うなずく)

GM/ジルバ:「この件に関してはFH側も種の回収に動いているという情報もきています。この種が再びFH側にわたればどうなるか……おわかりですね?」

ユエ:「ええ……わかる」

GM/ジルバ:「なお、種の情報に関しては日本支部長にも伝えておりません。余計な情報を与えて各人を不安にさせてはなりませんので」

ユエ:「つまり……内緒の任務なのね……。わかったわ」

GM/ジルバ:「ええ。貴方の有能さを見込んでの任務です。私達中枢議会は貴方に多大な期待をしています」

ユエ:「草木悠人のオルクス以外のシンドロームはわかる……?」

GM/ジルバ:「情報では、モルフェウスということです。その力で分析などを得意にしていたとのこと。トライシンドロームの可能性については現在確認できていません」

ユエ:「あと、ジルバの連絡先……テレーズと同じでいい……?」

GM/ジルバ:「ええ、同じでかまいません。テレーズ殿はしばらく表にでられませんので。私がしばらくの間、中枢議会議員代行となります」

ユエ:「わかったわ。何かあったときは……テレーズの連絡先に連絡を取る」(こくん)

GM/ジルバ:「よろしくお願いします。では、質問がなければ私はこれで。貴方も任務に備えてください」

ユエ:「うん」(こくん)

GM:では、プツンっとモニターの電源が切れ。ジルバは姿を消します。

ユエ:じゃあ、しばらくその通信を見てて……。「霧谷からの連絡を……待った方がいいみたいね……」。時計を見る。あと1時間は暇みたいだ。とりあえず、UGNのデータベースからT市の資料を取り寄せる。地理データとか……地図とか、そういうのを頭の中にインプットする。

GM:了解

ユエ:そうしながら、霧谷さんから連絡があるのを待つ。

GM:では、そうやっていると。トゥルルルルルルル……。室内ではなく、携帯端末がなる

ユエ:「もしもし……?」(直ぐ電話に出る)

GM:発信先は……。「もしもし、霧谷です。ユエさんですか……」


GM:かくして、任務はくだされた。


シーンアウト。

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