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トキメカない恋でも、ボクはキミが好きです。

作者: 七瀬






モテないボクは、47歳までずっと独身だ!

そりゃ“結婚を考えた女性ひとは、一人や二人はいたのだが、、、!”

でも、“結婚までには至らなかった。”

もうこの歳になると? 若い時みたいに女性ひと

見て、ドキドキしたりする事が年々減っている気がするんだ。

若い子を見ても、“ボクの歳だとこのくらいの子供が居てもおかしくない

んだろうな”って思うんだよね。

完全に、“女性として見ていないんだ!”

恋愛感情など生まれるはずもなく、ただただ見て可愛いとしか思えない。




・・・ただ、“このままずっと独りで居る事はどうなのだろうと真剣に

想う歳になってきて、せめて彼女ぐらいは作らなないとな”と思うように

なったんだよ。

だから最初は、“マッチングアプリ”から始め、それでもなかなか理想の女性

を見つけられず、だらだら時間だけが過ぎて行った中で。


ある日、ボクの前に救世主が現れた!

昔から仲が良い友達で、そいつがボクに合った女性を会わせてくれると言わ

れて、ボクは少し期待してしまう自分も居てさ。

そいつはボクの事を知り尽くしている男だから!

ひょっとしたら? “ボクよりもボクの事を知ってるかもしれない!”

そんな男に紹介される女性なら間違いないとボクは想ったんだ!

きっとステキな女性ひとなんだろうなと信じていたんだよ。




そして遂にボクはその女性ひとと会う日が来た!



『じゃあ、オレが紹介する女性ひとに会いに行くか?』

『・・・あぁ!』

『“相変わらず、緊張しいだな、昨日はよく眠れなかっただろう?”』

『あぁ、一睡もできなかった、でも? なんで分かったんだ?』

『“オレはお前の事ならなんでも分かってるからさ。”』

『じゃあ、今日は安心だな!』

『“大船に乗った気でいろ!”』

『あぁ、頼んだ!』

『あぁ!』





・・・こうやって、紹介された女性ひとに会うと?

ボクは少し拍子抜けしたんだよ。

何故なら? ボクはその女性と初めて会ったにも関わらず、

緊張もせず、ドキドキもしない!

ただ彼女は凄くおっとりしていて、物静かな女性ひとだった。

ボクのタイプって、こういう女性ひとなのかなとふと思う。

でもボクの親友は、間違いなくボクの事を誰よりも分かっている男だ!

彼女をボクに紹介してくれたとう事は、間違いなく彼女はボクにとって

特別な女性ひとに間違いない!

親友は、ボクと彼女に気を遣って二人きりにして一人家に帰って行った。

ボクは二人の時間を楽しむ為に、お洒落なカフェに店を変え、美味しい

スイーツを食べに二人で行き、その後は街をプラプラ二人で歩きながら

食べ歩きし、疲れたら何処かで休んでを繰り返していた。

そうする事で、彼女と話す時間も長くとれたし彼女の事がこの短い時間で

随分と分かってきて、楽しい時間を過ごせたと思う。



それにまた二人で、食事に行く約束も取れたし。

案外、上手くいったのかなと手ごたえもあった日だった。






 *





・・・その後も、たまに彼女と会って二人でデートを重ねる。

ただ、彼女と何度あってもボクはトキメカない!

それでもボクは彼女を好きなのかもと思いはじめるようになる。



『今度の日曜日、空いてる?』

『うん、空いてるけど?』

『“ドライブに行かない?”』

『ドライブ! いいね~最近、車に乗る事もないし。』

『そうなの、じゃあ! 二人で海でも見に行くか。』

『うん、嬉しい! 楽しみだな~』

『ボクも楽しみだよ。』

『じゃあ、日曜日ね。』

『うん!』






“決して彼女と一緒に居てトキメカない恋でも、ボクはキミが好きです。”

これがボクの本心なのかもしれないのです!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] なるほど…… こういうのもアリなんでしょうね……
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