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6の7

扉を開いた先には仮面をつけた彼と

手足を縛られて椅子に座っている女性がいた


「栞ちゃん!助けにきたよ!」


女性は俯いていて顔は見えない


「ふふっ、ここまでくるなんて…全ての謎を解いてここまでくるということはやっぱり探偵さんは頭が良いみたいだね」


あー、一つも謎解いてません。

橘の強行突破できました。


「ここまできたんだ!早く彼女を返せ!」

「ふふっ、最後の謎解きだ」

「何!?」

「俺からのメッセージカードがあっただろう。それの謎を解いてもらおうじゃないか」


僕は橘にカードを渡した。


一枚目が

やばんなにんげ

んたちは、ちか

におちた、いや

ちかにおとした


二枚目が

かおりがちか

づく、ちかづ

くしのかおり

なみだするか


三枚目が

しのかおりがした

おちたひとびとに

りゆうなどないが

ちのにおいがした


「野蛮な人間達は、地下に落ちた、いや落とした」


たしかに落ちたね。


「香りが近づく、近づく死の香り 涙するか」


匂いがキツかったね。


「死の香りがした…落ちた人々に理由などないが血の匂いがした。リンちゃんこれ意味わかる?」


理由がないならそっとしてよ…


「ふふっ、やはりこのメッセージの謎は解くことができないかな?探偵さん?」


仮面の彼は勝ち誇ったような声で話しかけてきた。


「すいません。もう帰ってもいいですか?」

「ふふっ、ギブアップってことかな?」

「リンちゃん!諦めんのかよ!」


俺は絶対諦めない!と言った後、

またメッセージを読み返していた。


僕はタバコに火を灯し、煙を天井に吐き出す。

まだ付き合わなきゃいけないのかな?

もう疲れたんだけど…

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