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「それで、橘は調べてきたんだろ?」

「あー、はいはい調べたよー」


僕はタバコを吸いながら、橘の話を聞いた。

三島優子はここにきてから一回だけ有村大智と会っていたそうだ。だが、その時の有村大智の顔はほっとしたような顔で、橘いわく、俺たちに頼ったって話でもしてたんじゃない?と言っていた。それから有村大智とは会っていないそうだ。


「それなら有村由美さんも安心するかな」

「そうねー、それっきり三島さんとは会ってないからね。それからも調べたけど女性の影は一切なし!こりゃ白です!」

「それはよかった。それで、もう一個の方は?」

「あー…一応、調べたけどさ〜」


苦手な話だからか嫌そうな顔で話してくれた。

僕は三島優子が友人と行ったという心霊スポットを調べてもらっていた。どうやらその廃墟には女の霊が出ると噂されていて、自殺した女の霊が出るとか、一家心中に見せかけた殺人事件があったとか色々な話があるが、結局、全て噂でよくわからなかったと橘は言った。


「なんか調べれば調べるだけ、噂は出てくるよ」

「そっか…じゃあ、声については」

「声が聞こえたって話もあったけど…三島さんが言ってたのとは全然違ったかな」

「そっか…」


僕はコーヒーを一口飲み、煙を吐き出した。


「とりあえずは…柚葉さんと会ってもらおうかな…」

「そうね…インチキじゃなけりゃいいけど…」

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