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あけましておめでとうございます。

今年も幸せな素敵な一年になることを

お祈り申し上げます。

大切な皆さまのお時間を

この作品を読むためにお使いいただき、

ありがとうございます。

深く感謝いたします。

今年もどうかよろしくお願いいたします。

引き続き、お楽しみいただければ幸いです。

カラコロカラン


「やっほー!コーヒーちょうだい!」


相変わらず元気いっぱいに両手を広げて入ってきた。

僕は返事を返さずにコーヒーを淹れる。

あれ?違和感なくコーヒーを淹れている自分自身を不思議に思ってしまった。何で普通に淹れてんだろ?


「もう私さ〜鈴のコーヒーがないとダメな身体になっちゃった〜…責任…とってくれる?」

「柚葉さん…そういう冗談っていつ思いつくんですか?」

「え〜ホントのことなのに〜」


話しながらカウンターに座ると、

カウンターに顎をのせ、上目遣いで僕を見つめてきた。

ため息をついてから、タバコに火を灯す。


「そう言えば、この間は何かあれば手伝ってくれると言っていましたよね?」

「あれ〜?私を求めちゃう感じ〜?」

「そうですね。頼ってもいいですか?」

「…なんか、素直じゃん…」

「そうですか?」


話しながらコーヒーを二人分入れて、

楠木柚葉の前にコーヒーを置く。


「ありがと〜」

「それで、手伝ってくださいますか?」

「鈴の頼みなら聞いてもいいけど…どんな話?」


僕はコーヒーを一口飲み、煙を吐き出してから

三島優子について話した。


カラコロカラン


「調べてきたよ〜!って!またきたのか!」


帰ってきた橘にやっほーとひらひら手を振っている。

橘におかえりと声をかけてから、

楠木柚葉に話し続ける。


「それでどう思いますか?」

「え?え?リンちゃんごめん、何の話?」

「あぁ、今三島優子さんについて話してたんだよ」

「あー…そゆことね」

「柚葉さん…どう思いますか?」

「うーん、そうね〜…なんか鈴さ〜…その女のこと、そんなに気になんの?」

「…はぁ?どういうことですか?」

「あっ!それは俺も思った!何かこの間、話してるときさ!ちょっと口説いてる感なかった?」

「は?…橘、何言ってんの?」

「本人に直接、気になりましたって言ってたじゃん!」

「…はぁ…それを言ったのは事実だけど。その…なんて言えばいいのかな…僕自身よくわかってないんだよ…」

「よくわかんないけど〜気になるな〜って?」

「…そうですね。気になりますね」

「へー、そうなんだ〜」

「それで、手伝っていただけますか?」

「うん!いいよ〜…どんな女か気になるし〜」

「そうですか。ありがとうございます」


僕は軽く頭を下げ感謝を伝えた後、

新しいタバコに火を灯した。

楠木柚葉が最後に言った言葉は、

声が小さくて聞き取ることは出来なかったが、

手伝ってくれるというなら頼ろうと僕は思った。

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